2017年05月21日

東京宝塚劇場星組新公「スカーレット・ピンパーネル」

星組新公は「桜華に舞え」以来の2回目。
天華えまちゃんにご縁があるのかしら。

いつもながら、宝塚と東京の2回きりの公演で披露される新人たちの公演は、よくやるなあという思いと、大丈夫か?の心配が交差するスリリングな舞台だ。

今回も、やっぱりスリリングだった。
オープニングはギロチンの部分が端折られていて、いきなりえまちゃんの「ひとかけらの勇気」から。
声が固くて、大丈夫かな?とばあやはいきなり心配の塊になった。

が、舞台が温まるにつれて、声も出てきて一安心。
最大の関心事は、遥斗くんのショーブランよね。
なんといってもちえさまの出世作であり、演技開眼のお役なんだから。

遥斗くん、低音はいいんだけど・・・高温になると不安が渦巻いてしまった。
でも、ときどきことちゃん?というぐらい「ことショーブラン」に肉薄はしている部分もあった。
難しいお役をお疲れさまでした。

えまパーシーは、す〜っと流れていくような役づくりで、フックがなかったなあ。
アドリブで「できる、できる、君ならできる」の修造さんを入れてきたのにはちょっとびっくりしたけど。
面白かった。
でも、パーシーとしては・・・無難すぎるなあ。

とうこさん、ちえさま、あすかさんという伝説の舞台をなぞることは、新人ちゃんたちにとっては最高のお勉強の場。星組のこれからを築いていってね。

が、しかし、心躍る下級生を見つけられなくて、ちょっと心配な心配性のばあやでした。

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東京宝塚劇場1階の最後列センター席。
初めて座ったけれど、ここが一番高い位置になり、見やすいのにびっくり。
このラインによく関係者が座っているのを見かけるけれど、なるほど〜。舞台全体をよく見渡せる席なのだ。
今回の一番の発見!でした。

ところで10年前に書いた地域映画「白い船」の感想のところにやたらとアクセスがあるのはなぜ?
どこかでこの映画が話題になっているのかしら。
誤字脱字が多くてやんなっちゃうんだけど・・・(笑
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2017年05月13日

劇団四季 自由劇場「ブラックコメディ」

12年、いや、13年ぶり?の劇団四季。
「オペラ座の怪人」を観て以来のこと。

高校時代の英語劇クラブでやった演目「ブラック・コメディ」
裏方だったんだけれど、急に懐かしくなって、観劇することに。
はるか昔のお話・・・まるでタイムトラベル。
長く生きているなあ。

浜松町の自由劇場はお初。
こじんまりしたよい小屋だ。

ピーター・シェーファーの「ブラック・コメディ」
明るい舞台で停電のシチュエーションで演じるというのがミソという芝居。
だということは覚えていたけれど、どんなストーリーだったのかすっかり忘れていた。

登場人物は、みんな、自分中心主義の人ばかり。
コミュニケーションが取れているようでまったく取れていない。
暗闇であろうが、明るい電灯の下であろうが。
そこで生まれる視覚的な笑いと、事実の行き違いの笑い。

人間なんて、こんなふうに見ているようでなにも見ていない。
だから、いろいろな齟齬が生まれ、行き違いが生まれ、思い違いで離れていく。
見ていて、あまり笑えなかったなあ。

何度も同じ失敗を繰り返しているから。

ん十年ぶりのブラコメ。かなり苦い笑いだった。

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2017年05月11日

俳優座劇場「それから」

俳優座劇場・・・何年ぶりだろう。
バーが懐かしい〜!

夏目漱石、実はあまりちゃんと読んでいない。
三四郎は挫折した。

でも、日本そのもののような気がするから、気になる。
「お気に召すまま」のシルヴィアスを演じていた平野良さん。
なんとなく気になっていた。
そして、ほたてちゃん(帆風成海)
退団後にちょこちょこ小劇場系で出演しているのを横目で見ていて、どんなお芝居をするのかなと気になっていた。

3つ気になることがあれば、そりゃあ、観ないとね。

夏目漱石の主人公は、揺れるね〜。
舞台も、その主人公に合わせて、ちょっと平衡感覚を怪しくして斜めっていた(笑
上手は日本家屋、下手は西洋風の鏡台、真ん中に畳の部屋。
漱石が生きた時代から100年ほどたっても、相変わらずこの微妙な均衡の中にいるのが日本人。

資本主義社会が定着しつつある中で、「高等遊民」である主人公代助は、どこに属したらよいのか選べない状況にいる。選べないというより、選ぶ気もないんだけどね。
友人の平岡は、銀行勤務で挫折して、新聞社へ。現代社会に否応なく取り込まれつつある。
学生時代に好きだった三千代を、代助は妙な義侠心でやはり彼女を好きだった平岡に譲った。3年たって、平岡夫妻の間に秋風が吹いているのを目の当たりにし、大きく揺れ出す代助の心と環境・・・

江戸時代のように様々な縛りが崩壊した明治時代。
自然の心の赴くままにふるまってもいいのかどうか、基準が定まらなかった中で、代助も、三千代も、自分の心に気づいてしまい…

というお話。現代的ですな。

シェイクスピアも真っ青な膨大なセリフ量。
平野くん、やるやん!終始緊張感を維持し、りっぱに主演を務めていた。
悩める明治時代人になっていた!

ほたては、色香の漂うステキな女優さんになっていた。着物姿が美しい〜。さすがだ。
このお芝居は、3人きりの舞台で、一人何役かするんだけど、いきなり代助パパの役で男役になったときに、おおっ!となった。違和感なかった。さすが〜!
ほたてちゃん、がんばっているなあ。
がんばれ、ほたてちゃん!と心の中で応援してきた。

平岡役の今立さんは、お笑い系の人らしいが、緩急自在に演じ分けていて、「芸人」というのはなんでもできるのだなあ…とちょっと感心した。

途中で日替わりゲストが出てきて、次回公演の宣伝をしたりといったコント風の場面が設定されていた。
これはこれで、まったりした明治の空気間を現代に戻してくれて、よい息抜きになった。
これも含めて、なかなか演出が鋭いなあ。

漱石の面白さをとてもよくかみ砕いて提示してくれた舞台だった。
観てよかった。

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2017年05月01日

吉祥寺音楽祭ジャズコンサート「MARU with クリヤマコト I CAN HANDLE IT」

MARUさんは、日本でベスト1の歌姫だ!

興奮しちゃった♡

歌声といい、シャウト感(というのか?)いい、なにもかもが素晴らしすぎた。
ちえさまは、こんなすごい人にバックアップしてもらって歌っていたのか・・・
MARUさんも、RJ2も、またまたすごい!とあらためて思った。

本物のJAZZ、本物の音楽にたっぷり浸った1時間半だった。
クリヤマコトさんのピアノの音もすごすぎる。
こんなに洗練された音色と音の並びを久々に聴いた。

大昔にジャズピアノを習っていたことがある私・・・
かなり悪あがきをしたのだけれど、まったくものにならなかった。
クラシックピアノを10年ほどやって、そこそこ弾けてるつもりだったのに、ジャズピアノをやってみたら、音楽的なセンスがほぼないに等しいことを突き付けられ、3年ほどあがいてやめた。

でも、時折、楽譜を買ってきては、ジャズピアノ(というよりポピュラーピアノ)を弾いてみたりしていた。
「Everything Must Change」は、そんな曲の中でも一番のお気に入りだった曲。
MARUさんが、アンコールで歌うと言った瞬間、椅子から飛び上がりそうにうれしかった。
運命的なものさえ感じてしまった。

涙が出た。。。

いろいろ思い入れのある曲なんだもん。
Mistyもよかったなあ。Gorgia On My Mindも。
Lover Manも。
いや、全部よかった。

それにしても、どの曲も、素晴らしいアレンジと歌声と演奏で、吉祥寺の武蔵野公会堂でこんな音楽が聴けるなんて信じられなかった。
武蔵野公会堂・・・ゴメン。だって、3年前にダンスの発表会で私が板の上でヘタッピなダンスを披露した舞台なのだ。

いや〜、これも運命だね(笑

本物の音楽には、心地よい緊張感と解放感が同居している。
ネイティブ並みの英語力がある同行した友人も、びっくりしていた。
MARUさんの英語もすごい〜。

ちえさまのおかげで、毎回、ほえ〜っ!と驚く本物の人たちに出会える。
本当にありがたき幸せです。

吉祥寺でこんな音楽祭をやっているなんて知らなかった。
定番のお散歩コースなのに。

MARUさんのCDを聴きながら、一杯飲みながら、あれをつくるんだ〜・・・いいのができそう。

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コンサートの後に吉祥寺ジョウモンでもつ鍋を食べた。

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博多で食べた前田屋本店のもつ鍋が忘れられず・・・

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同じくらい美味しかった。
同行した友人に、10年ほど前にブームがあったのに知らなかったのかとあきれられた。
「もつ」というだけで、手が伸びなかったんだけれど、これもちえさまのおかげ。
吉塚のうなぎも、めちゃくちゃ美味しかった。

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鉄なべ餃子も。

ちえさま、ありがとう♡

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2017年04月24日

福岡市民会館「REON JACK2」

終わってしまった・・・
ちえさま祭が終わってしまった・・・

ロス・・・

大千秋楽の夜は、泣き疲れ、食べ疲れ、なのに寝ることができない。
ちえ熱が出そうな状況だった。いや、出ていたと思う・・・

出演者のみなさまのツイートを見ては涙。なのでずっと涙目だった。
ちえさまに出会えたことで、観る側もたくさんの一流の人を知ることができ、目と耳が肥えて、どんどん世界が広がっていく。

ちえさまにどこまでもついていく〜❤との思いをあらたにしたRJ2だった。

ちえさま、キラキラしまくっていたな〜。
太陽王ちえさま。ゆずキングどころではございませぬ。

福岡の前楽と千秋楽の2回で驚愕したのが、ちえさまのYOSHIEさんとのダンスコラボの進化の仕方。
YOSHIEさんのダンスを完全にREON化し、楽しさと喜びが爆発していた。すなわち「魂が喜びに震えて」いたのね〜。
その喜びが迫ってきて、また、息をするのを忘れた。
今まで見たことがないパフォーマンスだった

踊っているご本人の魂が喜ぶダンスは、いっぱいいっぱいだったらできないわけで、YOSHIEさんのあのすごいダンスを自分のものにしちゃっているからこそできる。
衣装がゴールドだからってわけじゃなく、ちえさまはキラキラしまくって、神々しいほどだった。

大千秋楽のMCはShun先生。自ら鏡に向かって「♡ふ〜」の振りを考えたそう。ちえさまにぴったりの振りを考えてくれた先生に感謝。あの振りのおかげでいつも幸せな気分にしてもらえる。私たちがドキドキさせられるダンスの振りも先生。ちえさまの中に先生がたくさん詰まっているのだ。

Maruさんが、バックコーラスで入ってくれと仕事の依頼が来たので、打ち合わせにきてみたら、1曲まるまるメインで歌う場面があって、とてもびっくりし、柚希さんの器の大きさを感じたそうな。

そうか〜、そういうものなのね。
私たちは、ちえさまのスタイルに慣れちゃっているから、まったく違和感はなかったんだけれど、普通なら、ゲスト出演とかでないかぎり、そういうシーンが用意されることはないのだろう。

カーテンコールのときにダンサーの人が、やはり、それぞれがソロで自分のダンススタイルを披露するシーンがあって、とてもありがたかったと謝辞を述べていた。
Shunさんが、バックダンサーというような考え方が好きじゃないのでと言っていた。

Shun先生、本当にすごい人だ。
みんなに見せ場をつくり、それをちえさまと二人でまとめあげ、すっかりみんなをちえさまファンにしてしまった。

先生の愛があふれた公演だった。
先生がうれしくて、楽しくて仕方がないから、ちえさまも、がんがん張り切っちゃって、ゲストがやる気満々になるから、バンドも、ダンサーも、スタッフもますますノリに乗ってしまう。

あらためてちえさまの人間力と魅力に心酔。

11公演中、9公演見ちゃった・・・しあわせ・・・
福岡まで行ってしまったし・・・

ちえさまに浸った1か月間だった。

ちえさまが賞味したものをインスタグラムにアップしてくれるから、鉄なべ餃子も、うなぎ屋も、もつ鍋も、しっかりクリア。
どれも期待以上の味だった。


最近、ツイッターに復活しました。でも、アカウントは内緒。こそっと、むふ♡っとツイートするの。
Facebookは、めんどうになったので、しばらく抜けます。

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2017年04月13日

東京芸術劇場プレイハウス「ハムレット」

いいものを見せていただきました。
役者がどうのという前に、ジョン・ケアード氏の演出がすばらしい!

亡霊により動き始めるお芝居なのだから、能との親和性はばっちりなのだ!
こんなに能の世界とシェイクスピアが呼応するとは思いもよらなかったのだけれど、実際に見てみると、とてもしっくりして、新しいハムレットになっていた。

衣装も、能衣装を彷彿とさせるようなシンプルな中にも気品のあるもので、各登場人物にふさわしいものとなっている。

そして、藤原道山氏による尺八の音色の緩急自在な物語へのコミットがすばらしい!
役者を追う照明もすばらしい!

演出というのはこうでないとね〜。
ケアードさん、すごい!
セリフは現代語になっているからわかりやすい。
舞台セットのシンプルさが役者を引き立てる。
能の世界(決して難解な能の世界ではなく、そうか、能の世界も、こういうことだったのか…と気づかせてくれるレベル)との融合に無理がない。
音楽、照明の使い方が秀逸。

と・・・私的には大絶賛!
どこかのブロードウェイの演出家とは大違いだった。

レミゼラブルの演出を手掛けていたり、シェイクスピアもたくさん演出している人だけれど、奥さんが日本人であること、何度も内野くんと組んで仕事をしていることなどから、日本の文化や役者についての造詣も深いようだ。

こういう舞台をがっつり見せてもらえると、お芝居の面白さ、シェイクスピアのすごさががんがん迫ってきて、3時間20分(休憩15分を含む)、なんとこの私が眠らずに終始覚醒。
まあ、D列というので4列目だと思っていたら、最前列、それもセンターで仰天した席ということもあるけど(笑
もう一度、今度は後方席で観たい。が、日程がムリか…。

先日、テレビで蜷川演出のハムレットを観たから、つい比較してしまうのだが・・・

ハムレットの内野くん(うっちー)
なぜかうっちーのお芝居はちょこちょこ見ている。なぜなんだろう(笑 それだけ、彼がよく起用されているということなのかな。
どうもうっちーは、どれをみても、うっちーなのよね。
このハムレットも、やっぱりうっちーハムレットだった。嫌いじゃないんだけれど、見ている間中、あ〜、うっちーだ・・・と思ってしまった。

蜷川ハムレットの藤原竜也の方が、初々しい感じがまだ残っていて、それらしかった。
うっちーハムレットだと、浅野ガートルードと親子っぽくない。愛人同士みたい。

今回の演出で、おおっ!と思ったのは、一人二役が多いこと。唯一、ホレイショーの北村有起哉だけが二役ではない(あ、浅野ゆう子も?)。二役をすることで、人間関係がより重層的になり、実に面白かった。もう一度見てみたい理由もここにある。組み合わされている役の意味を探りたくなる。

今回、役者として注目したのが浅野ゆう子。立ち姿の美しさ、色っぽさに驚いた!
発声も、滑舌もすばらしく、大女優だ。
これだとガートルードをクローディアスがわが物にしたくて…というのが、ものすごく説得力を持つ。
なんで兄を殺すかね…という疑問が一切わかなかった(笑
権力欲よりも、愛欲?
だからか、國村クローディアスが、ちょっとかわいく見えてしまったけれど。
その点、やはり蜷川ハムレットの平幹二朗の方が、兄のものを欲しくなっちゃうどろどろ感があった。

しほりちゃんのオフィーリア・・・直虎での嫉妬に狂う直親の嫁役が強烈すぎて、ゴメン。可憐なオフィーリアになかなか浸れなかった。とっても上手なんだけど…。
北村ホレイショ‐は盤石。

唯一オイオイと思ったのは、ハムレットと和樹レアティーズの棒術合戦。
バイオハザードでのちえさまの棒術を見ているから、どうしてもあのレベルを要求してしまう。
危なっかしくて、ひやひやした。
もうちょっと練習したほうがいいかも。

和樹レアティーズとしほりオフィーリアの短いアカペラの歌のハモリがとても美しかった。
壤さんと村井さんの墓堀りなんて、おまけもついて、見せ場たっぷりのお得感満載なハムレットだった。
もう一度観たいなあ・・・
シェイクスピアの戯曲が、観客に親切だということを今回も納得。
心情をすべて吐露し、状況をすべて話してくれる役者たち。だから、セリフが膨大で、みなさん、ちょこちょこ噛んでた(笑 でも、亡霊登場から、一気に走りぬけるハムレットの苦悩と逡巡。そして、大大円へ。
ホレイショーがどんなに語り継いでも、人間の愚かさと欲の深さは計り知れず、同じ過ちを犯し続ける。
それが人間というもの。

さて、BSプレミアムで放送された「クレシダ」
平さん最後の舞台。
2016年に2月「王女メディア」を見ておいてよかった〜。クレシダは、9月に上演されて、10月22日に永眠。
82歳!
クレシダは、1630年代のグローブ座での少年たち(当時はオンナの役は少年たちがしていた)の役者として、人間として成長するさまを描いたイギリス発の戯曲。
平さんは、元役者で少年たちの指導役。
随所に演じること、年を取ること、天才とは?時代をつくるものは?など、キラキラするテーマが仕込まれているすごい戯曲。平さんの最後にふさわしいお芝居だ。
最後は天に召されていくところで終わるのも象徴的。
もう観れないのだなあ・・・。
がっつりな芝居を見るたびに、平さんの存在の大きさをひしひしと感じる今日このごろだ。
ご本人は、役者人生を全うして満足だったのかなあ。
それとも、まだまだもっとやれると思っていたから、あれ?まだ、幕じゃないよ!という感じだったのか。
後者のような気がする。

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2017年04月02日

パシフィコ横浜「REON JACK2」

とてつもなく濃い3回公演だった。
初回は、2階後方のセンターに近い席、2回目、3回目は1階センター前方ブロックという席に恵まれ、ちえさまを堪能することができた。
あまりにも夢中になって、この2日間は放心状態。ちえさまロス状態。
なにもする気がせず・・・

とにかくすごい舞台でした。
REON JACKの方向性も、これで明確になったわけで、たぶん毎年、開催されるのじゃなかろうか、という期待を込めての予想。
上野さんとも、また、やろうね!と言い合っていたし。
千秋楽では、「私たち、合うわよね」と水香さん。
うん、確かに合ってた。千秋楽のリベルタンゴは、ものすごい迫力だった。優雅さと刺激が融合した今まで見たことがないエンターテイメント?パフォーマンス?になっていたと思う。

オープニングから、「希望の空」までの怒涛のフルコースは、何回見ても、体感しても、一分の隙もない息をのむ瞬間の連続。
ちえさまが「いいものを見た」と言っていただける舞台をお届けしたいと言っていたが、まさにそんな舞台が、これでもか、これでもかと展開される。
どのシーンもすごかったけれど、やはり世界が認めている水香さんとのコラボ・ダンスが、なんといっても最高!
あのダンスのときに水香さんと視線を交わしながら踊るちえさまの色香に引きずり回されたような気がする。

そのあとの「オブリビオン」では、ちえさまが去った椅子をたまらなく愛おしそうに、そして、その不在を嘆き、切なく舞う上野さんに毎回釘付けにされた。初めてバレエってすごい〜っ!と感じた。

第一線で活躍している人たちとちえさまの融合によるパワフルで、繊細で、優雅で、かっこよくて、JACKされまくるRJ2。これから、ちえさまだけでなく、RJ2はどんなふうに進化していくのかと思うと、ワクワクドキドキが止まらない。

A3という巨大なパンフレットをようやくしげしげと見た。
最初は、こんな大きなものを作っちゃって、オイオイと思ったけれど、中身の充実ぶりに大満足だ。
カメラマンの腕が大変よろしい(エラそう 笑)
紙質、デザイン、なにもかもよろしい。
メディアにあがってこない内容がたくさんあって、ふむふむ、うふふと読み物としても大変よろしい。
なんといっても見開きのちえさまは、A2の大きさ!
ポスターサイズやん!♡

パシフィコ横浜だけの3曲も、どれも迫力がすごかった。
パワーが増したゆずキングさま。
「Even if」の切なさにハートがぎゅ〜っと掴まれた。
「僕はこわい」は、ロミオがそこに立っていた。東京宝塚劇場で2回しか生で見られなかったちえロミオさまが、そこに…と思うだけで、息をするのももったいなくて・・・
「Life is…」は、ドラントさまの向こうに今のちえさまがいて、その包容力にうっとり。
それは「Love U」も同じ。なにもかもを包み込んでくれるちえさまの大きさがすごい!すごかった!
この方は、どこまで進化していくのか・・・シン・ちえさま・・・

梅芸との違いは、キャパくらいかな。
唯一苦言を呈するとすれば、このキャパの問題。
パシフィコ横浜は、コンサート会場としてはよいのかもしれないが(初めて入った)、こうしたダンスを見せる会場ではないと思う。
2階席後方のときは、前のめりにならないと舞台が見切れてしまった。後ろの席に誰もいなかったから、できたけれど、これはつらい。3階席だとどう見えていたのかしら。スタッフは、お客が入った段階での見え方をきちんとチェックしたのだろうか。1階席と2階席の席料が同じというのは納得がいかないのでは?
1階席も、サイドブロックの端で観た人によると、鋭角すぎて、とても見にくかったそうだ。

特に上から目線を落としてみるのは、せっかくのダンスの醍醐味をずいぶん削ぐものになるのではないだろうか。
主催のアミューズさんには一考をお願いしたい。

会場は、梅芸とか、国際フォーラムCとかがいいなあ。
そして、年度末はやめてほしい。今回、来れなくて泣いていたちえ組メンバーたちもいた。
きっと多くのちえさまファンが涙をのんだはず。
来れた人の中にも必死に都合をつけた人が多かったと思う。だからこそ、全員がちゃんとちえさまを堪能できる環境を考えてくださいまし。
ばあやの切なる願いです。

そして、ちえさまのご健康を心から願います。





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2017年03月27日

梅田芸術劇場「REON JACK2」

初日から4日間、夢のひとときを過ごしておりました♡
オープニングから、テーマソング「REON JACK」に至るまで、すべてが最高のパフォーマンスの連続で、ちえさまに酔いしれた。
オープニングの前に、まずは会場に入るとスクリーンの緞帳にちえさまのかっこいい後光がさしたシルエットが迎えてくれる。それだけでワクワク、ドキドキで胸が高鳴る。

巨大なプログラムは、東京にもってかえるのが大変なので、横浜でゲットすることに。
なので、曲などの情報が足りないのだけれど・・・
以下、ネタバレなので、未見の方はご注意を。

オープニングは、まるで宇宙からのちえ神さまのご降臨といった映像から、
まずはMay be if…
宝塚を彷彿とさせるひらひらゆらゆらの白と黒のメリハリのきいた素敵なお衣装。
ツボやわ〜。

スカパーでみたあのお腰くいっくいっを目の当たりにして、もう最初からくらっくらさせられる。
ここから怒涛の1時間半くらいが始まる。
何度みても、夢見心地になってしまい、順番はあやふや(笑

太陽を射る者
 この矢を射るような決めポーズにズキュン!

Two Snakes feat.NAOTO
 Shun先生とのコラボダンス。心の中できゃっきゃっしちゃう〜。
 予想通り、健康的なエロチックダンス(そんなもんあるのか?いや、あったね 笑)
 ツボりました。

このあたりから、何度みても、きゃ〜っ!とずっとなっているから、順番が不確か。
平井堅(出ました!ひらけんさん。ほんまに好きやなあ)の「楽園」をMARUさんがバックコーラスで歌う。
このMARUさん、半端ない歌のうまさと声のよさ。

「夜空に眠るまで」にカップリングされていた「Love U」を、雨の降りしきるスクリーンの向こうでちえさまが情感たっぷりに歌う。めちゃくちゃツボ〜っ!本間大先生のおつくりになる曲は、どれもすばらしい!

Witch’s Mirror
 鏡を相手に歌って踊るちえさま。鏡の中に自分を見るちえさまが見えたりして、またまたツボ♡

そして、怒涛のダンスナンバー。
上野水香さんとのリベルタンゴ
 水香さんを見るちえさまの目の色っぽさにやられまくる。この感覚・・・懐かしい。
 水香さんのダンスは、予想以上、期待以上で鳥肌たちまくり。水香さんのソロダンスには、世界が認めるバレエダンサーの表現力とはこういうものか!とひたすら酔わせてもらった。女の切ない思いがひしひしと伝わってくる。

男性陣も、MARUさんのすごい迫力のFeeling good(ちえさまがレディ・レオンになっていたあの曲)に合わせて、ロペスさん、Shun先生、大貫さん(ヌッキー)との3人3様のダンスを披露。同じ曲で、それぞれが自分で振りを考えて違うスタイルで踊っている〜っ!目がいくつあっても足りない。

ちえさまとロペちゃんとヌッキーの3人のダンスも、大人の男と若い男が成熟した女を取り合う(たぶん)素敵なダンスの連続。くらくらする。

夜空に眠るまで
 宝塚時代の振りとはかなり違った。でも、かっこいい〜!
 
TATTOO
まさかまさかの中森明菜の名曲を歌って踊るちえさま♡

僕は何を探してるんだろう?
 ちえさまの歌に合わせて、ヌッキーが踊るダンスが素敵♡
 ヌッキーは、宝塚の男役っぽい美しさと清潔さがあって、大ちゃんに通じるようなちえファンが好むタイプだと思う。おまけにおしゃべりが大好きというキャラで、ちえさまのボケを全部拾ってくれる。だから、ちえさまも大のお気に入りのようで、千秋楽のトークでは、一緒にご飯を食べに行きたいと自分から、リクエストを舞台でしていた。

希望の空
 2年前、ちえさまは大きな不安の中にいたんだな〜。でも、こんなに素敵に世界がどんどん広がっている。
 どこまでもついていく〜と、一緒になって青い空を見上げた。

ここで一応終わって、ここからは毎回出演者の中からゲストが登場し、トークが繰り広げられる。
 千秋楽のトークは、2回目のときのヌッキー再登場だった。
 でも、この日の全員のツボは、水香さんのREON JACKの振りのかわいさ。
 そして、ちえさまが早変わりのために出番を待つ水香さんのもとに来たときに、水香さんが「王子さまが来た〜」と言うそうで、それに対して「かわいいことを言うやんか〜」と言いながら、二人で踊るリベルタンゴの衣装に早変わりするそう。(その間、舞台ではNAOTOさんの素晴らしいバイオリンが奏でられている。贅沢〜)
 たまらんっ!水香さんも、ちえさまのコアファンだ!

最後に
Yes!世界に魔法が降りそそぐ(タオルが必要)、REON JACK(ペンライトが必要)をみんなで歌って、踊って、終わり〜。

全部ツボ。ツボだらけではまりまくり。

とにかくバンドも、ダンサーも、出演者がすべてプロ中のプロの方ばかりで、パフォーマンスのレベルの高さが半端ない。そのプロの方たちが、ちえさまのパフォーマンスを認めて、心から楽しみながらサポートされている様子が、客席にがっつり伝わってくる。
こんなすごいレベルのコラボレーションは、ほかにはないと思う。
ちえさまは、日本の宝だ!と、ますます惚れてしまった。

すごい人や〜♡


posted by 風土倶楽部 at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

宝塚大劇場星組「スカーレット・ピンパーネル」

ちえさまのショーブランをリアルタイムで見られなかった「スカーレット・ピンパーネル」
それを「くれないのゆずるちゃん」のトップお披露目で観ることになろうとは。
それだけでうるうるしちゃう・・・完全にヅカオタ化している私。いや、ちえオタですけど。

ゆずるちゃん(紅ゆずる)パーシー、素晴らしい!
あのパリで作らせたというゼブラ柄のお衣装が、実によく似あっていて、ときめきを覚えるおしゃれなパーシーだっ!

あーちゃん(綺咲 愛里 )マルグリット、素晴らしい!
ここまで歌えるとは!太陽王のときには、ちょっと泣き顔のかわいい娘役くらいに思っていたけれど、こんなに色気たっぷりの大人の女を表現できるとは!

琴ちゃんショーブラン(礼真琴)・・・ことちゃんなら、もっとできるはず!
というか、やはりちえさまショーブランがあまりにも強烈すぎて、乗り越えるのは至難の技。ことちゃんをもってしても…。今までで一番高い壁なのでは?
新人公演でちえさまの役を何度もやっていたけれど、やはり本公演ともなると別ものだったのだ。
がんばれ、ことちゃん!

せおっち(瀬央 ゆりあ )アルマン、とってもよい!
この2,3年で、急に頭角を現してきたせおっち。存在感があるね〜。
とはいえ、和さんのアルマンが目の前にちらついてしまったけれど。
マリー役の有沙 瞳は、ねねちゃんがちらついた(笑

ピンパーネル団では、若手の綾 凰華、天華 えまがとても目を引いた。次世代が育ってきているのはうれしいかぎり。

そして、とてもとてもいいと思ったのが合唱シーン。マダムギロチンなどの迫力がすごかった。
星組のやる気が伝わってきた。

演出は、ほぼ以前の公演が引き継がれていて、大きな変化はロベスピエールの出番が少し追加されている程度かな。

フィナーレのダンスシーンも、少し変わっていたけれど、剣を振り回して踊ることちゃんが素敵だった。これもちえさまのダンスシーンを思い出し、うるうる・・・

どのシーンを見ても、ちえさま・・・と思ってしまうちえコアファン。
でも、ゆずるちゃんのパーシーも、とっても素敵で、大変満足だった。

ちえさま、観たら、最初から最後まで泣いちゃうかもな〜。

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2017年03月07日

梅田芸術劇場「ロミオとジュリエット」大千秋楽

ちえさまロミオが、私にとっては神ロミオなので、観るのを躊躇したんだけれど、ちえさまが変化を恐れずに挑戦し続けているのだから、私も、恐れずに観てみよう!なーんてね。

大千秋楽は、古川ロミオとえりかジュリエット。

この日の一番の?!は・・・

ジュリエットは、キャピュレット氏の子供じゃなかった!!!
な、なんやて?
そ、そーなん?

と固まってしまった。

1幕は、ちょっとだれちゃったけど、2幕は充実。
とにかく死のヌッキー(大貫勇輔)が素晴らしい!
男の裸は苦手だけれど、彼の肉体は美しかったです。カーテンコールでは、お茶目な面を大ちゃん(渡辺大輔)と出していて、好感度高し。ちえさまとも、息が合いそうだ。

ちえさまと共演した壮ちゃん(平間壮一)、大ちゃん、これから共演するヌッキーを1シーンで横並びに観られるなんて、なんだかちょっと得した気分。

大ちゃんティボルトは、ティボちゃんは、こんなにええ人やったんや〜と思わずたくさん同情した。
ジュリエットは、キャピュレット氏の娘じゃないということは、彼とは従妹同士じゃないわけで・・・ならば、結ばれることも可能だったわけで・・・我慢しまくることもなかったわけで・・・
かわいそうなティボちゃん・・・
常にキレそうな危ない男っていうより、繊細なかわいそうなピュアな男にしかみえない大ちゃん。
REON!のときのちえさまティボのほうが、危ないやつだったし、色っぽかった♡
でも、大ちゃん、好き♡

壮ちゃんマキューシオは、メイクがちょっとおっさんが入っているデスノートのルークみたいだったけれど、やっぱりすごい実力!バイオハザードのときは、あんなにかわいいやつだったのに、危ない男だった(笑

ベンボーリオの馬場くんがお気に入りに。「どう伝えよう〜♪」よかったよ〜。

神父役の坂元健児が役作りを間違っていた。あんなに軽い神父はあかん。慈愛に満ちたじゅんこさんの神父さまが懐かしくなった。

実は、大公役の岸さんが好き。謝先生の「天翔ける空に」のときにものすごく目を引いて、チェックした人。
今回も、どっしりとした大公でよかったわん。

香寿たつきさんのキャピュレット夫人、秋園さんのモンタギュー夫人がどちらもさすがでした。OGの底力だ!

古川くんは悪くないけど、フックが弱いんだな〜。ちえロミに慣れているからかも。
生田ジュリエットは、予想以上の出来。やはり本来の年頃と同じ人がやるというのはいい。

宝塚のちえねねは、二人が盲目の愛で突き進んでいく感じだったけれど、こちらの二人は、大人の都合でもみくちゃにされる感じがより強かった気がする。古川ロミオが、ちょっと優男すぎる感じだからかも?
私は、ちえねねバージョンが好き。ロミジュリの本質は、若さゆえに長い間、両家にあった憎しみを蹴散らかして、二人が結ばれ、散っていくという話。特にジュリエットは、後半、ロミオを道ずれにするくらいのパワーがほしい。生田ジュリエットは、まだまだパワー不足かな。

シルビアの乳母は悪くないけど、さやかさんや美穂さんの乳母が好きだわ〜。

演出は、携帯電話やメールが重要な小道具で使われていたり、「ウエストサイドストーリー」を思い出させるようなNYの裏町風の舞台づくりだったり、衣装が現代と16世紀を折衷したようなものだったり、ちょっとメイヤー演出と重なる部分も…。演出家は、現代との接点をわかりやすくしたいために、こんなふうにする傾向があるのかな。
イケコは、宝塚の演出のほうが冴えている気がする。というより、やはり「ちえさま」がいないと、輝きが足りないとか(贔屓目が、ついにここまで至ってしまったか・・・)

見終えて、

やはりこの作品の力はすごい!傑作だ!どの曲も最高!

ミュージカル界は実力のある役者が続々と誕生していて、近年まれにみるほど拮抗している。
競争が激しそうだなあ。

そして、やっぱりロミオはちえさまが一番だ!
すべてのシーンにおいて、ちえロミを超えるものはなかった(私比 笑)


後ろのほうで拍手が聞こえたので、だれ?と思ったけれど、わからず・・・
どうやら城田優がご観劇だったらしい。


posted by 風土倶楽部 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

梅田芸術劇場ドラマシティ「お気に召すまま」千秋楽

ちえさま、
梅田芸術劇場ドラマシティ「お気に召すまま」千秋楽
お疲れさまでした。

観てから、すぐに書こうと思いつつも、日々、ちえさま情報がどんどん更新されるし、メディアへの露出が多いしで、あたふたと情報を追いかけているうちにもうすぐ福岡公演。

ちえさま、ごめんなさい…福岡までは、今回は行けませんでした・・・

光輝くちえさまが、まぶしい・・・♡
金髪が、すっかりなじんでしまった。

金髪にするために頭皮は悲鳴をあげているのだろうな・・・と心配していたら、やはりヘア担当からは、もうこれ以上はやめるべきと言われたらしい。
でも、あと福岡で4回。今ごろ、また、染めてる?
ちえさま・・・
メイヤーのやつめ。ちえさまが禿たら、どうしてくれるのだ!
まったくもう〜っ!

こんな中途半端な作品で、ちえさまにもしものことがあったら、日本の芸能の大損失なんだからっ!
ブロードウェイがなんだっていうのよ。

もっと日本の舞台に、エンターテイメントに自信をもってほしい。
ちえさまは、これからのエンターテイメントになくてはならない方。
新しい今まで、だれも見たことがない舞台をつくっていく人なのだ。

大阪千秋楽より、リピーターが多かったせいか、やはり東京千秋楽の方がノリがよかった。
役者のみなさん、すっかりこなれちゃって、舞台が軽い感じ。
そういう作品だから、それはよいのだけれど、メッセージ性がありそうでなさそうで、1960年代のアメリカに舞台を移したことが意味がありそうでなさそうで…いや、なかったと私は思う。
事実は小説より奇なりで、トランプ政権の危うさと、あの政権を生み出してしまうアメリカの闇(日本人の知らないアメリカ)が深すぎる。
ドラッグを使わないと真理に行きつけないのがアメリカ文化なのか?というのが、今回の作品の私の感想の集大成かな。なんだかメンタリティの違いを突き付けられた作品だった。
ちえさま、本当にお疲れさまでした。あと福岡の4回公演のご成功を遠い東京の空から、心から応援しています。

心は、すでにREON JACK2。
どんどんあがってくる情報と画像にすでにジャックされまくっている。

ばあやの目下の心配事は、「ビリー・エリオット」のウィルキンソン先生は、さびれた炭鉱町のバレエ教室の先生。ちえさまは、オーラを消せるのだろうか・・・ということ…。
ちえさま、最近、オーラが増して、まぶしすぎる・・・。




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2017年02月04日

シアタークリエ「お気に召すまま」東京千秋楽

ううっ・・・ばあやは、愚かでした。
ちえさま(柚希礼音)が、あの程度のロザリンドで終わるはずはなかったのです。

半月ぶりに観た「お気に召すまま」は見違えるような極上の舞台に仕上がっていた。
喜劇になっていた!

1回目は、どこで笑ったらいいのかわからない喜劇だった。
2回目も、前よりも少し笑うところは増えたけど…喜劇?みたいな感じだった。

ところが今回は・・・喜劇だった!
ずっと笑っていた気さえする。

登場人物たちがイキイキとしていて、それぞれ人間の持つ愚かさやかわいさを演じるときに際立たせていて、すごくわかりやすいお芝居になっていた。

ちえロザリンドも、以前は、ロザリンドなのか、ギャニミードなのか、どっちなんだ?という感じだったのが、ロザリンドが主軸になり、ギャニミードがちゃんとロザリンドがやっているギャニちゃんになっていた。

もう迷わない〜。ちえさまはロザリンド〜(^^♪
ギャニちゃんは、ちょっと無理して女の子がオトコの子のふりをしているだけ〜。

と納得できた。そうすると、ロザリンドのかわいさが増してきて、ちえさまのキラキラ度がますますキラキラしてきた。

舞台の上の方たちは失礼な!と思うかもしれないけれど、これって、ちえファンの連日のリピートがあったことも大きいような気がする。
毎日、観て、少しでも変化のあったところをピックアップして、ツイッターなどで面白さを伝え、観客の反応を誘い、自分たちも、めいっぱい楽しむ。その前向きな姿勢が、舞台にもどんどん反映していったのでは?

今日は千秋楽だったこともあるだろうけれど、観客と舞台の上が見事に呼応していて、生の芝居を観る楽しさ、面白さの醍醐味を味わうことができた。

演者たちが気心が知れ、すごくコミュニケーションがよくなってきたのも、もちろんあると思う。
本当に楽しい舞台だった。
今日は、横田オリヴァーがギャニちゃんを介抱するときに胸を触りそうになったら、ギャニ・ロザリンドが、ものすごい蹴りをオリヴァーに入れて、大うけだった。
オーランドにロザリンドが左側の耳のあたりにキスされていて、ロザリンドが固まっていたのもかわいかった。

我らがちえさまの脱皮ぶりがステキかわいくて、ばあやは心から安心した。
また、大きなハードルをクリアしたちえさま。
やっぱりあなたはすごい人だ。
ラストの口上の歌をウェディングドレスで歌うとき、演者のお仲間たちが、みんなすごく温かい目でニコニコしながら、ちえさまを見つめている。客席も、みんながキラキラのちえさまを仰ぎ見ている。
最高に幸せなひとときをありがとう〜!

ただ、1960年代というのがよかったのかどうかは、未だによくわからないけど(笑
脳内補完ができてきたので違和感はかなりぬぐえてきただけ。
やっぱり公爵とか、領地とか・・・なんだかな〜。
魔法の代わりのドラッグも。
オリヴァーが改心したのは、ドラッグがあったからで・・・
黄色い僧服の行列が出てくるところは、オウムをつい連想してしまうんだけど、その僧が、フレデリックを宗旨替えさせたわけで・・・
ドラッグに関しては、東宝とメイヤー氏がかなり闘ったらしいけれど、結局、メイヤーの寄り切り勝ちだったようで・・・

やっぱり原作に近いかたちで観たかったという残念さは残る。

posted by 風土倶楽部 at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

国際フォーラムC「オーム・シャンティ・オーム」

楽しかった〜!
やっぱり宝塚は、こうでなくっちゃね。
マサラミュージカルが、こんなに宝塚にぴったりだなんて。
企画した人はエライ!
いつもながら、劇団の演目を選ぶ目に感心しちゃった。

紅ゆずる・・・よくここまでがんばったよね〜。
トップになるとは・・・太王四神記のときのナウオンのときに、こんなことを起きると誰が考えただろうか(笑
セリフの随所に感謝や「夢は必ず叶う」といった言葉が盛り込まれていて、お披露目に最適な舞台となった。

驚くのは紅だけでなく、あーちゃん(綺咲 愛里)のすばらしさ!
ちえさまの太陽王のときには、泣き顔の女の子といった認識しかなかったけれど(というか、ちえさましか観てない)、ここまで成長するとはねぇ。

宝塚の娘役は、色気が足りないことが多いのだけれど、今回のシャンティは一味も二味も違う。
出てきたときから、ものすごいオーラで目を惹きつけ、まさにスター・シャンティそのもの。
でも、ムケーシュへの切ない恋心を体中で表現していて、それが色っぽいのなんのって。
ねねちゃんの後ろ姿をみて、育ってきたからね〜。
歌も上手い!
紅子は、最高の相手を得たね。

その紅子は、ラストシーンで、ゴージャスなゴールドの衣装に負けてなかった。
星組らしい濃い舞台ができていて、1年半、待った甲斐があった。

ことちゃん(礼 真琴)のムケーシュ。観たとたんにニマニマしちゃいました。
もうなにも言うことなし。
あとはショーブランを待つのみ。

せおっち(瀬央 ゆりあ)のパップーも、とてもよかった。紅子を邪魔せず、でも、きちんと仕事をして支えていた。不思議に舞台の上で存在感のある子なんよね〜。

みきちぐさん(美稀 千種)が、珍しくママ役。とても面白かった。さすがです。

そのほか、みんな、役をきちんとこなしていて、全体に華やかで、美しくて、本当によい作品に恵まれた星組。
ちえさま時代のようなキラキラギラギラ華やかな星組が戻ってきて、うれしい〜。

この日は、ふうちゃん(妃海風)、美城れんさん、遠野あすかさんが3人そろってご観劇。
私の席は、1人置いて、ふうちゃんの横顔を眺められるステキなお席だった。
手を胸の前で合わせて、祈るような仕草で目をキラキラ輝かせて舞台を見上げる風ちゃん。
そっと見るだけで、うるうるしてしまった。
舞台の上のことちゃんから、アイコンタクトがあると、とてもうれしそうだった。
☆型のイヤリングも、かわいかった〜。

会場には、月曜日だから、花組現役生が多数。大輔先生もいるという舞台の上と同じような華やかさだった。
1週間前だと、ちえさまご観劇だったのにな〜。

posted by 風土倶楽部 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

シアタークリエ2回目の「お気に召すまま」

2回目を観劇。

む〜・・・

メイヤー氏は、考えすぎとちゃうの?
演出家は、なぜかシェイクスピアを激しく料理したくなるもんなんだな。
BSプレミアムで放送していた蜷川幸雄演出の「ハムレット」もそう。
日本の19世紀の庶民の家の廃屋に囲まれた舞台。劇中劇は、歌舞伎のような、文楽のようなお芝居が出てくる。

私は、こういうのがどうも好きじゃない。
そうする必然性が自己満足、演出家の独りよがりになっているような気がしてならないのだ。

古いお芝居だから、現代的なシチュエーションを入れたくなる気持ちはわかるけどね。
先日見た「ヘンリー4世」で浦井くんのハル王子が、ヘッドホンを耳にして、外界とのコミュニケーションをあえて遮断しながらも、少しずつ成長していく過程でのロックな雰囲気を出していたのは納得できたからオッケー。
でも、今回の舞台がニクソン時代の大統領府とヒッピーの時代になっているのは、やっぱりどうしても理解不能。不自然。
こじつけたいのはわかるけれど、ニクソン時代なんていちいち考えてみているわけじゃないし、
そんな見方をしても、面白さが倍増するわけでもないし。
そもそも「公爵」ってなに?どういう位置づけ?
まったく語られていないから、わけがわからない。

人生は舞台、すべての人は役者…有名すぎる劇中のセリフ。でも、舞台の上で、まず役者が輝かないとね。
ベテラン陣の役も、どれも中途半端。
彼方さんの歌も、あの使い方ではもったいない。
橋本さん、横田さん、入江さん・・・なんだかイマイチ輝きがないのよね〜。持っているものを出す場がない。
バイオハザードの壮ちゃん、大輔くん、横田さん、マコトさん・・・みんな、イキイキしていた。
そして、ちえさまのキラキラ度はすごかった。

ちえさまは、一番難しいオンナでオトコ。際物的な役をふられちゃって、本当に気の毒。
もともとは、オトコがやるロザリンドが、まずはかわいく、オトコがオトコに戻ってやるギャニミードをオンナだと思って口説けというところが面白いわけで・・・ちえさまがやることで、ねじれがねじれでなくなって、妙にリアルになっちゃったところがアウトなんだと思う。

その原因は、メイヤー氏が、ちえさまを研究していないこと。

バイオハザードのときは、G2さんがちえさまを研究し尽くして、魅力を最大限に引き出すことに成功。
演じる人一人ひとりへの愛が、役と役者にとても感じられた。パンデミックという究極の状況の中で、まさに「愛を歌う」が表現されていた。
そして、ファンの気持ちのツボを押さえ、心得た作・演出だったと思う。

メイヤー氏は、自分のやりたいことが先にありき。そこに女優になったちえさまを投入したら、面白いだろうと企画サイドが考えたのだとしたら、浅い。

ちえさまの引き出しに女優のネタがまったくないのを知っているのだろうか。
こんなに手さぐり状態なのに、あえてオトコの振りを加えてしまう…見世物としては面白いかもしれないけれど、そこからなにかを引き出せるわけじゃない。
ちえさまの苦しみがわかる気がして、私は、舞台の上のちえさまを必死で気持ちの上で支えてしまった。

かつて宝塚にこれほどさまざまな男を演じた人があっただろうかというほど、どれも繊細で、奥が深くて、舞台の上に新しい男役像を作り上げていったちえさま。だから、男役の引き出しには、入りきれないほどの芸が詰まっていた。そういうことができる人なのだ。
その素晴らしい才能を企画サイドは、どうかもっと大切にしてほしい。
「ブロードウェイの演出家」なるものに引きずり回されているのではないの?
宝塚のように、たとえ外部の人を登用しても、必ず自分たちの方に引き寄せるというしたたかさを身に着けてほしい。
ブロードウェイというお墨付きは、もう十分。もっと堅実に女優の芸を積み重ねていける場をちえさまに差し上げてください。
「ビリー・エリオット」のウィルキンソン先生は、そういう意味できっとすごくいい場になると思う。
ホリプロさん、よろしくお願いします!

入りと出のときのちえさまのキラキラ度ときたら、もうため息の連続。
ますますオンナとしても美しくなっている。
今回、全公演の入り出待ちがあって本当によかった。
そうでなかったら、ちえさまのことが心配でたまらなかったはず。
ちえ組は、みんな、ちえさまのことが大好き。寒風吹きすさぶ中でも、ワクワクしながらお待ちしているのです。

そうそう、舞台衣装も、なんとかならないのかしら。
POBのときもだったけれど(賞をいくつも受賞しているという人のデザインということだったけれど、フォーリーズの衣装なんてちゃっちくて…)、今回も、メイヤー氏いわく「シャネル風のドレス」とやらがお粗末すぎ。
もっとちゃんとした生地で仕立ててほしい。

ちえさま、東京公演は、あと2週間半。がんばってください。ささやかにお支えしますので。

REON JACK2が楽しみで、楽しみで、もう心は3月23日に飛んでいる!

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2017年01月06日

シアタークリエ「お気に召すまま」

ストレートプレイのちえさま(柚希礼音)をこんなに早く観られるとは思っていなかった。
勝手に音楽劇だと思っていたんだけれど、ちえさまは最後にちょこっと歌うだけ。
伊礼彼方さんは、ちょこちょこ歌っていたけど。

謝先生が、ストレートプレイをやってみたらいいよと退団前にアドバイスされていたっけ。
そのときは、小さな劇場でちえさまのストレートプレイを観られる日はいつになるのだろう…たぶんかなり先だろうな、と思っていたのだった。

クリエは600席ほどのまさに小さい劇場!
むふふ・・・

が、しかし、シェイクスピアは、やはり手強かった!

そもそも400年ほど前に上演されたお芝居なのだ。
価値観だって、社会状況だって大きく異なる。なのに普遍的な人間のすべてが込められているから、今も、常に上演されている。
でも、やっぱりセリフは当時の香りがぷんぷんするし、状況設定も、今に当てはめるのはなかなか難しい。
特に誰かが誰かのふりをするというシチュエーションがやたらと多いのだ。
この「お気に召すまま」も、そのシチュエーションで成り立っているお芝居。
要するにロザリンドが、ギャニミードというオトコになって、自分の惚れた人に恋愛指南をする。

そんなんありえへん。

おまけに舞台は1600年ではなく、1960年代のヒッピー全盛期に設定。

かなり頭の柔軟さを観客側が要求される舞台なのよね。

で、ばあやは、このところ、かなり頭が固い。
なので、脳内補完がなかなかうまくいかず、初回は、ついていくのが精いっぱいだった。

ちえさまは、ロザリンドのときはかわいく、まあ、いわゆる「ちえ子ライトバージョン」で、ギャニミードのときは、まあ、いわゆる宝塚っぽくて愛短のフレッドや、再会のジェラールみたい。

その瞬間、瞬間は、きゃ!ちえさま♡みたいになるんだけれど、やっぱりジェラールがいい〜、と正直なところなってしまう。
最後には、オトコ、オンナ、どっちなんだ、はっきりしてくれ〜となった。

ちえ組の中には、ちえさまがやっていれば、なんでもいいという盲目のちえファンがいる。
私は、やっぱりドキドキ感が欲しい。
バイオハザードのリサは、オンナなんだけれど、かっこよくて、目が離せないシーンがたくさんあったんだけど。。。

ロザリンド、確かにかわいい。チャーミング。
でもね、でもね・・・

ちえさまは役作りが大変だったと話しているけれど、どうみても、ちえ子の延長線上。
ギャニミードも、普段のちえさまっぽい。

それだけぴったりの役と見るべきなのか、女優の場合、素を出していかざるを得ないのか。
どうもファンの心情としては複雑すぎて、正直なところ戸惑いの方が大きい。

でも、やっぱり大好きだけどね♡

ただ、一つ言えることは、年度末にもかかわらず、REON JACK2はチケット難必至ということ(笑
ファンの心理が手に取るようにわかるコアファンの一人…(笑

というわけで、メイヤーさんの「お気に召すまま」は、もう一度見てから、感想を書こうっと。








posted by 風土倶楽部 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月02日

宝塚大劇場月組「グランドホテル」「カルーセル輪舞曲」

1月2日11時公演を観劇。
龍真咲が観劇に来ていた。あのファッションセンス…らしいといえばらしいけど。

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新生月組、とっても♡♡♡
たまきち(珠城 りょう )、ちゃぴ(愛希 れいか )、みやちゃん(美弥 るりか)の3人体制がとても新鮮だ。

BSプレミアムで早速、レビューの「カルーセル輪舞曲」は放送があったので、グランドホテルの方を中心に感想を書き留めておこう。初日から2回目で、すでにNHKの収録(ちょうど観た回)、そして翌日に放映・・・太っ腹劇団だ。かつてこんなことはあったのかしら。それだけ今回の公演には自信があるということ?
確かに映像で見るのと、生の舞台は違うけどね。特に「グランドホテル」は必見の舞台だし。1年に1、2回、こういうクリーンヒットを打ってくれるから、宝塚はやめられなくなるのよね〜。

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「グランドホテル」
とにかくちゃぴのグルーシンスカヤが素晴らしい〜!
全盛期を過ぎ、観客からそっぽを向かれ、踊ることに興味を失ってしまったプリマの悲哀や誇りを見事に表現していた。そして、たまきち男爵との恋で、乾いた大地に雨が降り注ぎ、植物が芽を冷まし、双葉を出すように命を輝かせ始める。その儚い命の炎が、ちゃぴから立ち上ってきていた。
昨年見た安寿さんのグルーシンスカヤに勝るとも劣らない。

ちゃぴ、すごい〜!
特に男爵と恋に落ちていく過程の色気は、宝塚の娘役になかなか出せないもの。お見事!
ちゃぴ、できるだけ長くトップ娘役をやってね。

たまきちは、ちょっとまだ遠慮気味だけれど、名ばかりの貧乏貴族の人のよい泥棒を品よく演じていた。
映画の男爵も、こんな感じだった。

たまきちはクセがなくて、本当によろしい。
正統派のトップ。これからが楽しみだわ〜。ガタイがしっかりしているのが好き。ちえさまタイプ♡

そして、ものすごーく頑張っているのがみやちゃん。
オットーは、病気の簿記係。会社でどんなにがんばっても報われなかった人生を取り戻そうとグランドホテルにやってくる。そのオットーが男爵やフラムシェンと関わることで人生を取り戻していく過程を、とても丁寧にわかりやすく演じている。ラストシーンのオットーをどれだけ希望に満ちたものにできるかが、この作品の大きなポイントだけれど、しっかり決めていた。歌やダンスも◎ みやちゃん、やったね!

ありちゃん(暁 千星)のラファエラは、もう少し女性的な部分も出してもいいと思ったけれど、歌はすごく歌えていた。ありちゃん、進化中。

早乙女わかばのフラムシェンは、自分の夢のために必死でチャンスにしがみつこうとしている若い女を好演。歌がもう少しなので、頑張って〜。

華形 ひかるのプライジングも、好色な社長をうまく表現していた。レビューの方の歌がイマイチだったのがとてもとても残念。

演出も、赤坂アクトシアターのときは、机とイスの使い方が不自然だったけれど、今回の宝塚バージョンは、物語の流れを中断させることなく、スムーズな展開だった。場面の移り変わりが見事。
2時間05分ほどの公演を1時間35分ほどにまとめたため、物語が凝縮され、濃密になった気がする。宝塚、やるなあ。

音楽がどれもステキで、何度でも観たくなる。

レビューも、華やかで、若さあふれるメンバーで、舞台の上をさわやかな風が吹き抜けていくようだった。
千海 華蘭ちゃんのかわいさも、目だっていた。

月組、とっても楽しみな組になったな〜。

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2016年12月17日

新国立劇場マンスリープロジェクトと東京芸術劇場「紛争地域から生まれた演劇」

シェイクスピアは、つい、気になって手をだしちゃう。
今回の「ヘンリー4世」も、浦井くんがハル王子?B作がフォルスタッフ?面白そうじゃないの…というノリだったし。
と、演劇好きの友人に言ったら、もともと大衆演劇だったのだから、軽い気分で見るのでよいのだと。
そういわれると、なんだかほっとする。

でも、やっぱりちょっとお勉強してみようかなと、新国立劇場マンスリープロジェクトの「ヘンリー4世の魅力と、いま日本語でシェイクスピアを演じるということ」を聞いた。

世界でただ一人37作品全部を演出したという演出家の出口典雄氏による講義。
その出口氏が1975年に旗揚げしたシェイクスピアシアターのために全戯曲を翻訳したのが小田島雄志氏。
宝塚のシェイクスピア作品をやるときに監修しているからというわけではないけれど、シェイクスピアの訳といえば、小田島氏だと思っていたのだけれど、福田恆存氏とかなりバトルがあったそう。
知らなかった〜。

日本人は詩を語ったことがないのだが、英語圏の戯曲は詩と散文に分かれている。
確かに!
舞台で詩を語っているのなんて見たことがないけれど、シェイクスピアの戯曲には、あちこちに詩が出てくる。
だから、日本語でやるときには、演出家主導で読み方をつくらないといけないんだそうな。
そもそも最初に翻訳した坪内逍遥が、詩と散文を分けて訳してなかったそうで…
日本人にとっての詩というのは、俳句や和歌だから、朗々と読み上げる詩とはかなり大きな違いがある。
あのシェイクスピアの饒舌さには、詩も入っているから、なのかな。
小田島氏は詩人だから、そうした部分をうまく訳すことができたそうな。

言葉が状況を決定していく。
そういう意味でシェイクスピアは、観客に親切ともいえる。

シェイクスピアの作品には、権力と恋に取りつかれた人々が必ず出てくる。
権力や恋が絶対的なもので、それらにとりつかれて、取り違えたり、間違えして物語が進む。
ロミオとジュリエットなんて、恋に取りつかれた10代の若者が3日間で人生のすべてを知り、人生を終えていく話だ。


そして、ハムレットは後ろ向きに前に進むんだとか。

うーむ・・・わかったような、わからないような・・・でも、なんとなくわかる。

シェイクスピアは、相対的に物事を見ていく。
いいは悪い、悪いはいい・・・てな感じで価値の相対化をする。

さて、お気に召すままはどうなんだろう。
ちゃんと最初から最後まで観たことがないお芝居なのよね〜。
シェイクスピアは、比喩が多くて、セリフが膨大だから、観ている方もエネルギーがいる。
ちえさまが出ていなければ、あまり触手は伸びなかったかも。


「紛争地域から生まれた演劇」のイランの作品を観劇。これって、観劇なんだろうか…70人ほどの観客が、初めて台本を手にする役者と脚本に翻弄されながら、進行するというもの。作者は、兵役を拒否したため国外に出られない若手作家。自由を求めて、演劇の脚本で行けるところまで行こうというもの。行けるところって、どこ?この変わった脚本は世界20か国以上で上演され、あのラミン・カリムルーも、BWで演じたというので好奇心を刺激されてしまった。もちろん寝ている暇なんてなかった(笑 抑圧されている状態とは、こういうことか〜みたいな感覚を少し味わったような気がする。ほんの少しだけどね。
日本は平和だな〜。


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2016年12月03日

Act Aginst AIDS 2016

行かないつもりだったのに・・・つい・・・

ちえさまの吸引力がすごすぎて・・・行ってしまった。

会場は満席で立ち見もたくさん。
あわててゲットした割には、2階席だけれど、南東のまあまあの席だった。

でも、やっぱり舞台の上のちえさまからは遠かった〜。
舞台の上を観たり、スクリーンのちえさまを観たりで忙しいことといったら。
あ、オペラグラスも。
あわあわしているうちに、あっという間にMaybe ifが終わってしまった。

がっくりしていたら、なんとミュージカルコーナーでロミジュリの「世界の王」を壮ちゃんたちと一緒に踊って、歌ってくれた!!

私的には興奮の坩堝だったんだけれど、なんせ一人なもんで、ペンライトを振り回すのがやっとだった。

ううっ、やっぱり遠い席はつらい。おまけにお隣は、どうやら春馬ファン。
アウェイ感いっぱい。ぐすっ。

でも、このライブは、豪華なメンバーが、いろいろコラボしてパフォーマンスを披露してくれるかなりお得感満載のイベントだということがよっくわかった。
昨年は1300万円ほどをラオスの子どものための病院に寄付できたとのこと。
音楽を3時間近くたっぷり楽しんで、寄付もできちゃうなんて、チャリティコンサートってステキ♡

24回も続けているとは、びっくり!
ちえさまのおかげで、またまたこういう活動を知ることができました。

ちえさまも、とっても緊張していたらしい。その緊張が、遠い席なのに伝わってきたし、May be ifのときにマイクや音響の調子が悪く、ばあやはハラハラしてしまった。ファンというのは疲れるものだ…。
ささやかなペンライトが、少しはお目に留まったかしら。
武道館ライトだと、単なる棒状にしか見えないと思ったから、Rのペンライトにしたんですけど…。
ちえさまの各種ペンライト、揃っているもんね(笑
退団公演のも、ちゃんと会場に行けたから、2本ともあるし。

AIDSは、まだまだ世界で猛威を振るっているのね。
このところ、知的障がい者の福祉施設とコラボして、プロジェクトを始めたので、そちらのお勉強に忙しく…。
こういう楽しいことで、少しでも貢献できるなんてステキ。
プロジェクトでも、こんな大がかりなイベントはムリだけれど、ささやかなチャリティコンサートをやってみたいなあ。

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2016年11月30日

新国立劇場「ヘンリー4世」

ミュージカルが続くとストレートプレイを観たくなる。
シェイクスピア、けっこう好き。
深淵なセリフがちりばめられていて、引き込まれる。

2時間40分(休憩20分)の第1部「混沌」初日を観劇。

毎回思うのは、役者の人は、どうやってあの膨大なセリフを覚えるのだろう?
それも、やたらと比喩の多いシェイクスピアの持って回ったあのセリフを。

「ヘンリー4世」の物語は、なんといってもフォルスタッフが有名。
9月に宝塚の月組でやった「フォルスタッフ」のベースはこれね。

佐藤B作さんのフォルスタッフが、とても愉快だった。
狡猾で自分勝手でやなやつなんだけれど、どこか憎めない。
いや、憎めるか(笑
でも、人間はあんなものだよね・・・と思わせてくれる本音で生きているオッサン。
それがフォルスタッフ。
B作さん、当たり役なんじゃないかなあ。

王子さまに生まれたのに、自分を持て余しているハル王子が、状況や人にもまれながら、だんだん王としての自覚を持っていく過程を丁寧に描いている。

シェイクスピアは、人の心の動きをセリフにのせて縦横無尽に物語を紡ぎ出す。

1幕は、横文字名前(当たり前)だらけでややこしくて、気絶を何度かしてしまった。
一応予習はしてきたけれど、実際に物語が動き出すと、誰が誰だっけ?状態。
でも、だいたい人物の把握ができたころから覚醒。

2幕は、敵対関係がはっきりし、戦場の場面が中心になるので、スピーディでスリリングで、とても面白かった。

大人たちの思惑に翻弄されてしまうノーサンバランド伯の息子パーシーが、かわいそうになった。
彼自身が直情型の人間だからこそ翻弄されてしまうのだけれど。
岡田健一のホットスパー、破滅型人間で真田丸の毛利勝永に通じるものがあった。
死に場所を探しているのが共通?

ハル王子は放蕩三昧しながら、人間観察をし、本来の自分に目覚めていく。

浦井くんは、1幕ではやんちゃな王子、2幕では、目覚めつつある王子を的確に表現。
ラストシーンの王と肩を並べて去っていくシーンが、かっこよくて、ちょっとドキッとした。
(ちえさまがやってもいいような役よね〜・・・って、もう男役はしないのよね・・・)

ハル王子がヘッドフォーンをして、クィーンの曲が流れる中、登場する冒頭。
トレンチコートのような服装で出てきたりと、現代的な小物が使われている。
シェイクスピアって、ロックなんだろうか。
人間の思惑が入り乱れるところにロックあり?
現代と14世紀ごろのイングランドをつなぐ面白い試みだと思った。

やっぱりシェイクスピアは面白いな〜。
2部も、観たくなっちゃった。
でも、10月、11月と派手に観劇三昧しちゃったので資金難・・・
うーん、どーしよう〜。
来年早々には、「お気に召すまま」が待っているし・・・。

ちえさまが、シェイクスピアのセリフを言うなんて・・・うふ♡ 楽しみすぎる♡
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2016年11月17日

ミュージカル「バイオハザード ヴォイス・オブ・ガイア」

前楽、大千秋楽を梅芸で観劇。
ただ、ただ、ステキで言うことなし。
ツッコミどころは、もちろんいろいろあるけれど、もうどうでもいい。
「恋は盲目だね」というゼルグのセリフをいただいておこう。

ちえさま(柚希礼音)にますます惚れてしまいました〜。

退団後、初の主演ミュージカル、初の女性役。
ドキドキしたけれど、結局、ちえさまは、ちえさまだった。
かわいくて、かっこよくて、オトコマエで、一分の隙もないお芝居で、私たちを魅了し続けてくれた。

あれだけ第一線のプロの俳優やダンサー、アクションの方たちを座長として束ね、最高の演技を引き出す。
その力が舞台の上で結集していくさまをまざまざと見せてもらった。
本当に幸せなひとときを、そして、東京初日からの幸せな1か月半を過ごさせてもらい、大感謝。

今日は、やり切った感はあるものの、とてつもなく寂しくて、アドリア海の城郭都市においてけぼりをくったような気分。
もう「ちえ切れ」

は〜、ちえさまは、人の心をつかんで離さない恐ろしいお人です。

さて、次の武道館はバイオハザードで心がいっぱいでチケットを取り損ねたので、12月はおとなしくしているつもり。
次は、1960年代のアメリカにトリップさせられるのね。
来年4月20日まではノンストップでちえさま。
しあわせ〜♡

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2016年11月14日

東京宝塚劇場星組新人公演「桜華に舞え」

バイオハザード大阪公演に忙しくて、10日に観たのに感想をアップする暇がなかった。

恐るべし、新公。
本公演では泣けなかったのに・・・

泣けた。

明治維新の熱気が若いメンバーだからこそ、びんびん伝わってきたのかな?
ぴちぴちの勢いのある志士たち♡♡♡

頭部が小さくて、足が長くて、かっこいい志士たち♡

明治維新のときにはいなかったね(笑

桐野役の天華 えまが、めらめらオーラが立ち上って、よか〜っ!
音咲 いつきの西郷さん、やるね〜!

この二人の演技におお〜!と思いながら、楽しみました。

綾 凰華の隼太郎と桐野のかけあいは、本公演を上回っているシーンもあった。
軽いアドリブのようなコミカルなやりとりがあるなど、余裕もあったように感じられた。

しどーくん(紫藤 りゅう )八木、がんばったね〜。
体系が細くて、不利だな〜。
八頭身のジェンヌにとっての宿命。でも、そこをなんとかクリアするのだ!

残念なのは立ち回りだった。
ラストの見せ場のえまちゃん、登場のときはかっこよく決めていたけれど、刀の扱いがね〜。
振り回しているだけに見えてしまった。

課題、ですな。

でも、星組の未来は明るい!と確信した新公だった。


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2016年11月09日

東京宝塚劇場星組公演「桜華に舞え」「ロマンス」

なぜかうまくタイミングが合わず、ようやく2階B席12列センターで観劇。
鹿児島弁が強烈で、おまけに絶叫型のセリフが乱舞して、セリフがほとんどわからない〜・・・

まあ、ストーリーは西南戦争をクライマックスにしたものだから、なんとなくわかったけれど。
黒豹よりは、わかりやすいし、感動しやすい内容だった(笑

このお話は西郷役に説得力があるかないかで、泣けるかどうかが決まる。
さやかさん(美城れん)、すごすぎる〜。
再来年のNHKの大河でさやかさんに西郷さんをやってほしいと思わせられるくらい包容力のたっぷりあるステキな西郷さんだった。

大久保役の夏美よう、岩倉具視役の美稀千種の上級生が、しっかり要を抑えていて、物語の骨格がはっきりしているのが気持ちよかった。

みっちゃん(北翔 海莉)のラストの立ち回りは、かっこよかった〜。
あの見せ場をきっちり抑えるみっちゃんは、やっぱりすごい。

そして、ことちゃん(礼真琴)
もうショーブランへの期待が確信となった。すごいショーブランになること間違いなし。

あーちゃんの演技力にも、ちょっとびっくり。目立たない役だから、難しいと思うけれど、存在感をきちんと出していた。ふうちゃんが、ちょっと食われちゃったかもね。

さて、次期トップの紅子(紅ゆずる)
どうもみっちゃんと芝居がかみ合ってないのよね〜。こうもりのときもだったけれど。
なぜなのか…
どちらも1回だけしか観てないから、どうしてなのかはわからないけど。

あまりにも演技のスタイルの違いすぎる二人だから?
外部の公演なら、絶対に顔を合わせることがない役者の組み合わせという気がする(笑
宝塚は、同じ顔触れだからね。
二人を同じ舞台上で観ていると、明治座と2.5次元ミュージカルが同居したような感覚になっちゃうのかも。
紅子の引き出しには、ガイズ&ドールズのネイサンがたくさん詰まっているみたいで、ちょこちょこネイサンが顔を出してしまう。

ラストシーンのみっちゃんを抱きながらのセリフは、あまりにも絶叫していて、ちょっと引いてしまった。

ショーは、どのシーンも「ロマンス」していた(笑
ショーでも、ひたすら目を離せないのはことちゃん。
オンナになったり、はるこちゃんを相手に燕尾服で美しく舞ったり・・・
ああ、もっと観ていたいことちゃん♡

さやかさんが銀橋で歌う曲は、コーラスを付けずにもっとしっかり聴かせてほしかった。
歌も芝居も素晴らしいさやかさんが、いなくなるなんて、本当に残念。
ロミジュリのときの乳母も、素晴らしかったな〜。

紅子の時代は、どれほど続くのかしら。
2番手がトップを食うほどの勢いがある組は安定すると言っているヅカ友もいるけれど・・・
スカピンも、がつがつに食ってくると思うよ〜(笑
それに紅子がどう応えていくのか。
観客としては、楽しみだけど。

とうこさん(安蘭けい)は、スカピン初演で大化けしたレジェンド(ちえさま)を従えつつも、まったく遜色のないステキなパーシーを演じていたっけ。さすがとうこさん!
とうこさんには、レジェンドちえさまが真似できないあの素晴らしい歌声があったし、余裕たっぷりの芝居心があったもんね。
さて、紅子、どんなパーシーをつくるのか。
勝負のときだね。



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2016年10月25日

赤坂ACTシアター「スカーレット・ピンパーネル」

劇場の入り口に到着したら、現役ジェンヌとOGがたくさんいる〜!
東京宝塚劇場が休演日だから、星組生がどっと観劇に来ていた。
ウメちゃん(陽月華)、しみこさん(和涼華)、立樹遥さん、遠野あすかさんも。

みんなが劇場に入ってしまったので、さて、私も入るか…と思っていたら、背後になにか気配が。。。
振り返ったら、真後ろにちえさま(柚希礼音)が立っていた…
あ〜、みんな、もう入っちゃったんだな〜、という目線で。
遅刻しちゃったのね。おかげで目の前にちえさま♡

それからは、舞い上がってしまい、おまけにちえさまの頭越しに舞台を観るというはあ、はあ、しちゃうような席で、もうなにがなんだか…

そのうえ、劇場内前方席は、ジェンヌが散らばって座っていて、あそこにも、ここにも、右を向いても、左を向いても、ジェンヌ、ジェンヌ、ジェンヌ。

幕間に通路をうろうろしていたら、またまた背後にしーらん、かいちゃん、れんた・・・
カウンターでジュースを飲んでいたり、グッズコーナーにいたり、トイレの行列にいたり、もう劇場全体が夢の世界になってしまっていた。

客席側に美しい人がずらっといるわけで・・・

舞台の上はやりにくかったのではないでしょうか。。。

なので、スカピン、観たんだけれど、なんだか夢の中で・・・
そのせいか、途中でまさかの気絶寸前に。。。あれっ!なぜ、私、気絶しかかっているのだ?と焦った。

宝塚バージョンと、ずいぶん違うんですよ。
きっとこちらがオリジナルのスカピンに近いのね。

まだ、始まったばかりで、これから観る人が大勢いるから、ネタばれはあまりできないけれど、宝塚バージョンと違います!は、はっきり言っておこう。

で、私は、もちろん宝塚バージョンが好き。
そして、星組初演のバージョンが、やっぱり好き!

パーシーは、とうこさん(安蘭けい)がいいし、ショーブランは、もちろんちえさまが最高!
あれを越えるものはない!とはっきり断言できる。

イケコ(小池修一郎)は、やっぱり天才なのかもな〜と、また、思った。
すばらしいアレンジの仕方をしていたのだなと。

ピンパーネル団が着飾る場面のことだけ、どうしても言っておきたい。
「錦鯉」はないと思うよ。
石丸パーシーは、孔雀の恰好をしているのだから、せめて「孔雀」にしてほしかった。
ニシキゴイはない、やめてほしい。誰か外国人の演出家に、その表現は変だよとちゃんと言ってあげればよかったのに。

ラスト近くで、とうこさんも、バイオハザードのちえさまみたいに急に剣を振り回し始めたのにはびっくり。
先輩後輩で同じようなシチュエーション。
ただ、とうこさんは、石丸パーシーとぶちゅっと2回やっていた。
あれだけは、ちえさまに先輩のあとを追ってほしくないなあ。宝塚式でよろし。

カーテンコールでとうこさんに大きな拍手を贈るちえさまを見ることができて、感無量でございました。
はあ〜、こんな瞬間に遭遇できるなんて。ばあやは本当に本当に幸せものでございます。
3か月ほど若返った気がいたします。

エリザベートのOGバージョンがあるのだから、スカピンのOGバージョンをやってほしい。もちろん星組OGだけで!

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posted by 風土倶楽部 at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

宝塚大劇場雪組公演「私立探偵ケイレブ/GREATEST HIT」

なんだかんだいっても、私、宝塚をよく見ているな〜。
特に雪組。

だって、美しいんだもん。

ちぎ(早霧せいな)、みゆ(咲妃 みゆ)、だいもん(望海 風斗)のトリデンテに加えて、さきちゃん(彩風 咲奈)、凪しょう(彩凪 翔)、れいこ(月城 かなと)、ひとこ(永久輝 せあ)・・・

この並びを観ているだけで、ばあやは半年くらい若返る気がする。

だから、正塚氏も、ストーリーなんてどうでもいいと思っちゃったのかしら。

「私立探偵ケイレブ・ハント」
とんでもなくつまんない・・・
ハラハラドキドキもなければ、うっとりもなし。
ストーリーは、わけわかんないし。

ちぎみゆのベッドシーン、いや、単なるベッドのシーンまでは覚醒していたんだけれど、いつの間にか気絶。
気が付いたら、ハリエットが誘拐されてた。

うーむ。。。

みんな美しいから、まあ、ええねんけどね。

ちぎちゃんのラブシーンがねぇ・・・
ケイレブくんのキャラクターがイマイチ明瞭じゃないから、感情移入できないまま、ちぎちゃんには珍しくちょっと濃厚なラブシーンがあって、ご苦労のあとが滲み出ていた。

お茶会で、ラブシーンのことを話ながら、「お客様の近くでやるの恥ずかしい」「あんなことバンバンやってた柚希さんは凄い!!!今ここに浮かんだんです柚希さんがっ」と照れていたそう。

うん、ちぎちゃんには似合わない。色気むんむんのちえさまでないと、銀橋でのラブシーンはきつい。

ちゃんとそういうシーンは覚醒しているのね。私・・・。

しかしなあ、黒豹といい、ケイレブといい、過去にあれだけ名作を作った演出家の先生方の凋落がナポレオンの凋落並に劣化というのも、問題が多いかと。

稲葉大地氏のショーは、やはり美しい並びや、みなさまのパフォーマンスを観ているだけで楽しめて、あっという間だった。クリスマスとは、まあ、気の早いを頭の片隅で思いながらも、ひとこちゃんを追いかけるのに忙しく、そんなことはすぐに忘れて、にっこにっこしながら観ちゃった。

ちぎちゃんとだいもんの「虹の彼方(だっけ?)」は、イマイチ美しさが出ていなかったのが残念。
なぜなんだろう?

だいもんに、もっともっと歌ってほしい。踊らなくていいから、歌をプリーズ。

さきちゃんが、とってもかわいくて、でも、色気も出てきていて、これからが楽しみ〜!
れいこちゃんは、もういるだけでオーラが出ちゃっていて、見つけるのに苦労しない。
ひとこちゃんは、ちぎちゃんの真後ろとかにいることが多くて、とってもうれしくなる。
ひとこちゃんには、めちゃくちゃ黒い役をやってほしいな〜。ショーブランみたいな。似合うと思うのよね〜。。。とばあやは妄想。

れいこちゃんが月組に行っちゃうから、この並びは見納めだけれど、あーさ(朝美絢)が月から異動してくる
から、またまた美しい並びが楽しめそう。来春の「幕末太陽伝」、ものすごーく楽しみです。

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posted by 風土倶楽部 at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする