まだ、見本以外の冊子が手元に届いていないので少々お待ちください。
「幸せな日々」と書いたら、こちらも早速、「幸せ一杯なんだあ・・・」というものも。
あのですね、私、最近、平凡が一番幸せだと思うんですよ。
よいお仲間とおいしいものがたまに食べられて、
床暖房の効いた(これ必須)暖かい部屋でゆっくりできて、
ささやかな仕事があって、
そしてなによりも家族が健康でいられる、
これに尽きると。
ものすごい勢いで過ぎていく時の波間でぱっと輝く瞬間があって、たとえば、家族からのほっとする電話とか、二坪農園のブロッコリーの中をのぞいたら、ちゃんと玉が育ちつつあるのを発見したときとか、おいしい日本酒をなんでも話せる友人と飲むひとときとか、お天気のよい日のみんなでのんびり過ごす朝市とか。そんなひとときはどんなにつなぎとめようと思っても、過ぎ去っていく。カレイなる日々はだからこそ、いっそう華麗に輝くわけで・・・。
そんな輝くひとときだった山形満腹旅行その3 真打登場!納豆汁と大師講のお料理です。
食卓一杯に並べられたお料理は大師講のお料理。12月3日に大師講様は貧乏なので小豆粥、私たちが行った13日は一生懸命大師講様が働かれたのでぼた餅が登場。ラッキー!
23日にはもっと頑張ったということでお餅が出るそうです。
大師講様など行事食について説明してくださったのは結城健太郎さん、お料理は「食べごと会」の松沢栄子さん(右)と高橋よし子さんがつくってくださいました。会場は栄子さんのお宅で一夜だけの「料亭ひら岡」でした。大工さんだったご主人がすべて手づくりされたという豪邸の一室です。
そして、ついに登場!納豆汁。
すりこ木で擂らないと粘りが出ないそうです。
まったりとした納豆の旨みと舌ざわりがたまりません!
具にはわらびや芋がらがふんだんに入っています。
忘れられない味になったので新庄駅で見つけたこんなものを早速購入。
(おいおい、すりこ木でやらないと本当の旨みは出ないといわれたばかりだろうに…都会人はこれだから、まったく)
ところで最近、私、肉が食べたいという欲求がわかなくなって、アルケで豚肉を食べて以来、口にしていません。
なぜだ、なぜなんだ…カレイなる日々は謎も多いのであります。
ラベル:食文化