2011年02月06日

一ツ橋大生を虜にするもの

マンションの大規模修繕が終わり、ようやく明るい毎日が取り戻せた。
空が見えるって、それだけでステキなことなのだ。

DSCF5358.jpg昨日、国立市主催の都市農業を考えるフォーラムに参加した。
いや、その熱気たるや…。
「農業」なんて姿を消しつつある都市の住宅地で、ですよ。
地元の一ツ橋大学の学生たちが、OBも含めて中心になって「くにたち時給」や「とれたの」という販売やDSCF5365.jpgカフェを運営している。OBは、3年間企業に勤めたけれど、辞めて地元に戻ってきて、今、農と食で起業中。これがなかなかすばらしくて、こんな商品を開発したりもしている。
これ、おいしいです。風土倶楽部で扱おうかとひそかに検討中。

一ツ橋大学だから、優秀だもんね、と済ませてしまいそうだけれど、同大学は経済や商業専門の大学で、農業や食なんてまったく分野としてないわけ。
そこの大学生たちが、こんなに農業とか食とかに萌え、萌えなわけはなんなんだ・・・

こんな分野でうろうろしはじめて十数年。10年ぐらい前には過疎地の現状をみて、10年後には日本はどうなっちゃうのだ?日本文化の源流ともいえる農山村で培われた文化が消えてしまうのでは?と危機感を抱いてローカル・ジャンクション21を立ち上げた。あれから8年。若い人の意識は確実に変化しているし、なによりもみんな楽しそうなのだ。

心配しなくても、ちゃんと変化は訪れるものなんだなあ。
もちろん消えていくものもあるけれど、それは今までの時の流れの中であったものだし。
若い人たちにとっては、子育てをどこでするかという大きな課題があり、将来に直結した深刻な課題でもある。政治にはまったく希望が持てないし。

10年ほど前に過疎より過密が問題、なんてよく言っていたけれど、けっこう空家が都会にも増えてきているし、高齢化は避けられないしね。過密もだんだんすかすかしてきている。
学年がひとクラスだけなんていう中学も、ふつうにあるようになっているでしょ。

昨年から、ご縁ができた国立は人口七万人。東京都では二番目に小さな市。この規模がなんだかとってもいい感じ。すごい勢いで人がつながっていくんだもん。
ミツバチのおかげで多摩地域をブンブン飛べるワタシなのだ。
ミツバチってすごいアイコンだわぁ。

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2010年11月17日

輸出で農業は救われるのか?

TPPが報道で取り上げられると、必ず日本の農産物は競争力があるから、輸出すれば大丈夫とか言っている。中には、中国企業と合弁で中国に野菜栽培の施設を立て、技術供与をして、現地で野菜をつくっていくという日本企業も現れている。
その技術供与を実際に指導するのは、今、日本で優良とされる農産物をつくっている農業者。

それって日本の農業のためになるの?

技術供与って聞こえはいいけれど、せっかく培った技術を教えてあげるってことでしょ。製造業をリタイアした人たちが、こぞって中国に招かれて、よかれと思ってやったことが中国の技術力をアップし、いまや競争相手になっている。

ということは、農産物だって中国国内で日本と同じような農産物ができていけば、わざわざ高い日本の農産物を買う必要がない。土地はたっぷりあるしね。
富裕層に売り込んむというのもよく聞く話だけれど、まあ、確かに中国やインドは人口の規模がひとけた違うから、その線がまったくないというわけではないだろうけれど、どうなんでしょうねぇ。

米だって、そういう層に売り込めばいいというけれど、アメリカですでに日本と同じぐらいの品質のこしひかりもできているとか。大規模だからコストは安くて済むだろうし、価格はやはり勝負できないのでは?微妙な味の差なんて、そんなに重視されないだろうし。そもそも中国料理に日本の米は合うのかな。

だから、ブランド化なのよ?
日本ブランド、ねぇ。。。農業国っていうイメージあるのかな。

一方、輸入を見ると、たとえば日本は大豆を350万トン輸入しているけど、中国はこれから年間3500万トン必要なんですって。日本の国力はこのところ衰え気味。高い大豆製品を消費者が支えられなくなったら、必然的に買い負ける。関税が撤廃されたって、輸入できなければ意味がない。
で、国力をアップするためには、TPPに加盟して工業製品をがんがん輸出するしかない?

と堂々めぐりをしちゃうのだ。
政府のみなさま、官僚のみなさま、エライよねぇ。こんなややこしいことを考えてくれるんだもん。

正直言って、私、わかりません!
とりあえず、私の目標は、米をつくってくれる人を確保し、野菜はできるだけ自分、あるいは友人がつくってくれる環境を整え、たまに肉を買える程度の収入を確保し、雨風をしのげる家屋を手に入れておくこと、かな。味噌や醤油、塩などの調味料は…おっと!塩!
昨夜、仕分けされていましたっけ。
いったいどのくらい備蓄すりゃあいいんだって。誰もわかってないんじゃないの?

塩、けっこう大切だと思いますよ。
戦国時代には塩を止めて、攻略したくらいだから。
外から入ってこなくなったら、周囲は海なんだから、塩田を作りまくる?
ところが、これが手間も費用もかかる。
工業用の塩までは賄えない。

あー、また、わからなくなってきた〜
海のそばに住んで、塩も自分で作っちゃう?
いや、私、山の方に住みたい。
海に比較的近い山の方に住む?

とアホな思考回路をカミングアウトしてみました。
もっと頭のいい人たち、よろしくお願いします。
ちゃんとあらゆる可能性をシミュレーションして戦略とやらを練ってください。
そのために税金をお支払いしておりますので。



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2010年08月05日

毒食らわば、皿まで、か

こんなに暑いのに、もう10月とか、12月の予定が入り始めている。秋風が吹いたら、すぐに今年がどんどん少なくなっていくのだろう。

遺伝子組換え作物といわれると情緒的に拒否反応が出ていたけれど、輸入大豆はすでに80%以上が組換えと言われている。豆腐には「遺伝子組換えではありません」と表示されているけれど、見えない部分ですでに大量に使われている。
いつまでも拒否反応でもないだろう・・・と考えていたところに、筑波研究学園都市で隔離栽培されている圃場の見学会があると聞き、参加してきた。

いきなりクラゲの発光遺伝子を組み込まれたカイコによる絹糸でつくった桂由美デザインのウェディングドレスを見せられた。
暗くしたら光るのかと思いきや、フィルターを通さないと光らない。

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仮に結婚式で着たとしたら、列席者にフィルターメガネをかけてもらわないと意味がない。笑える。もちろんウェディングドレスをつくるために遺伝子を組換えたわけではなく、医療などに応用していくそうだ。

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その繭をつくったのがこのカイコたち。
モスラみたいでしょ。

ミツバチも、いずれこんなになっちゃうのかな…と思わずミツバチオタク化している私は考える。。。
中村先生によると、「ミツバチは昆虫の中では恐ろしく種類が少ない(世界で9種)こと,繁殖戦略が特殊なことから,遺伝子を導入した系統を作出するのは難しい」ということで今のところは無事。よかった、よかった。

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肝心のイネの圃場は遠くから見られるだけだったけれど、大豆はほら、この通り非選択性除草剤を撒いた大地になにごともなかったように青々と育っている。

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無農薬テデトールで高齢者が熱中症でバタバタ倒れている現状からすると、これはすばらしいことではないか!と思える、ように見学会のコースはできていた。

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でもね、その除草剤に雑草が耐性をつけてしまえば、せっかく遺伝子を組換えてもまた、追っかけっこになるのでは?
うーん、結局、組換えた種を売るコングロマリット種屋がもうかるだけかもなー。

だからこそ、日本も負けずにそーゆー種をがんがんつくる。。。にしてはすでにかなり出遅れている。

世界食料危機に備えて…と解説してくれた研究者の方たちは言っていたけれど、そもそも世界食料危機は来るのか。来ないという人もいるし、明日、来るようにいう人もいるし、なにを信じたらいいのやら。

遺伝子組換えは人類がそういう技術を得てしまったのだから、やはりきちんと研究し、実用化する必要はあると思うけれど、倫理や管理といった人類が一番不得意とするところをどうクリアするか。
100年後になんだかわけのわからないムシや花があちこちに咲き始めて、これは遺伝子組換えのこぼれ種からできたミュータントで・・・なんて報道があちこちで始まって・・・そんなところがオチなのでは?
今だって、遺伝子を組換えなくても、在来種が駆逐され、外来種の魚や虫がどんどん増えて、生態系を変えていっているのだから。

でも、もうこの流れは止まらないことは確か。
それなら、先頭を、先端を走ってほしいなあ。
他国にいいようにされるよりはマシだもん。

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一般試験圃場の緑肥にされる予定のデントコーン。
人間には痛いような太陽の光に向かってすっくと立っている。
植物はなにをされても、太陽とともに生き抜いていくのだろうなあ。植物に人間は必要ないけれど、人間は植物がなければ生きていけない。酸素もできない。

どうなっちゃうんでしょうね、私たち。

結局、巨大な象の親指の爪を暗闇でなでて、「お!これは大きそうだぞ」と確認した程度のことしかわからなかった。
遺伝子組換えのトウモロコシをちょこっと試食させてもらったし、
以前より身近には感じられるようになったけど。
農水省のワナにはまったかも〜(笑)




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2010年03月18日

「農水省」というのはいったい誰のこと?

飛ぶように月日が過ぎていってコワイくらい。
相変わらずミツバチに関しては、なんだかんだと賑やかです。
一部では、まるでミツバチ狂騒曲みたい。
マイナーが好きな私だけれど、気がついたらミツバチは超メジャーになっていて、マイナーなのは私でしたたらーっ(汗)

生きるためには、ハチミツをどこからでも採ってくるという因果な習性を持つ昆虫だから、人間の都合のよいように解釈されやすいのね。
都合のよいように解釈するといえば、先進国の中で一番低いとされている自給率40%は、国民に「自給率を高めなければ!」と思わせるための農水省が都合のよいように試算した数字だそうで。

「日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの自給率」
浅川芳裕著 講談社+α新書


カロリーベースで自給率を割り出している国は、世界中で日本と韓国だけ。生産額ベースで計算してみたら、66%で、米国、フランス、日本の順で、第3位!一気に農業国なのだ。

では、なぜ、40%が喧伝されるのか。
自給率向上が指示される限り、農水省の予算確保が磐石になるから。
仕事がつくりやすいから。天下り先を確保しやすいから。

なるほど。そういうことも考えられますね。
大手広告代理店とがっぷり組んで派手に宣伝していますから。
マルシェジャポンも、なんで1つのマーケットづくりに1億円もかけるのか、とあきれたのでした。さすがに事業仕分けでばっさりやられてましたが。

ところがその民主党の政策の農家への戸別所得補償制度は、そうして煽った危機感を背景にばら撒きを行う最悪のものだと浅川氏はいう。
民主党と農水省のダブルの陰謀なのだ。
サラリーマンとの兼業の擬似農家が多く、なぜそこに補助金を回すかといえば、票田です。擬似農家が、本当にやる気のある農家の足をひっぱっているという浅川氏の主張は、十分納得できます。

ただ、私も自給率信仰をしていた一人なので頭と気持ちの整理が必要。
農水省と一塊に言ってしまうのもどうかと思うけれど。彼らだって、日本の国民なんだから、農業が衰退しては足元をすくわれるようなもの。じゃあ、誰がそう仕組んでいるのか?組織に入ってしまうと、思考回路が硬直、あるいは洗脳されてしまう?
マスメディアは、なぜ、その部分につっこんでいかないのか。

いずれにしろ、なにかを信じ込んでしまうというのはコワイことです。
ミツバチも、都会で飼える、ハチミツが採れる=都会は彼女たちにとって住みやすい、なんてすぐに結論づけてしまう。それにイマドキのメディアは一切疑問を感じないし。

何事も、何が真実かは、体を動かして収集した情報をもとに、自分の頭でじっくり考えなければなりませんねぇ。





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2010年01月29日

すべて農薬のせいにする?

先日、木村秋則氏と野口勲氏のダブル講演会に参加してきました。
ものすごーい人気で、すぐに完売してしまったそうです。
なので会場は満席。

でも、聞いていて違和感を感じました。
変な事件が起きるのも、子供が落ち着かないのも、癌になる人が多いのも、みーんな農薬のせい。日本は世界一農薬を使っている国だと棒グラフを見せての説明。(7,8年ほど前に聞いたときと論調は同じだけれど、あのころは棒グラフになってなかったっけ)

うーん、農薬のせいでいろいろ事件が起きているとは思えないし、日本の気候風土で収量をあげようと思ったら、必然的に農薬はある程度必要になるわけだし。

浜松のお茶園の取材に行っていました。ずっとウワサで静岡のお茶に使っている農薬の量は半端じゃないと聞いていたので、チャンス!と思って聞いてみたら、手をかけようとする人は農薬を使うけれど、放置型の人はほとんど使わない。あらま!まあ、取材地域の生産者の人たちは、県内一の規模で有機無農薬栽培をやっている人たちなので(ということは日本一?)、もともとそんな傾向なのかも。

先日のある研究会では、兵庫県豊岡のコウノトリの取り組みを例にあげて、農薬のせいでコウノトリが減ったとよく報道されているけれど、数字できちんと検証すると農薬を使い始めた昭和30年代にはすでに絶滅寸前だった。原因は人間による乱獲。当時は害鳥だった。笑っちゃいますね。もちろん生態系という観点から、復活への取り組みは正しい方向性だと思います。

10年以上前に「有機野菜って何?」をテーマに雑誌を丸ごと一冊作ったときに、青梗菜で硝酸体窒素の実験や、ニンジンを数日放置した場合の有機栽培と慣行栽培の違いなど、いろいろ比較をしてみました。
あのころと、木村さんの事例がほとんど同じ。
有機はそういうところで語るしかないのかなあ。

有機栽培なら、無農薬栽培なら、おいしい、安全という思い込みでいいの?

だからといって、農薬をたくさん使いましょうなんてことは思わないけれど、冷静な視点を常にもっていたいと思います。

とっても気になったのは、お隣に座っていた女性が胸の真ん中で手を握り合わせて、うっとりとお聞きになっていたこと。木村さんの業績は認めますけれど、ね。彼ほどの実績があれば、観察して気がついた驚異の生態系の中で小さな虫たちが果たしている大きな役割とか、土中こそ作物の出来を左右するポイントだといった具体の話に比重を移して、もっともっと語ってほしいです。各地で指導されているようなので、その変化の過程や、ちゃんと失敗例も。

このところ、ミツバチのことをいろいろ知る機会が増えたら、いかに勝手に思い込んでいること、知ったつもりになっていることが多いかに気づく。
それとわかりやすい敵をつくって説明されると、つい、おお!と思ってしまうこと。敵は本能寺、すなわち私たち人間の内部に巣くう「欲」
だということを忘れないようにしなくっちゃ、です。

2008年に刊行された武田邦彦著「間違いだらけのエコ生活」がなかなか面白いです。武田氏の持論には賛否両論あるかと思いますが、最後の章の「では、私たちはこれから自然とどう付き合っていけばよいのでしょうか?」の答えが「ほかの生物の生存権と所有権を認めること」というのが実に明快でした。まさにみつばち百花!なのでした。

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人がつくる風景、すごすぎ・・・。
逆立ちして撮影したわけではありません。そんなことできないし。
単にカメラを少し下に向けただけ。


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2009年09月18日

罪つくりなことで…

友人が「私、健康のために油には気を使っているの?」と胸を張っていうので

「あら、何を使っているの?」と聞いたら、

「エコナ!」とのこと。

罪つくりなことです。
私は一度も使ったことがないです。
化学薬品会社の食用油なんて気持ち悪くて。

精製植物油から発ガン性物質の疑いが強いグリシドール脂肪酸エステルが検出され、花王はエコナおよびエコナを使用した製品すべてを自主回収することに。「精製」というのがポイントですね。字面はキレイにするような印象だけれど、本当のところはどんな原材料をどんなふうに化学処理しているのでしょうねぇ。

ニュースも、ワイドショーも、まったく無視を決め込んでいます。
花王を追求するのではなく、情報として社会に浸透させることが重要だと思うけれど。のりピーの話題は誰が見たいのかなあ。もううんざり。

一昨日の夜はあこがれの「麺や 七彩」でフルコースをいただきました。ラーメン屋さんでフルコースです。イケメンの料理人さんたちが6名もかしづいてくださって、次々においしいものが美酒とともに出てきて、めくるめくひとときを過ごしました。

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食べる気満々で行ったのでデジカメを持っていくのを忘れてしまい、携帯で撮るはめに。
クリームチーズにこのわたが乗せてあったり、ふぐの卵巣、活きたこのマリネ、卵をたくさん抱いたエビとか、くらくらするものばかり。

中でも朝じめの東京しゃも、名古屋コーチン、比内鶏の刺身と炙りの両方での食べ比べは楽しかったです。

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そしてメーンイベントは、この3種の鶏のガラから取ったスープに桜エビ(富山の白エビでした)の素揚げと白髪ネギを乗せたラーメン。

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脳天に響く味わいでした。
画像を見ているだけで、味覚のえくすたし〜!はあ。

無化学調味料(無化調)ラーメンの震源地「七彩」には、料理と食べることが大好きな料理人がいる。半端なことはしたくない。旨いものをどこまでも追い求める。

この後は定番の醤油と塩のラーメンをいただきました。

ああ、こんなラーメンを知ってしまったら、これからラーメンを食べたくなったら、どーしたらいいの!!!
これも罪つくりな話ですのじゃ!!!!!
でも、こういう罪がいっぱい増えたら、変な油と付き合う気にならないと思うけど。

めるくめくグルメな夜は、青木絵麻さんのおかげです。
エマさんの食べっぷり、飲みっぷりはすごい。
すべて仕事に反映させているところもすごいです。
黄金さんま缶もおいしくアレンジしてくれました。
詳細は風土倶楽部のブログへどうぞ。

posted by 風土倶楽部 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 食と農の未来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

気になるメディアの取り上げ方

2日間筋肉痛に悩まされていました。
電車で1時間ぐらいの距離なら、もっと通うのだけれど。。。
ここで汗を流したら、数ヶ月後においしいものが得られる、という単純な欲がないと汗が流せない!というゲンキンなワタシです。

aera.jpg片品村の桐山さんがアエラについに登場。ってことで記事を見ましましたが…。

なんじゃこれ?でしたね。
「元コギャル」が4回(だっけ?)も出てきて、そこを強調してどーする!でもオジサン雑誌(アエラの位置づけがよくわからない)だと、そこんとこから始めるしか仕方がないのかしらん。

彼女たちが自然農に挑戦していることは一言も出てこない。
そこに触れない限り、農とどう向き合っているのか、暮らしをどう組み立てているのかがわかんないはずなんだけれど。

ジャーナリスティックな勘で、農や食がキーワードだなというところまではたどり着くけれど、この国の農も食もそんなに単純に紐解けない状況に陥っているから、結局、表層(元コギャル、ね)をなでることしかできないのかも。

農とは、人が食べるための基本的な営みなのに、誰もシンプルに語れなくなったところが一番重要な問題。
桐山さんたちは、それをシンプルに実践している。そこに人が、特に若い人たちが惹かれるのだと思う。
まったくワクワク感のない記事でした。取材対象はワクワクの塊みたいなものなのに。もったいないことこのうえなし!

2009_0618abura0001.jpg彼女たちが大ファンになってくれた菜種油「まごどさ」(風土倶楽部で販売中)が、「ふでばこ」という雑誌のあぶら特集で巻頭を飾っています。
難しい「あぶら」を特集してしまうという果敢な挑戦をまずは賞賛したいです。

巻頭に老舗の製油メーカーではなく、新参の地あぶら工房を持ってきたことに最初驚いたけれど、文章を読んでみたら、人と油の位置づけを明確にしたかったことが伺えます。

自分たちで使う油を自分たちの栽培した菜種でつくろう、というシンプルなことを、自分たちのお金と工夫ではじめた地あぶら工房の人たち。
私も、実はおいしさに加えて、そのストーリーが好きでまごどさを扱っています。
当たり前のことを当たり前にやり始めた人たちのことに焦点を当て、大きく取り上げた「ふでばこ」にとても共感を覚えました。

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二つの記事は、メディアの伝え方次第で取材対象が生きるかどうか、の好例のように思えました。


posted by 風土倶楽部 at 10:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 食と農の未来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

自然農と有機農業

足はプルプル、腰からオシリにかけては筋肉痛。
生まれたての小鹿のバンビ状態になって片品から戻ってきました。

2009_0617katashina0013.jpg

今回は、この畑の整備。実は風土倶楽部の重要アイテムの栽培に今期はちょっと本格的にトライすることに。
種を購入し、蒔く、という単純作業がこーんなに大変だなんて!!!
袋一杯の種は蒔いても蒔いてもなくならない!まるで袋から種が湧いてくるみたいに思えましたね。

彼女たちが実践しているのは自然農。
有機農業とは似て非なるもの。
自然農はそこにあるものだけを活用する。

雑草を刈るだけで、そこに種や苗を植えていくから、すぐにどこに植えたかわからなくなる。
今朝も、一人で畑を開墾しつつ、種蒔きしていたら、真っ直ぐに蒔いているつもりが、ものすごく蛇行していて、もう、なにがなにやらわからなくなってしまった。(昨日は、人手があったから、ちゃんと線を紐でつくって蒔きました)
種が育ったら、また、「アバウトすぎる」とか「雑だとか」言われるだろうなあ。

その後、芽が出ていた苗を定植したけれど、これまた、どこに苗があるのやらすぐわからなくなって、せっかく植えたのに思わず踏みつけそうになる。

一方で、自然にゆだねる農業だから、省力化もできる。
肥料代はかからないし、堆肥を作る必要もない。
もちろん農薬も必要ない。
そんなことで作物ができるの?と疑いたくなるが、このラディッシュと水菜のりっぱなこと。そして、根に注目。

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実際、耕作放棄地を開墾していると雑草たちの根の深さや、掘り返した土の柔らかさに驚く。確かに開墾や種まき、定植のときには人手が必要だけれど、その後はぐっと我慢ができれば、かなり楽ができる。有機農業で堆肥を入れた大地より、耕作放棄で自然に任せた場所の方が、早く自然農に適するというのだから、もっと注目されてもいいと思います。

不思議なことに自然農4年目の畑で取れたサラダ菜たちは、まったく虫に食われていない!
三鷹の二坪畑を観察していても、元気な作物にはほとんど虫がつかない。季節外れになってきたり、生育が悪かったりすると、虫がたかっていることが多い。

昨日、今日ぐらい毎日労働すれば、エクササイズにお金をかける必要もないし…。
自然農は未来の持続可能な理想的な農業、なのかも。

で、種は何の種かって?
今後を占うちょっと期待の作物です。
まだ、内緒。



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2009年02月02日

安心安全なお肉イノシシ

今回の出張はかなり後を引いています。
「男のマーケティング」に押し切られてしまった。
ワクワク感を伝えきれずに終わってしまったのが残念。
どこかで日和ってしまう自分が悔しいし。ああ、自己嫌悪…。

りんごちゃんのお客様から今日は2件も
「美味しくて体に良いオヤツを作ってくださり、ありがとうございます!」
「噛むほどにりんごのやさしい味がしてとってもおいしかったです!」
といったコメントをわざわざいただきました。何よりの励ましです。
人に喜んでもらえることが一番楽しいワクワクすることですねぇ。

shishiniku.jpg

美都町の夜の宴会ではイノシシのスペアリブ、煮込み、焼肉、内臓の煮込みをいただきました。
とってもうまく料理されていて、かなり驚きました。
どれも味付けが絶妙で、臭みもありません。
焼肉は、焼いているところを見せてもらったけれど、ただ、単に塩をつけて焼いているだけ。
いい牛肉を焼いているときみたいな匂いがしていました。

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地元の方によると、血抜きがポイントということで、川でしっかり血抜きをするそうです。
なるほど…まさに山の幸ですね。
近頃は山だけでなく、うちの実家のある阪神間の住宅街をうろうろしていたりするけど。

野生のイノシシほど安心安全なお肉はないわけで、もっとみんなで食べましょうよ。
旬は脂ののった今ごろだそうです。
フランス料理店のジビエでもっと取り上げたらいかがなもんでしょう。
早速、ネットで検索してみると、やはりフランス料理のリエットにしたり、塩コショウでグリルやローストというのが出てきます。

地産地消というとどうしても郷土料理的なものが中心になるけれど、アルケッチャーノのような食べ方もどんどん研究されるといいですね。奥田シェフのいのしし料理をぜひ賞味してみたいですもん。今度、アルケもついに有楽町に出店するけれど、東京の有名店を過疎地に誘致するという逆出店があるといいのになあ。勝手だけれど、そういうハードに補助金を付けるというのなら賛成しちゃいますね(笑)

プロの料理と地元料理が両輪で食を牽引できれば、食べる側、食材をつくる現場もともにより幸せになるのでは?

posted by 風土倶楽部 at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 食と農の未来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

人が一番の資源 その2 鰹節で知る産地じゃなくて人

先日、鰹節問屋のタイコウの社長、稲葉泰三さんによる「鰹節出汁取り教室」に参加しました。

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一本釣りのカツオを鰹節にしてカビをつけたものをその場で削ったもの、自然食品店でよく見かけるメーカーのもの、そしてスーパーでよくあるものなど 5種類のかつお出汁をとって味比べをしました。

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違いがはっきりと出ました。
恐るべし!一本釣り。本物のかつおの底力を感じさせてくれます。
からだに染み渡る滋味深い味わい。
これぞ味覚のエクスタシー!

スーパーとかでよく見かける一袋ずつ削りかつおが入った袋。
まあ、これで出汁をとる人なんていないと思うけれど(いる!?)、これで取った出汁のマズイことといったら、水を入れ替えていない金魚の水槽みたいな匂いがして、生くさいような、変な味。

次に自然食品店とかでよくみかける○○。
旨みは薄く、なぜか塩味がする。これにはかつおの水揚げのときに理由が・・・。

とても丁寧に本物とは何かを教えてくださった稲葉さん。
なぜ、一本釣りがよいのか。
なぜ、巻き網漁ですぐに冷凍したものはまずいのか。
出汁の濁りの原因とは?
そして、そして、私が長年疑問に思っていたよくいろいろな食品に添加されている「エキス」とは何かの謎がついに解けました。

稲葉さんいわく、「産地じゃない、結局、人だ!」
タイコウさんで扱っているのは枕崎地方「薩摩型鰹節」の伝統を引き継ぐ一本釣の本枯節。
今、一本釣りの本物のかつお節はたった2%しかないそうです。
地域のものづくりは誰をみて、やっているのか。
でも、一番責任があるのは消費者。
身を守る武器である「知恵」を持っていないから、何を選んだらよいのかがわからない。
結局、健康と引き換えにしたり、本当においしものに出会えなかったり、安いと思っていたものが高かったりする。
鰹節は一本が4000円ぐらいするけれど、かつおパックだと30g必要なものが、削りたてだと10gでよいそうです。
まがい物を基準にした値段で高い、安いと決め付けるのではなく、本物の価値に納得することが必要ですね。
ただ、その「本物」を知らなければ、どうにもならない。産地も、消費者も、浮かばれないということです。

究極の蕎麦つゆのとり方も教えていただいたので早速、“かえし”をつくって(最低1ヵ月半は寝かせることが必要)、おいしい年越し蕎麦をめざすつもりです。

以前からお会いしたいと思っていた稲葉さんとの出会いは、昨日の若杉さんのように食のご縁がご縁を結んで、結局、つながっていたみたいないつものパターンでした。これについては次回に続く…。
posted by 風土倶楽部 at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 食と農の未来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月20日

土と平和とお米のなみだ

「お米のなみだ」見ましたか?
コンパクトにわかりやすい番組になっていました。
結城師匠から何度も聞いた話や実際に鳴子のイベントに参加した体験などが見事にドラマにされていて、なるほどと感心しました。

風土倶楽部のブログの検索ワードで「お米のなみだ」にアクセスが集中。昨年の「ライスショック」のときよりも多いから、やはりドラマってインパクトがあるんですね。

地域がこんなふうにまとまるというのは本当に大変なこと。
師匠から、ここまでくるのにかなり時間がかかっているとお聞きしたことがあります。

NHKスペシャル「世界同時食糧危機2」も放送。
またしても日本はかなり出遅れているようす。金融危機でファンドマネーが去った後も、一時大豆の値は下がったけれど、もう元の高値に戻りつつある。大手味噌店が大豆の確保に必死になっていたり、世界一肥沃な大地といわれるウクライナの土地の争奪戦が各国の間で行われていたり、食糧のグローバル化はコワイです。

その一方で、不動産会社の倒産が続き、大手量販店は店舗を次々と閉鎖。行過ぎた消費社会がすごい勢いで縮小しつつあって、今は小さい方がいいみたい。

日比谷公園では、第2回「土と平和の祭典」が開催。

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東京朝市・アースデイマーケット(EM)も出店していることもあり、訪問してきました。さすが日比谷公園!すごい人出でした。

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昨年の芝公園では風土倶楽部も出店したけれど、野菜やケータリングが人気で加工品はあまり売れなかったことと、主力商品の「りんご」がただ今、完売中で今回は出店はなし。

当然のことながら、会場は知り合いだらけ。
毎月の朝市では、なかなかお買い物をする時間がないので、今日はのんびりあちこちをのぞいてまわりました。どこのお店も活気がありました。

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EMのこの紙漉きのお店「野州麻紙工房」がとても魅力的で、小さなタペストリーを購入。

みっちゃんは半農半Xのイベントのパネラーとして出演していたこともあり、カタカタとして出店。いまだかつてない売り上げを記録したとのこと。次回の11月4日からの横浜でのKatakata展に風土倶楽部もちょこっと参加することになりそうです。

11月22日の東京朝市には、新商品や工房たかねのスプーンなどの雑貨がまた登場、水俣の桜野園の松本和也さんも来て、久しぶりの風土倶楽部単独出店の予定です。「まごどさ」にも力を入れます!

最近は過疎地体質になってしまい、人ごみはどうも苦手。帰りに丸の内でお茶しようとしたら、どこも満員。ふだんビル街でみなさん働いているのに、また、ビル街で土日を過ごしたいのかなあ。



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2008年10月18日

バオバブの木とフランス料理

今年もはちみつヌーボーパーティの時期が近づいてきた。
すでに4度目!
我ながらよく続いていると思う。
支えてくださるみなさまのおかげです。

目下、会場と日程調整が難航中。
さすがに1年ほとんど何もしていないと材料はいろいろ集まってくるもので・・・。

顧問の中村教授から、ケニアみやげの写真が到着。
なんとバオバブの木の上に丸太の巣箱が設置されている。

es-ee-080907_Mwingi2Kitui_119_s.jpg

木の上の巣箱というのは何か理由があるのかしら。
チーターは確か木に登るはずだけど、と思っていたら・・・

今月のTHE BIG ISSUEの滝田明日香さんの連載「ノーンギシュの日々 ケニア・マサイマラから」に獣害についての記載が・・・・・・ここは、ヒョウ、ライオン、チーターかあ。肉食獣です。おー、こわっ!シカとかイノシシはまだいい方なのかもという気になる。

ケニアみやげのはちみつがいろいろあるとのこと。
パーティの材料がまた一つ。

会場探しを兼ねて銀座のフランス料理「ロドラント」でお食事。
シェフにお願いして私たちだけのためにリクエストだらけのスペシャル・ランチをいただいてきました。

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昼間っから日本酒でフレンチ!
風土倶楽部イチオシのまごどさも使ってもらったりして。
詳細は風土倶楽部のブログにアップしましたのでご興味のある方はそちらへ。

プロの料理にどっぷり浸るひとときも、たまにはいいものです。
毎日はできるだけ粗食にしましょ。あんまりエネルギーを使うこともないし。

NHKスペシャルが「世界同時食糧危機」を放送。
今回の危機で、各国が素早く輸出規制をしたことに留意しておかなければならないと最後に結んでいた。
昨年の今頃、放送された「ライスショック」などで、「日本はお友達の国をたくさんつくって、輸入すればいいのだ」といっていた本間教授に何か言ってもらいたいもんです。
タグ: はちみつ
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2008年09月09日

「テレビに子守をさせない子育てを」の放送案内

西日本新聞社の「食卓の向こう側」担当の佐藤弘さんからのお知らせです。
助産師の内田美智子さんがフジテレビの「週刊フジテレビ批評」に出演しますとのこと。

内田さんは、「私は思春期の子どもたちに10年間かかわり、「食」に行き着きました。食卓の豊かさがいかに子どもたちをはぐくんでいることか」という思いで、「生きることは食べること」と「食」の大事さを熱く伝える活動をされています。詳細はこちらをご覧ください。

テーマは「テレビに子守をさせない子育てを」
放送日は、9月13日(土)の朝5時30分〜6時。

残念ながら、関東エリアのみの放映です。
朝が早いけれど、録画という手もあります(笑)
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2008年05月30日

機能性食品は「気のせい」食品

週刊文春で福岡伸一氏の連載「福岡ハカセのパラレルターン パラドクス」が始まった。
第2回目は「コラーゲンの正体」

コラーゲンを補給するといういわば“コラーゲン食品”がたくさん売られている。
が、福岡氏は「ほかの動物から採取したコラーゲン食品を食べた場合、・・・(それが)コラーゲンの不足を補うということは決してない」と断言している。

なぜなら、「外来のたんぱく質が勝手に体の中を行き来すれば重大なアレルギー反応や拒絶反応が起きる」からだ。
食べたたんぱく質はまずアミノ酸に分解される。コラーゲンも分解され、グリシンやプロリンというアミノ酸に分解されるが、それらは体の中で自然につくられる非・必須アミノ酸。ということは、体は必要とあらば、自分でこれらのアミノ酸をかき集めてコラーゲンをつくるというわけ。だから、まともに食事をとっていれば、材料は不足しようがないというのだ。

要するにコラーゲンを補充しても、結局、アミノ酸に分解される。消化・吸収しやすくした「コラーゲンペプチド」にしても同じこと。分解されて、からだのどんなパーツに役立つかはわからない。だから、コラーゲンたっぷりとされるフカヒレを大枚はたいて必死になって食べても、翌朝、お肌がプリプリしたような気がしたとしたら、それは気のせいなのだ。

そこで福岡ハカセは、『機能性食品と呼ばれるほとんどのは「気のせい食品」であると私は思う』とのこと。

この世は、お手軽にできることなんて、かぎられているのだ。
でも、世の中には機能性食品があふれている。

昨日、「私、最近、油にとてもこだわっているの!」という人がいた。
「へぇ、何を使っているの?」と聞いたら、
「エ○○。カロリーカットなんだって」

からだに脂肪がつきにくいとかいうやつですね・・・

油はちゃんとカロリーがあるものを使った方がいいと思いますよぉ。
脂肪と引き換えにするものが必ずあるはずだから。
福岡ハカセ、このあたりも一刀両断してくれないかな。
大丈夫。文春は食品関係の広告主はビールぐらいだから。

因みに風土倶楽部では、岩手県一ノ関市大東町の地あぶら工房による風味豊かな薪焙煎、手搾り、手ろ過の菜種油「まごどさ」を販売しております。好評です。

機能性食品をせっせと購入したり、飲んだりする熱心さがある人ほど、ちゃんと食事を取らないという法則は成り立つのか?
ズボラな私は、コエンザイムQ10も、入手したものの3日と続かなかった。
でも、食事は一応できるだけ料理して食べている。
ということはズボラではない?

福岡ハカセによると、偽薬を飲んでも、信じて飲むとなんらかの薬効が現れることをプラセボ効果というそうな。
信じるものは救われる。
でも、機能性食品だらけの食生活だと、やはり救われないと思うなあ。
タグ:食の未来
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2008年04月17日

本来農業への道シンポジウム終了 マネーリッチからランドリッチ&ライフリッチへ

いやー、こんなテーマにこーんなに関心が高いとは思いませんでした〜!
4月16日午後、「本来農業への道シンポジウム」が開催されました。当ブログのご紹介記事はこちら

e-2008_0416honrai0153.jpg当日も問い合わせが多く、満席のためお断りしたそうです。
国連大学国際会議場に参集した400名の出席者の顔ぶれは企業関係者が中心のためか背広の方々多し。
そう、男性が8割強です。

どうしてこの分野は女性があまりいないのかしら?
このプロジェクトの委員も22名中、女性は私と澤登早苗先生(私の母校の先生なのだ。面白いご縁です)の2名だけなのでした。

今回、とっても面白かったのは全員参加の討議でした。

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当委員会が出した農業への10の提言に加えて、本来農業への道すじをつけるどんなアイデアがあるかを参加者全員に付箋に書いてもらい、壇上でカテゴリーのボードに貼ってもらう。それを事務局が再度カテゴリー分けして、付箋をカメラで写し、スクリーンでみんなで見ていく。
特にユニークなアイデアは書いた人にその場で説明をしてもらう。
会場が一体となって、本当の意味でのフォーラムになるというわけ。

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当委員会の事務局を担ったイースクエアの代表であるピーダーゼン氏がレスリー・ブラウン氏と以前、この方法でやって面白かったので今回、採用したとか。委員会の回を重ねるごとにピーダーゼン氏への不思議度は増すばかり。
会場を見回す彼を見ていて、今、何語で考えているのかなあとつい思ってしまう。

最後にこの委員会のスポンサーであるイシグロ農材株式会社取締役社長の石黒功氏の挨拶の中にあったよい言葉。
それは「マネーリッチよりランドリッチ」

英語は苦手なのに、こういうときの英語というのはとてもわかりやすいのはなぜ???
終了後のパーティでも話題になったこの言葉。
「マネーリッチからランドリッチ&ライフリッチへ」
そんな本を出したいねーと委員同士で言いながらも、
やはり適切な日本語が欲しいとも。

「本来農業」もまあ、わかるけれど、もうちょっととっつきやすい方がいいなあ。
と、直感&現実派のオンナである私はつい思ってしまう。
男性委員のみなさんはロマンチストなんですよねぇ。。。
論理的な定義と理想主義の狭間で、「新鮮でおいしいものを食べて、健康を維持しつつ、豊かな自然の中で不安のない老後を送るにはどーしたものか」などと密かに考えている私なんぞ不埒極まりない、ようです。

でも、こんなとき、ふと思い出すのが吉本語録その10(と勝手にナンバリングしているだけ)「人は欲で動く」
豊かになりたいとここまで欲で突っ走ってきたわけだから、やはり欲で後戻りするしかない!?

次回は7月ごろに日本一の農業生産高を誇る愛知県田原市からの発信となる可能性が浮上。
当委員会のロマンをどう現実化するかですね。

タグ:農業
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2008年04月06日

「面白い」から「危機感」への10年

築地の青果商の方が開いている「やさい教室」に参加してみました。本物の食べ物のあり方から、野菜の選び方、使い方、料理の仕方まで網羅した講義でありました。

e-e-2008_0405kata0021.jpgほんの2時間ほどの講義だから、言いたいこと、伝えておきたいことが山ほどあって、でも、時間がない!そんな切羽詰ったUさんの講義に熱心に耳を傾ける参加者。
20代が7割かな。

真剣な目つきなのだ。

この熱心さは何なのか?

10年ほど前に私が生産者の話を目を輝かせて聞いていたころと何かが違う。
Uさんの思いと同じぐらい聞き手もまた切羽詰っている感じがする。

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タグ:食育 農業
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2008年03月19日

('・ω・`) と うめ〜!

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豚さんと梅のありそうでなかなかないショットです。

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しっぽのカールの具合がキュートです。

これがウワサの「走る豚」さんたち。
九州産直クラブさんからの春便りのおすそ分けでした〜!
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2008年03月14日

いのちの食べかたその後 Happyチキンやーい!

昨日の今日で何を食べたらいいのやら・・・。
友人に「観たよー」とメールをしたら、「ある意味、とっても「グロい」映画でしょ?」とのこと。
うーん、グロいというのが屠殺の部分やその後を言うのなら、まあ、グロくないわけじゃないけれど、そこは誰かがしなければならないし、食べないわけにはいかないのだから仕方がないと思う。要するに生きているときにいのちあるものとして扱われていないことに一番胸が悪くなるのだ。
生きている間からモノとして扱われている。それに一番耐えられない。

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数年前、インドネシアの村を調査で訪れたとき、高床式の住居の下はもちろん、家の中も我が物顔にニワトリが歩き回っていた。

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タグ:食の未来
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2007年11月10日

ライスショックどころか、フードショック!

かねてよりウワサに聞いていた輸入食品の実態を横浜港の埠頭にて、この目で確かめてきました。

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野積みになっているポリ容器の中には、各種山菜がビニールの袋の水の中に漂っていました。
暑い真夏には、たぶんお湯になっていたはず…。
濃い塩水につけてあるには違いないけれど、鼻を近づけてみれば、強い塩素のような匂いがしました。

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壊れたポリ容器から見えているのは、なめこです。

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ヘタをカットされたナスが入った木箱。

5年たっても腐らない。
虫も、鳩も近寄らないそうです。
誰もが勝手に入れる場所なのに、勝手に持っていこうという不届きものさえいない。

飛行機で空輸なんていうのは特別高価な食品だけ。
たいていは船で運ばれてくる。
2〜3週間かかれば、その間、腐らないはずがない。
なのに腐らない。

どうしてここにこんなものが存在するのだろう。
これを利用する食品メーカーのつくり手たちは心が痛まないのだろうか。
中和して、添加物を入れて、味をつけて、それを食べている人を見て、
「あんなものを食べている」とほくそえんでいるのだろうか。
ミートホープの社長が日本全国にいるとは思いたくない。
こんな光景を見たら、今、騒いでいる賞味期限の意味がわからなくなります。
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2007年09月25日

食卓の向こう側 講演のご案内

食育という言葉がふつうに言われるようになってきましたね。
でも、食事バランスガイドのCMや、服部氏の顔ばかり浮かんできたりして…。
ところがどっこい、西日本新聞社は本気で取り組んでいます。

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タグ:食育
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2006年10月15日

くらしに役立つ食品表示ハンドブック

毎日の食が気になるみなさん
handbook.jpg必携のハンドブックです。
食品表示をより分かりやすく解説するガイドブック『食品表示ハンドブック(全国自治ネット版)』です。

群馬県が平成15年に作成し、高い評価を受けた「食品表示ハンドブック」をもとに、全国食品安全自治ネットワークの有志の21道府県が知恵を出し合い、最近改正された法律の内容や相談事例などを加えて、新たに作成されたものです。
生鮮食品、加工食品、弁当類・調味料、乳製品・飲料等に分けて、各食品の表示の読み方を丁寧に図説してくれています。
せっかく表示されていても、見方がわからなければ、ないのと同じ。
これを持ってスーパーマーケットに行けば、新しい視点で食品選びが可能になります。

基本的な情報が網羅されているので、たとえば、安倍司さん著の「食品の裏側」をあらためて読み返してみると、ああ、このことを言っているのね、など理解が進むことでしょう。
ぜひ、手元に1冊、家庭に1冊、置いておきましょう。320円。安い!

詳細およびお買い求めはこちらへ

訂正・追加情報のサポートセンターがあります。
群馬県庁、なかなかきめ細かいです。




タグ:食育
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2006年08月10日

危険な食卓 フードファディズム

週刊ダイヤモンド8月5日号の特集は「危険な食卓」
23ページに及ぶ大特集だった。

kikennashokutaku.jpgけっこう食の危うさを幅広く網羅している。
本来、食関係の雑誌がやらなければならない内容である。
スローフードやスローライフをテーマにした雑誌が、なかなか言及しない食の矛盾や誤解に満ちた現状が報告されている。
食の問題点をきちんと押さえてこそ、初めてスローだなんだと言えると私は思う。
週刊Dの広告主を見て、納得。IT系やファイナンシャル系ですもん。
そりゃ、言いたいことが言えるワ。

「あえて行間を読ませる健康飲料の広告手口」というコラムなんて、よくぞ言ってくれました!

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タグ:食育
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2006年06月02日

THE MEATRIX Uも衝撃的!モーフィアスの運命やいかに!!!

昨年、12月20日の記事でご紹介した米国のNPO sastainable table のサイトで公開されているミートリックスの「The MEATRIX UREVOLTING」がネットで公開されています。今回も米国の工業的畜産の世界を鋭く、スリリングに描いています。
The-Meatrixs.jpg

まだ、Tのように日本語訳がアップされていませんが、映像だけで充分理解できます。オリジナルの映画のマトリックスを見ている方なら、さらにバッチリです。音楽もマトリックスのものが流用されていて、どのように了解を得たのかはわかりませんが、このあたりの柔軟さはさすが米国です。

なお、Tはなんと字幕付きもアップされています。やるなあ。
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2006年05月16日

ニッポン食育フェアから食育推進全国大会へ

3月31日に発表された「食育推進基本計画」により、毎年6月が「食育月間」と定められました。
その中核的イベントとして、本年より内閣府主催の「食育推進全国大会(仮称)」が開催されます。これに伴い、3回続けて参加してきたニッポン食育フェアですが、下記の通り、「食育推進全国大会」と名称を変え、よりバージョンアップされることになりました。今後は、毎年6月に各主要都市で順次開催されます。

早速、18年度は、内閣府、大阪府共催で「第1回食育推進全国大会(仮称)」が6月24日(土)、アジア太平洋トレードセンターにて開催されます。
詳しくは、内閣府の「食育推進担当HP」をご覧下さい。

LJ21は、第3回ニッポン食育フェアのときと同様、「大人のための食育ワークショップ」の企画・運営と風土倶楽部ブースの出店を行います。
ワークショップの内容など詳細は近日中にお知らせします。
お近くの方は、ぜひ、お立ち寄りください!
タグ:食育
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