かみえちごの2000年からの歩みが実に詳細に書かれています。
過疎化が加速する中で風の人間が地域づくりに関わることが当たり前になりつつあります。
その過程でどんな摩擦があるのか、地域資源とはなにか、それを活用するために必要なこととは?など、かみえちごが直面した課題の一つひとつが丁寧に検証されています。
2000年はちょうどNPOの活動が各地で産声をあげはじめたころ。
私が岩手県紫波町の循環型まちづくりにかかわりをもった年も2000年。
ゴルフ場建設反対がきっかけになっているのも、首長のリーダーシップが大きく後押ししていたことも同じ。
ファン倶楽部設立時期もNPO法人紫波みらい研究所が立ち上がった時期と重なります。
目を通しながら、どこも同じような悩みや困難、そして楽しさや喜びがあったんだなあとしみじみ。
第4章転機 2.かみえちごのあがきにある「かみえちごスタッフワークショップ」の結果としての「10年後に住みたい家」がすべてを物語っていると思いました。要するに「自分たちが住みたい家は桑取谷の縮図だった」とあります。
自分が思う暮らしをつくっていくこと。それを仲間と一緒につくっていくことが地域づくり。
描く未来を共有できることが原動力です。。
NPOは、年齢も、地域も、そして立場も越えて理念を同じくしてよりよい社会を創造していくための足場だと私は考えています。
だからこそ、地域づくりにおいて最後の章に述べられているように「国」ではなく、「クニ」をめざすという体制に挑んでいくといった明確なビジョンが必要。
地域はミクロコスモス。けれど内在する課題は多くの共通項があります。
地域づくりにこれから関わりたい人、関わっている人、Iターン、Uターンを考えている人、新規就農をめざしている人、要するにどこかに根をしっかり下ろしたいと考えている人にお薦めします。
ご希望の方は、かみえちご地域資源機構株式会社 025-545-0203へ。
それにしても昨日放送されたサンデープロジェクトの特集「長崎新幹線」の報道は面白かったですね。
登場人物がまるでマンガ。
自民党の政治家のみなさんの顔が手塚治のマンガに登場する「ランプ」にみえて仕方がなかったです。
反対派の首長たちはまさに「御茶ノ水博士」や「ひげオヤジ」
アトム世代としては、戦後から現代に至る日本の社会の大課題を凝縮したとってもわかりやすい報道でした。
地域活性化の対策として公共事業しか考えられない頭脳の硬直した人々に低炭素社会構築なんて絶対期待できないということがよっくわかりました。おそろしいことです。
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