2020年01月22日

宝塚大劇場 雪組新人公演

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』新人公演

ラストチャンスを得た諏訪さきちゃんのヌードルスを観ることができて、とても幸せな気分になりました。
実力を備えたうえで、着実にスキルをアップさせてきたしゅわっち。
壬生義士伝の新公の大野次郎右衛門役ですでに充実を見せていましたっけ。

新公主演でこの役が回ってきたという巡りあわせは幸運もあるけれど、来るときが来た
まさに満を持しての…お役ですね。
赤い薔薇のシーンは、初めてのヅカ的な濡れ場。
どうなるかと息詰まる思い出観ていたけれど、オトコの野望、切なさ、どうしてもものにしたいオンナが目の前で逃げていくくやしさ、ちゃんとにじみ出ていました。

後半に向けて、人生にたくさんの重荷を背負っていくヌードルス。
お芝居も、どんどん難しくなっていく。
でも、しゅわっちのお芝居も、深みを増していって、ラストの苦い結果を余裕で受け止めたオトコの厚みが出てました。

絶賛です(笑)

縣千(あがちゃん)のマックスは、これもキャラクターがあがちゃんにぴったり。
立ち姿がすでにマックス。
色気がだだもれ(笑)
とにかく目立つ

が、しかし、歌が〜・・・あがちゃんのウィークポイントなのだ。
課題ですな〜

彩海せらのジミーも、的確な表現で安定の演技力。
せらちゃんは、本当に優等生だな〜

しゅわっち、あがちゃん、せらちゃんの3人体制は、観ていて楽しい。

眞ノ宮 るいと一禾 あおのギャングぶりが何気に板についていて、観ていて面白かった。
潤花のデボラは、お芝居はさすが。やはり課題は歌かなあ。高音がつらそう。

彩 みちるのキャロルは、それなりにいい味を出していたけれど、朝美 絢のキャロルがすごすぎるから、印象が弱い。
仕方がないよね〜

雪組、これからもとっても楽しみにしています。

IMG_20200122_094703.jpg

お正月に観て以来、2回目のワンスで確信したのは、やはり小池修一郎氏は天才だ!って、今更、確信(笑)
いや、何度でも確信したい
お手すきの時に「オーシャンズ8」をちえさまのためにぜひ!


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2020年01月02日

宝塚大劇場 雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」

謹賀新年

ラッキーにも、SSチケットで2020年初鑑賞。

2020…キリのいい数字だわ〜
今年は何年だっけ?と考えなくてよい数字

雪組…すごすぎる
小池修一郎さま(イケコ)・・・手練れすぎる

冒頭のギャング風衣装でのオトコ役のダンスから、銀橋にずらっと並ぶあたりで心を鷲づかみにされる。
この瞬間にもうイケコの手のうち
雪組メンバーのつくる世界に引き込まれる
見事としか言いようがない

昨夜、スカイステージで放送された「ファントム」(2018年〜2019年版)もだけど。
劇場でも観たけれど、あらためて映像で見ると、あまりのすばらしさに興奮してしまいました。
こんな「ファントム」は、だいきほでしかありえない。

ワンス・アポンに話はもどして
つかみは大切
そこから物語がメリハリのきいた展開で、心地よく進んでいく

このお話、映画で2回くらい見たことがあるのに、ストーリーをほぼ忘れてしまっている。
アマポーラの甘い郷愁を誘うナンバーくらいしか残ってないのよね
なぜなんだろう・・・と、舞台を観ながら考えていたのだが、デニーロ扮するヌードルスが大成功する話じゃなかったからなのだ…。

人生の切なさや苦さが、全般に渡って通底するお話だったのだ

そういう映画を舞台化しようと考えるところがイケコのイケコたるところなんだろうなあ
年齢もある?
そして、めちゃめちゃわかりやすく切ない物語にしてくれている。
小池先生、ありがとう
1幕ラストのシーンは、すみれコードぎりにもかかわらず、あくまでも美しく悲しい。
2幕は、物語のちらばった欠片が次々に回収されていくのについていくのがちょっと大変。

だいもん(望海 風斗)ときーちゃん(真彩 希帆)の歌唱力は当然のことながら、青年時代、壮年時代、初老時代と演じ分け、演技のきめ細かさにも驚かされる。


さきちゃん(彩風 咲奈)は、マックスのようなちょっと激しやすい前のめりな男が上手になったなあ
2番手の宿命ともいえる役だけれど、どんどんオーラが出てきている。

あーさ(朝美 絢)のキャロル
お見事!見惚れた!歌とパフォーマンスの融合がすんばらしい!!!
そして、お美しい

しょーちゃん(彩凪 翔)のジミー
いやはや、そーゆーことでしたか・・・物語のカギを握る人物
存在感がありました。

あやな(綾 凰華)のニック
さりげなく舞台をしっかり支えるあやなです。

パットモーの奏乃 はると、舞咲 りんなどのベテラン、若手、みんな、いい仕事をしていました。

特に若手で目立ったのが、やはり彩海せらちゃんと諏訪さきちゃん
ストーリーを動かす役ではあるけれど、ずっと出ているわけでもない
でも、途中、別の役で出ているのをしっかり確認できる目立ち方
新人公演が楽しみです。

だいもん、さきちゃん、まなはるとの4人組の一人として大抜擢だったあがちゃん(縣千)は、ちょっと荷が重かったかな
動きをもう少し整理して、歌をがんばろう!
ばあやは期待しているから、つい厳しく観てしまうのだ(笑)

というわけで、雪組の充実ぶりはすさまじく、日本のミュージカル界の最高峰を極めつつあるとさえ思えてくるのでした。
もう一回、観たいなあ






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2019年12月31日

2019年の観劇

今年は、柚希礼音(ちえさま)の20周年記念イヤーだったので、とっても充実した1年だった。
退団以来、一番充実の1年だった。

振り返れば、Prince of Broadwayでは、ブロードウェイで存在感をもつ俳優たちとの初共演で、大きな目をくりくりさせながら、必死で今までの経験と技術でなんとか乗り切り、その後の「バイオハザード」では、アクションスターをめざすのか?と思ったら、そうでもなくて( ´艸`)、「お気に召すまま」では、外国人演出家にいいようにされ、極めつきは地球ゴージャスの「ゼロトピア」で半年近くもったいない使われ方をして…この脂の乗り切った素材を活かせない作品に半年も捕らわれ、本当に心配させられた。アミューズは価値をわかっていないのでは?と事務所選択を失敗か…と心配しまくってしまいました。

「マタハリ」では、生へそショックと舞台展開のチープさでかなりへこんだけれど、作品そのものがよかったので、なんとか立ち直り(ちえさまの責任ではない)、ビリー・エリオットでは、観るたびに深い内容に涙したものの、ちえさまの今後がなんとなく見えなかった。
REON JACKでのダイヤモンド級の輝きと、ミュージカル作品の中での輝きの落差に悔しい思いを何度もした。

が、今年の作品「唐版風の又三郎」「Lemonade」「ファクトリーガールズ」の流れは、ようやくちえさまらしい路線が見えてきたうれしさがあった。
来年のボディガードも、またワクワクさせてもらえそう。

というわけで、今年はたくさんちえさま公演を観ました。
その合間に宝塚もたくさん観ました。
その合間の合間にちょこちょこいろいろな公演にも手を出して観ました。

やはりナンバーワンは「Q」ですかね。
あの濃密な劇空間は、はやり野田秀樹ならでは、なのかなあ。
ロミオとジュリエットをベースにしているけれど、一筋縄でいくようなストーリーではなく、内容の深さに引きずり込まれる快感がある。
「名前を捨てる」というジュリエットの一言がこんなにも深いものに変換されるとは…
唐版風の又三郎にも似た感覚があったから、この2作品がベストワン。

「ファクトリーガールズ」もよかったけれど、ちえさまにあて書きみたいなものだから、どうしても目が💛になってしまう。


宝塚では、作品としては「龍の宮」が面白かったけれど、やはり花組の「青い薔薇の精/シャルム」
もちろん充実度では雪組「ファントム」
が、うっとりさせまくってくれたのは、みりおちゃん(明日海りお)退団公演。
やはり宝塚はうっとりが基準よね。


12月に梅田芸術劇場「ファントム」と兵庫県立芸術文化センター「ビッグ・フィッシュ」を観劇。
「ファントム」は、宝塚版を見慣れているためか、全体に暗い印象。
舞台演出としては、やたらと街灯が動きまくるのが気になった。
エリックがとても饒舌で、友人に言わせると「コミュニケーションのできないひきこもり」系とのこと。

もともとあまり好きではないストーリー。でも、楽曲が美しいのでつい見てしまう。
でも、観ては、やっぱり好きじゃないなあと。

愛希れいかのクリスティーヌは、雪組の真彩希帆(きーちゃん)に比べて下町の歌姫っぽさが出ていると友人。
私は、逆に歌姫らしさは、きーちゃんの方が圧倒的だと思った。
クリスティーヌになにを求めるかで好みが違ってくるようだ。
私は、楽曲目当てで観ているから、やはり歌のうまさに惹かれるというわけ。
ちゃぴもうまいんだけど、きーちゃんの歌唱力の前には、誰も勝てないなあ。

今年最後の観劇となった「ビッグ・フィッシュ」
再演ということで、箱が縮小された分、出演者も少なくなった。
父と子の葛藤を軸にしたファミリーもの。
父の子どもや家族を喜ばせるためのささやかな嘘が波紋を呼ぶ
家族をなによりも愛し、家族に囲まれて最後を迎える幸せな男の話に思えた。


本日大晦日は恒例の兵庫県立芸術文化センターでのジルベスターコンサートへ。
今年はプッチーニ特集で、メロディアスな楽曲に酔わせてもらった。

今年は、大きな不幸はなく、東京の家を手放し、昨年、急逝した叔父の遺作展も終わり、ようやく暮らしがひと段落した。
2年続けて二人の大切な人が不在となり、その二人のことを毎日1度は考える日々。

東京ホームシックに突然襲われるのがちょっと困ったこと。
2020年も、穏やかな年でありますように

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2019年12月10日

バウホール 星組「龍の宮物語」

5年に一度くらいのバウの当たり作品だった。
月雲の皇子を思い出すなあ
あのときの衝撃に似ている

お話は、浦島太郎や夜叉が池をベースにアレンジされたものらしいが、世界観が明確なのと、役者たちの巧みな演技で物語に引き込まれてしまう。

瀬央ゆりあ(せおっち)と、有沙 瞳(くらっち)が素晴らしい!
せおくらで1組、夢組とかを作って、トップコンビにしてほしい
彼女たちのいろいろなシチュエーションの作品を観たい!

ロマンとリアリティの加減が実によい塩梅で、これぞ演劇空間だよね〜と酔わせてもらえた。
バウホールだけでは惜しい。
1幕の後半がちょっともたつくので、そのあたりを整理して、ぜひ、東上して〜!!!

宝塚歌劇団のオリジナル作品なんだから。

海外ものは演出とキャスティングさえ間違わなければ、そこそこうまくいくけれど、オリジナル作品で素晴らしい!ともろ手をあげて言えるのは、そんなに多くないんだから。

くらっちの哀しみや憎しみ、せおっちに惹かれる気持ちがひしひしと伝わってきて、その感情にせおっちがしっかり寄り添っていく。
龍神様の天寿 光希(みっきー)のラストの声音が、いまだに耳に残る。
みっきーの役作りも、毎度のことながら、うなっちゃった。
いつも難しい役を出すぎずにきちんと見せている。
芝居巧者の舞台は観ていて気持ちがよい。

歌が上手いとか、ダンスが上手いとかはわかりやすいけれど、芝居が上手いというのは、その基本だもんね。

宝塚歌劇団さま、どうかこの作品を大切に、東上させてくださいっ!


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11月の観劇

書くことに対するマメさがなくなったな〜
これもトシなんでしょうか・・・

11月1日金曜日
MARUさんライブ
吉祥寺、自由が丘に次いで、3回目の今回はなんと、なんと、我が家からすぐの門戸厄神駅駅前のライブハウスにて。
またまた酔わせていただきました。
まもなく発売のクリスマスソングを集めたステキなCDをいち早くゲット!
また来てね


10日 日曜日
日経新聞主催の風間杜夫の落語会へ
とっても楽しかった
落語家を演じるそうで・・・また、聞きたい!

21日 木曜日
梅芸で星組「ロックオペラ モーツァルト」
ことちゃんが上手いのは知ってる(笑)
娘役たちの歌と演技のうまさにびっくり!
そして、組子たちのダンスがすごーい!
とっても楽しめた。

22日 金曜日
大劇場で宙組「イスパニアのサムライ アクアヴィーテ」
母たちはSSで、私はB席で(笑)
後ろにことちゃんたちが座ったそうで・・・
でも、B席でよかった。イスパニアはあまり覚えておらず・・・
たまにこういう演目あるよね〜タカラヅカ
たまでもないか(笑)

ショーは楽しくて、あっという間だった。
ゆりかちゃん、最近、貫禄出てきたな〜


23日 土曜日
兵庫県立芸術文化センターで「終わりのない」
前川知大氏の作風がわりにテイストに合うので気になって観てみた。
が、今回は、今一つ、マッチしなくて・・・
終わりのない繰り返し、のようでいて進化しているような退化しているような・・・
いろいろ盛り込みすぎではないのかなあ

24日 日曜日
花組千秋楽
なんと京都までライブビューイングのために行ってしまった。
みりおちゃん・・・今頃、あたなのことをこんなに好きだったというのを気が付くなんて・・・
9年前に見始めたのが月組だったから、いるのが当たり前みたいに思っていた。
悲しい、寂しい・・・
早く私たちの前に戻ってきて〜


というわけで、今月は花組気分の1か月だったのだ〜



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2019年10月29日

新歌舞伎座 NODA MAP「Q」

10月19日 新歌舞伎座にて「Q」を観劇。

さすが野田秀樹さま!
怒涛の3時間だった。
竹中直人のシャワーを浴びてしまうようなかぶりつきの席で目撃したQは、歴史の渦の中で懸命に愛を求めて生きる人間のはかなさと力強さに彩られていた。

クィーンのボヘミアンラプソディーの「ママ、人を殺してしまったよ」が、まさかロミオとジュリエットのマキューシオ殺害に結び付くとは!


平安末期の平家と源氏を舞台に、若いろうみおとじゅりえが勢いにのって自分たちの恋に邁進するのは従来のロミジュリと同じ。
が、30年後の二人が、その二人を見守り、異なる運命に導こうとする。

なんとか心中を回避しようとあがく二人だが、運命とは避けられないもの
心中こそ避けられたけれど、二人は引き裂かれてしまう。

ロミジュリの有名なセリフ「ああ、ロミオさま、名前を捨ててください。私も捨てます(ニュアンス)」
このセリフが、二人のその後の怒涛の人生にどれだけ大きく影響していくことか…

1人1人の人間の人生が、時の激流に飲み込まれ、名前を失い、命を失っていく。
そのろうみおの悲しい最期を、しっかり受け止め、再び名前のある命にするのはじゅりえ。
愛が、ラストシーンで昇華していく。そこでLove of my life

クィーンの曲が、こんなふうに使われるとは。
そして、まったく違和感がない。いや、とても効果的!

ロックオペラ マクベス以来の松たか子が、自在に言葉と感情を操り、目が離せない。
上川くんは、魔界転生以来だけれど、こちらの方がイキイキして、ステキでした。

広瀬すず、志尊淳の若いロミジュリのフレッシュさは、まさに命の爆発という感じ。

橋本さとし、竹中直人が、いろいろなキーとなる人物になるのだけれど、いつどんなふうに出てきても面白いし、的確に物語を進めていく。

舞台装置がシンプルだけれど、とても工夫がされていて、時代を越えて様々なシチュエーションが目の前に繰り広げられていた。

素晴らしい見応えでした。
また観たい!


ところで、とっても気分がよかった観劇だったけれど、入るときにものすごく不愉快な目にあった。
チケットチェック。

友人が抽選に入れてくれたために、私の名前が本名の漢字ではなく、仕事で使っていたひらがな交じりの名前になっていたのが原因。
同じ読み方で漢字か、ひらがなかだけの違いなのに、はねられてしまった。
運転免許証を見せてもダメ

まず入場口ではねられ、チェックが必要な人だけ並ばされる窓口へ。

私の前で窓口でスタッフと話していた女性二人組からは、某チケットセンターの名前が聞こえ、結局、入れなかった模様。
いくらで落としたチケットだったのかな

順番がきて、スタッフに同じように運転免許証や、ほかの証明書も見せたけれど、その子は判断できず、また、待たされ、ようやく隣にいた正社員らしき女性にお伺いをたて、ようやくあごでうなずかれ、オッケーが出たものの、手首にムラサキの紙テープを巻かれるハメに。

お客なんだけどな〜
罪人扱いだわよ。

苗字と名前が一致していて、ひらがなになっているだけで、ここまで厳しくはねる必要があるのだろうか。
どんな不正が行われるというのか。

とヽ(`Д´)ノプンプンしていたのだが、2,3日前にチケット転売で初の摘発された事例をみると、社員証まで偽造していたらしい。

が、私が見せたのは運転免許証だからなあ・・・

運転免許証を偽造までしちゃったりするのだろうか。
10倍以上で売っているから、そのぐらいするか?

笑えたのは、ひらがなを使った名前でカードを作ってないかと探してみたら、某映画館の会員証があった。
それを見せたら、アルバイトらしき窓口の子が納得したふうだったこと。

おいおい、運転免許証より映画館の会員証かい(笑)


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2019年10月28日

梅田芸術劇場「Factory Girls あなたが描く物語」

「Factory Girls あなたが描く物語」大阪公演4を回コンプリートしてしまいました。
観れば観るほど、胸に迫るものが増す作品だった。

脚本が実によく練られていて、歌詞やちょっとしたセリフに伏線が張られているから、観るたびに発見があった。
サラやハリエットだけではなく、主要登場人物たちの生きてきた経緯が動きやセリフにしっかり練り込まれている。

例えば、マーシャとフローリアンの関係性。
マーシャがなにかと不器用にフローリアンのことを気にかけているセリフや動きは、同じような虐待という過去を持つからというのが徐々にわかってくる。
でも、マーシャには、前向きに生きようとする強さがあり、それがこの舞台の上ですごく大きな救いになっている。

ヘプサベスは、母を救い出したい(たぶん過酷な環境にいるのだろう)という一心で、工場長の側につく選択をしている女性。
それも、物語が進むにしたがって、わかってくるのだけれど、冒頭の登場シーンから、彼女が歌っている内容が心の叫びになっているのだ。

グレイディーズが、なぜ、人を赦そう、受け入れようとるすのかも、生い立ちからうかがえる。
人間は1人だけれど、1人では生きられないことを痛感している人間なのだ。

そして、アビゲイル。
実は、影の主役ともいえる。
一番進歩的な女性。自分の考えをもち、愚痴を言うよりも行動する。自分が正しいと判断したときには、はっきりとモノを言う。恐れない。
彼女が歌う「あんな場所に二度と戻らない!(ニュアンス)」を聴くと、彼女は前だけを向いて生きている人というのがはっきり伝わってくる。
彼女が、サラを誘導し、リーダーへと育てたともいえる。最後には命を賭けて、背中を押すことになるところは、多くの犠牲があって、今が築かれていく象徴的な場面。

主要な登場人物の中では、比較的恵まれた環境にいるのが寮長の娘のルーシー。この物語の語り手でもある。
母親の苦労を目の当たりにしているとはいえ、のびのびと育った娘だからこそ、周囲の女の子たちのことを公平にみる冷静さももっている。
彼女のような人間が書き手となって、世の中に問うていくことで、なにかが少しずつ動き、変わっていく。普遍化していく。

ハリエットの背景もつらすぎるのだ。
ラスト近くに歌う私はペーパードールは、哀しすぎる。
会社側をうまく使って女性の地位向上をめざしていたつもりでも、いつの間にか会社に取り込まれ、利用されつくされていることを気づいてはいるけれど、苦労して築いてきた立場(工場で働かなくてもよくなったんだから)、注目される喜び(各地を講演してまわっている!)、御曹司のベンへの恋心(好きだ、好きだと言われるんだから、うれしくないはずがない)、そして、なによりも、自分の活動が女性の地位向上に大きく貢献するはずだという自負。早々には手放せないよね。
サラの動きが目障りになってしまうのは当然ですな〜。
「邪魔させないわ〜」と歌うハリエット、コワかったです(笑)

ハリエットが、会社の視察団に向かって「女性も言葉を持っているのです」というセリフに、男尊女卑の世界が象徴されていて、この言葉だけで、どんなに困難な社会だったかがよくわかる。登場人物全員が揃った場面でこのセリフ。むむむ・・・と

サラは、どこまでもまっすぐ。ハリエットが何度かセリフで言うように「正直ね」「正直すぎるわ」
だって、パパの遺言なんだもん
「自分に正直に生きなさい」

この脚本、すごい!
すべてのセリフがなにかにつながり、ちゃんと掬い取って提示してくる。
だから何度観ても、新しい発見があるし、登場人物たちと一緒に生きているような気分になれる。

そして、これらの登場人物たちをかっちりとした枠組の中に収める役割がルーシーの現在と、ルーシーのママのラーコム夫人の二役を演じる剣幸さん。
二世代にわたって俯瞰できる仕組みなのだ。
サラに「あなたは私が見たこともない景色を見せてくれたわ。感謝している。女性が世の中に向かって言葉を発するなんて(ニュアンス)」というシーンにいつも( ;∀;)でした。

本当にすごい!

板垣恭一さん、只者ではないですな。
ちえさまが、ちょっとあいさつ程度にお話ししただけなのに、私のことをすごくよくわかってくださって〜とおっしゃっていたけれど、まあ、ちえさまの人柄はちょこっと話せばわかるとは思う(笑)
でも、ここまで女性たちの輪郭をくっきりと浮かび上がらせるのはすごいです。

どんな家庭環境にお育ちになったのかしら。
女系家族だったりして…。

お茶くみから始まり、男性社会の中を多少なりとも長年泳いできたばあやにとって、過去の女たちの話は身につまされる部分と、そんな困難をみんな乗り越えてきたんだなあという感慨が激しく交錯する舞台でした。

この作品は、たくさん語り合いたくなる。
キャスティングが絶妙で、役者のみなさまがすばらしい。
ちえさまの雄姿をじっくりリピートしたいし、
ちえさま、DVDが出たら、必ず買いますよ。
だから、DVD化をよろしくお願いします!

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2019年10月24日

赤坂ACTシアター「Factory Girls」

9月27日、28日
赤坂ACTシアター「Factory Girls」

ちえさま(柚希礼音)の力の入れ方が半端なく、ものすごい圧が舞台上から発散されるすごい作品。
上演前のプロモーションとイメージがかなり違ったのがすごく残念。
憂鬱な顔の妙な髪型のちえさまが、前面にだされたあのポスター、大失敗なアミューズさん

産業革命で機械が導入され、生産性が高まる一方で人間らしい生き方が問われるようになってきた近代
女性たちも、新しい職場で働き方や生き方を模索する時代に突入したころのお話
男尊女卑が当たり前の時代に、自らの道を開こうともがき苦しんだ女性たちの話なんだけれど、みんな、とても元気
厳しい労働環境の中でも、楽しみや歓び、希望を見出そうとする。

こんなに苦労して自由や権利を勝ち取ってきたんだから、現代のあなたたちもがんばるのよ!という現代の女性たちへのエールなのだ。
抑圧されていた当時の女性たちが立ち上げるかっこいいお話なのだよ

今も、昔も、かっこいいオンナたちはいた

そんなアプローチの前宣伝をしてほしかったな〜
だって、希望を胸にやってきたちえさまが最初は、なにも知らずにおたおたしているんだけれど、途中から、いろいろな経験や同僚の苦労を目の当たりにして、どんどんリーダ―ぶりを発揮して、かっこよくなっていくんだもん

先頭に立ってデモをするシーンなんて、惚れ惚れ〜
このシーンをポスターにしてほしかった

日米合作で一から作り上げたこのミュージカル
ベースになった多くのアイデアで原作の形を作ったのが米国の男性たちというのが興味深い。
そして、脚本も、演出も、日本人の男性

男性も女性も、どう生きるかは同じ人生の課題。
ちえさまがいつもいっている男役も、娘役も、心情を伝えるというのは同じことというのとどこかつながる

行動するかっこいい女性たちに大いに刺激される舞台なのだ。

明日は大阪初日。
うふふ


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2019年10月23日

宝塚大劇場 月組「I AM FROM AUSTRIA」本公演+新人公演

月組は、最近、人気がイマイチというウワサが駆け巡っているけれど、武蔵でどうやって集客しろというのだ…と思っていた。
が、今度はオーストリア出身なんです(直訳)というミュージカル。
ふるさとは甘き調べという副題も、砂糖菓子みたいな甘さだし…

そりゃあ、そそられないでしょ

実際、本公演をみたら、なぜ、オーストリア出身の女優の里帰りがテーマなんだ?
ホームレスを支援する4つ星ホテルの御曹司が主役?

と、なんだか展開がわかったようなわからないような…

たまきちは、相変わらず同じようなキャラだし、
れいこも、またまたちょっと間抜けなワルだし、

ひさしぶりに月組に戻ったちなつのパパとうみちゃんのママがいい感じ

ありゆのコンビが面白い展開

と、そこそこ目は忙しいんだけれど。。。


こういうときには新公を観ると、謎が解けることが多い
なぜなら、それは短縮版だから〜(笑)

ぎゅぎゅっと凝縮されるから、なのかしら。

今回も、ちょうどいい長さで、緊張感もあって、すごく楽しめました。
特にかおとくんのジョージと、白河りりちゃんのエマ
二人とも初々しくて、とってもキュート
かおとくんは、のびのびと楽しそうにやっているし(実際、緊張することなく、楽しくやっていたとご本人が話していました)、
りりちゃんは、とんでもなく歌がうまい。声がよい。

礼華はるくんも、間抜けなワルをかっこよくやっていたし、
風間柚乃ちゃんも、初の女役を楽しそうに余裕でやっていたし、

これはだれ?あれはだれ?と一気に新人たちを覚えてしまうくらいみんな個性的で、破たんがなく、役を楽しんでいました。

月組の若手、すごいぞ!


さて、藪下哲司さんの宝塚歌劇支局プラスに早速、新人公演の評が出ていて、大きな謎が二つ解けました。
一つ目は、このオリジナルミュージカルは、エマが主役
故郷を捨てて、アメリカにわたり女優として成功した女性が、故郷に錦を飾り・・・というストーリー

宝塚は男役が主役にならないといけないから、ジョージがメインになっている。
日本に住んでいる私が、日本出身ですから…と言っても、あ、そうですね、なわけで・・・

もう一つの謎は、ホームレス支援
なんだかとってつけたような偽善的なシーンだと思っていたら、オーストリアの大きな社会問題となっている難民問題が背景にあるらしい。

なるほどね〜
宝塚に合わせて潤色ってやつを施されているから、焦点がぼけた作品になっていたのだ。

月組生、がんばっていると思う。
たまちゃん、進化するための試練だ。
山あり、谷たりを乗り越えてね



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2019年10月03日

9月観劇日記

以前より、書くことに執着がなくって、ブログのことを忘れてしまう
おまけに叔父の遺作展開催に向けて、なにやら忙しく…写真展参加でも、忙しく…
おまけにちえさま東京遠征もあり、やはりなにかと忙しく…


9月6日
宝塚バウホール 宙組
「リッツホテルよりも大きなダイヤモンド」
友の会で当たったので〜それもよいお席が〜
フィッツジェラルド原作とのことで、ちょっと期待していったんだけど〜
メルヘンなのか、SFなのか、よくわからない。
そのあたりのことは、考えても仕方がない。
宙組の若手を観なさいよ、ということなんだなとヅカ的思考で観てみました。

瑠風輝(もえこ)、なかなかよいかと。
月組のるねちゃんとどこかかぶる風貌
鷹翔 千空と二人並ぶと、見映えします。

この作品で一番へ〜な発見は、悠真 倫さんの歌唱力のすばらしさ。
ちょっとびっくりいたしました。



宝塚大劇場 花組
「A Fairy Tale −青い薔薇の精−」
「シャルム!」

植田景子先生、恐れ入りました。
見事に泣かされてしまいました。
みりおちゃん・・・お別れなのね・・・
これが生みりおちゃんを最後の機会。
宝塚をあらためて見始めたのが、月組の霧矢トップのときだったから、そのころは2番手あたりにいたみりおちゃん
その後、ロミジュリW主演、ベルばらW主演、そして花組へ
いるのが当たり前のように思っていました。
まるでバラ園に妖精がいるのが当たり前のように。
フェアリーなみりおちゃんを見事に表現した素晴らしいお芝居だ。
乙羽 映見のミステリアスレディが、この作品をますます上品に美しく夢のあるものにしているのに感動。
でも、辞めちゃうのね…

みりおちゃんは娘役となじまないなにかあるんだろうかと勘繰っちゃうほど入れ替わりが激しかった花組だったな〜

シャルムも、さすがの稲葉先生
全編大好き。
すっかり呪文をかけられまくりました。

宝塚〜ないい2作品でした。



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2019年09月03日

半年間の記憶をたぐる 7,8月

6日 梅田芸術劇場 レミゼラブル
LE VELVETの佐藤隆紀シュガーちゃんのジャンバルジャンを観るために8年くらいぶりにレミゼラブルへ。
マタハリでシュガーちゃんに出会ったときに、この人はバルジャンにぴったりだと密かに思っていた。
期待通りのバルジャンでした。
海宝くんのマリウスも。
こうしてみると、ちえさまは、すごい人たちと共演しているし、その中心に常に立っているのだ。


13日〜 梅田芸術劇場 Lemonade
ふたたびのちえさま♡
もうずっと浸っていたいちえワールド。
終わってほしくない
ジオスエナジーで、またまたパワーを注入され、ちえさまラブでへろへろ〜
し・あ・わ・せ


27日 横浜アリーナ 氷艶
初フィギュアスケート鑑賞。ちえさまがもれなく付いてくるという奇跡!
スケーターたちの歌と芝居に驚かされ、役者たちのスケートに驚かされるというコラボレーションの火花散るエンターテイメント。
スケーターの表現力は、数々の試合で十分知っていたけれど、お芝居になると、こんなふうに反映されるのか〜と。
というよりも、こんなふうにじっくり表現したかったのね。
ちえさま松浦の存在感は、登場とともに会場の雰囲気も変えてしまうほど。
もっともっと観たかったな〜
ちえさまファンは、退団公演の黒豹冒頭のソルさまのステキさを忘れないのと同じくらい、えっ!これだけ?この話じゃなかったの?という見事な劇団のはしご外しにずっとずっとやり残した感をひきずっているんだからね。

福士誠治さんのスケート力と、芝居をまとめあげる力にびっくり!
彼が影の立役者だな〜
ええもん、見せてもらいました。
でも、お〜、そーゆーふうに始まるのか〜、
あれ〜、大ちゃん、そんなことまでやっちまうのか〜
ちえさま、ステキ!かっこいい!誰よりもオトコマエ!
せーじさん、すごーい!
え〜、そんなふうに終わっちゃうの〜!!???
とおろおろあたふたしているうちに終わっちゃった。
やはり2回は観るべきだった・・・反省

翌日、お台場のチームラボへ。氷艶のイリュージョンを支えているのはチームラボだもんね。
そのお手並みを体感したくて、行ってみたけれど、照明でここまでできるとは!


8月2日 梅田芸術劇場 月組 オンザタウン
1月に東京で観た公演の大阪公演。
ゆのちゃんが理事ゲバラに取られたので、花組から出戻ってきた鳳月杏ちなつが参加。
蓮つかさ(れんこん)も、ゲバラなので、海ちゃんとるねちゃんが参加。
まあ、これはこれで楽しめたけれど、意外だったのが、れんこんの不在が大きかったこと。
さちか姉さん、やっぱりいいわ〜
男3人が中心になっているのに、女3人がとても気になってしまうという面白い作品だった。


10日 サンケイブリーゼ 米朝一門
昭和入門軍のお歴々を鑑賞。
面白かったんだけれど、落語より、最後に余興的にあった大喜利の方が面白かった。
すみませぬ・・・まだまだ落語への道のりは遠い(笑)


11日 梅田芸術劇場 月組 チェ・ゲバラ初日
とどさまにゆのちゃんが、研16の人と言われてた。
まさにゆのカストロは、そんな感じだった。
それが観たくて行ったので、大満足でした。
歌、上手いなあ。越えてるよ

16日 宝塚大劇場 星組 食聖 Éclair Brillant
紅ゆずるの退団公演
退団公演というのは、どうしてつまんないのかしら。
黒豹も、イマイチだった・・・伝統なのか?
最初の15分ほどは我慢して観ていたけれど、なにをしているのか、どういう展開なのか、ばあやにはさっぱりわからず・・・アナザーワールドしてしまった。
紅ちゃんの大ファンの友人も、しょーもない芝居だから、寝ていていいと言っているから、私だけがわからないわけではないらしい(笑)
でも、レビューは最高!
最近、観た中ではぴか一だった。
特にボレロのシーンは、今まで見たことがないフォーメーションで、目が離せない。
2階席だったから、なおさら、とても美しいボレロだった。
紅ちゃんも、まもなくいなくなるのか〜
ちえさま時代の人がどんどん卒業してしまうなあ。


というわけで、思い出してみると、ちえさまと宝塚三昧の日々でございましたっ


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2019年09月02日

半年間の記憶をたぐる 5月、6月

5月2日 兵庫県立文化センター かもめ
2階の後方席だったから、まったく緊張感なく座っていたら、ほぼアナザーワールドにひっぱられてしまい・・・
ほとんど覚えてない

かもめは、乾電池や宝塚やらで3回目
見慣れると、やはり面白い脚本だな〜と、チェーホフが少しわかったような気になる
でも、寝ちゃう(笑)

6日 梅田芸術劇場 星組 アルジェの男
なんとなくお付き合いで観劇
専科で出演していた愛月ひかるちゃんの存在感が輝いていて、ちょっと驚いた。
ステキやん・・・
それと、漣レイラちゃんのダンス
めっちゃ目立ってた
スカステで見ていると、なかなか映してくれないんだもん
やはり生はいい

12日 宝塚大劇場 宙組オーシャンズ11 2回目。
東京から、ヅカファン初心者の友人が、大劇場を体感したいというので。
とてもご満足いただけました。
うちでちえさまダニーを見せたら、「真風ダニーで刷り込まれたから、真風の方がいい」を言い出す始末
あれま・・・

22日 サンケイブリーゼ 吉弥
めちゃめちゃ前方センター席で緊張した〜
最近、落語をちょこちょこ聞くようになりました。

25日 オリックス劇場 キンキーブーツ
映画のキンキーブーツが衝撃的で面白すぎたので、強烈に印象に残っていたためか、舞台はイマイチ乗れなかった・・・残念
会場は、ものすごいノリノリで、みなさん楽しんでおられましたっ!
取り残され感満載・・・
三浦くんの役は、やっぱり黒人よね〜とか思いながら、観ちゃダメなのだ。


6月3日 松竹座 三婆
母を連れて、初の松竹座へ
宝塚の客層と違うなあ( ´艸`)
大竹しのぶ、緑子さん、渡辺えり子と3人のベテラン女優が、とても楽しそうに演じておられました。
あまりにも楽々とやっている感じで、趣味の演劇に付き合わされている感があったりして・・・(笑)


6日〜 シブゲキ Lemonade
数日間、シブゲキに浸っておりました。
1人で3人の人格を見事に演じ分けるだけでなく、瞬間に入れ替わるというちえさまにしかできないすごいものを見せてもらいました。
男に変身していく様子も。
こんなになにもかも手のうちをさらしてもなお、びくともしないちえさまの芸と存在。
ジオスエナジーの5分のためだけに、毎日通いたかった・・・(毎日通ってたやん)
250席足らずの会場の前方で、ちえさまを堪能させていただいた。
ちえさまへの愛というパワーを、逆にちえさまからたっぷり注いでもらい、この先、未来永劫ついていくとお誓いしちゃいました。
ちえさま、ありがとう


18日 宝塚大劇場 雪組新公 壬生義士伝
彩海せらちゃんの貫一郎が見事だった。諏訪さきの大野も。
朝澄 希ちゃんが、小川信太郎を見事に演じていて、とてもうれしかった。


21日 宝塚大劇場 雪組 壬生義士伝
仕事で岩手に通っていたころ、小説を読んで、涙まみれになったっけ。
県庁前の石割桜を見に行った。
岩手山の見える風景、広がる田んぼ、早池峰山の山並み・・・懐かしい
だいもんの歌うメインナンバーが素晴らしくて、目の前に岩手の風景がふわ〜と広がっていく。
物語そのものは、血なまぐさいし、家族のためとはいえ、人斬りを商売にするというのは納得できないので、あまり好きじゃないけれど、見事に小説の世界が舞台化されていた。
だいもんときほの歌声がいつまでも耳に残る
二人は宝塚の至宝だわ〜


26日 梅田TOHO 花組 恋するアリーナ
当たりすぎた〜という友人への協力で急きょ見ることに。
か細いみりおが、広い会場を駆け回ってた。
何度も死にそうと言ってた。

29日 西宮ガーデンズ 花組 花より男子
やはり当たりすぎた友人への協力で見ることに。
柚香光は、イマイチ好きじゃなかったけれど、好感度が上がってしまった。
それぐらいぴったりな役だった。
本人も、夢中になってやってたしね。
城妃 美伶しろきみちゃんのサポートが、素晴らしかった!


こうやってみると、宝塚、よく観てるな〜
難しいことを考えなくていいもんね
クセになる愛と夢の世界



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半年間の記憶をたぐる 3月、4月

半年間も、記憶を記録しなかった〜
思い出せるんだろうか・・・

以前は、どうしてあんなに熱心に記憶をとどめておこうとしたのか
それさえ思い出せないのに・・・

ヤバい

これが老化なんだろうなあ

最近は、この状態に身も、心も、脳も、ゆだねまくっている
家も、会社も、処分して、断捨離しまくり
身軽になってみたら、ほぼなにもない
デラシネは、ますますデラシネ

そして、わかったことがある
生まれ故郷よりも、懐かしい東京・・・自分が思っていたよりも、東京のことが好きだった
帰りたいなあ

さて、できるだけ思い出して、メモっておこ


2月22日 宝塚大劇場 カサノバ

みりおちゃんは、ポーの一族のあとは、もうおまけなのね
あれをやるために生まれてきたのか?というくらいぴったりだった
私にとっては、春の雪の清さま。あれに勝るものはないけど。
私は、あのみりお清さまを見て、三島由紀夫に別れをきれいに告げることができたんだもん
三島ワールドを引きづり続けた青春時代。懐かしいような、忘れたいような…
忘れたいか

3月 唐版風の又三郎
堪能させていただきました。
ちえさまの魅力全開で、愛がしっかり蘇り、うれしい日々、熱い日々の再来。
自分のそういう気持ちにほっとした公演だった。
ちえさま、ありがとう

そして、ディナーショー
まさかの神席
神席ほど、ほぼなにも覚えていない頭真っ白状態になるのよね〜
でも、幸せでございました。
ちえさま、ありがとう

4月2日 宝塚大劇場 月組新公 宮本武蔵
風間柚乃ちゃん、すごい〜!
説得力ありまくりの宮本武蔵。
宝塚でなんで武蔵やねん!と腹立たしい公だったけれど、この新公だけは許す
8日に本公演を観たけれど、新公が遥かに越えてた。
ゆのちゃん、ルキーにといい、素晴らしすぎる
天才!

このあと、東京の家の後片付けに奔走。
毎晩、粗大ごみの夢を見続けた日々だった。

でも、14日には、ちゃんとちえさま写真集お手渡し会に参加。
3回目にようやく参加できた。
こんなにドキドキさせてくれる人が、お手渡ししてくれるなんて、ほんまに幸せや〜

19日 宝塚大劇場 宙組 オーシャンズ11初日
真風比でがんばってた〜。
ちえさまダニーが最高なので、どうしたって、ふーん・・・になっちゃうけれど、それにしても、ゆりかちゃん、よくここまで成長した・・・とちえさま気分でちょっとだけ涙。
松岡さんのお嬢様の恵ちゃんの初舞台の初日に遭遇できて、面白かった。
これから、どんなふうになっていくのか楽しみ。
彼女たちのラインダンスが、You can do it! Never give up!なのが笑える。
わざと?たまたま?いや、仕組んだよね 劇団は。

そして、ついに東京とおさらばした。

かなりブルーな気分に・・・



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2019年02月22日

シアターコクーン「唐版風の又三郎」

暇なはずなのに、なぜか忙しい
まあ、完全暇よりはよいかと思うけど

2月11日にシアターコクーンにて「唐版風の又三郎」を観劇。

これぞ、演劇!という劇空間が繰り広げられて、そのセンターでキラキラと輝くちえさま(柚希礼音)♡
退団してから、3年半、やっと観たかったちえさまに辿りつけた。

大満足

金守珍さんは、ちえさまのよいところを完全に引き出して、そのうえ、進化させている。
ばあやは、大感動でした。

6年前に同じ空間で観た「唐版滝の白糸」がちんぷんかんぷんで、赤いドレスの大空ゆうひと、黒いおじさんの平幹二郎しか記憶になく・・・

まあ、思い入れが違いすぎるから、仕方がないとしても、唐版なるものに拒否反応が出てしまい、今回は、あまり力を入れてチケットを取らなかった。

ちえさま、ごめんなさい
まさかアングラ劇で、ちえさまがこのように開花する日が来るとは予想だにせず・・・
愚かでした

内容は・・・やっぱりなにがなんだかよくわからない
でも、演劇の力というか熱量はがんがん伝わってくる

イメージの洪水だ

その洪水の中でおぼれることなく、魅力的で残酷で身勝手でやさしいエリカという役をちえさまは見事に出現させ、泳ぎ切っていた。

織部の窪田くんも、6年間の蓄積により確実に進化しているようで、舞台の上を彷徨っていた感じの白糸から、軽やかに、着実に存在感を得ていた。

二人の力量もすごいけれど、やはり共演者のみなさまにしっかり支えられているからこそ。

惜しむらくは劇場だ。
かつて六本木のビルの地下にあった自由劇場。もう45年くらい前のこと?
舞台と客席の境界線がわからないような空間で、芝居にどっぷりと役者とともに過ごす3時間ほど。
あの魅力に取りつかれて、ずいぶん通った。
その自由劇場がコクーンでやるというので、観てみたら、あれ?というくらい熱量が拡散してしまい、私の知っている劇空間ではないと失望して、以来、一度も足を運ぶことがなかった。

風又も、そんな空間で観たら、人生変わっちゃうくらいの衝撃を受けただろうなあ。
いや、もう人生、なにも変わらなくていいけど(笑)
十分変わったから

李麗仙さんの出ていた結城座とかも、よく観に行ったけれど、あのわくわく感をもう一度味わいたいなあ。

ちえさまが、このあと、ディナーショーを経て、一人舞台を250席ほどの空間で行うという流れが、いかにすごい挑戦なのかが、よっくわかった。
なにもかもさらけ出して、もっと大きなものを得ようとするちえさまの貪欲さにますます惚れちゃう。

やはりこんな人、ほかにいない。唯一無二のちえさま♡

REON JACKシリーズ以外の舞台は、どこか迷走しているようで、ちえさまには自己プロデュース能力が足りない?などと失礼なことを思ったりしていたけれど、大きな間違いだった。

20周年の記念の年の幕開けに、この舞台を選んだちえさまは、まったく正しい。
そして、ここまでちえさまを生かせる金さんに出会えたことは、なんとラッキーなことだろう。
私としては、風間杜夫さんとの共演も、すこぶるうれしい。
風間さんの初めてのアングラ劇への出演とは思えないほどの存在感はさすが!

ちえさま、もってるね

これからも、ずっとお共させていただきます。

唐さんの作品には、シチュエーションはあれもこれも取り入れられるけれど、政治的宗教的なイデオロギーではなく、人間の普遍的な生命力を蘇らせること1点に集中しているような気がする。
ちえさまのおかげで、劇空間の新しい見方を得ることもできた。
今回の唐版風の又三郎、観てよかった。
まだ、大阪も観るけど(笑)



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2019年01月25日

新しいものに接近

毎年、年末年始が嫌いだ
だらだらといつの間にか変わってほしい年と月日。
忘れていたい年齢の積み重ね
しっかり思い出さなくても、次々に周囲が退場していく今、あえて月日を数えたくない

2018年の締めは、12月31日の兵庫県立芸術文化センターでのジルベスター・コンサート

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オンザ・タウンも登場。来年は佐渡さんの指揮によるオンザ・タウンも芸文で演奏される。
1940年ごろを舞台にした1950年ごろ上演のミュージカルが、なぜ、今?



2019年の皮切りは、米朝一門会@サンケイブリーゼホール
面白かった〜!
南光さんの佐野山。ええわ〜
落語の世界は、今まであまり近づかなかったのに、このところ、面白くなってきた。
でも、聞いていて疲れない語りが好き。

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宝塚の皮切りは、月組オンザ・タウン@東京国際フォーラム
たまきち、ありちゃん、ゆののゴールデントリオを観るつもりで行ったけれど、れんこんとさち花姐さんの演技が素晴らしくて、そちらに目を奪われた。
時代背景は、ほとんど描かれていないけれど、戦場に出かけていく兵士たちの24時間の休暇をどう過ごすかが描かれたこのミュージカル。
アメリカは、こんなときでも陽気だなあ。こんな国と戦っちゃだめだよね(笑)


夕方は、雪組ファントム@東京宝塚劇場
このお話は、どうも好きになれない。楽曲は、どれも耳に残る美しいものだけれど。
だいもんときーちゃんの歌が素晴らしすぎて、心地よすぎて、1幕はうとうとしてしまった(笑)
このトップコンビの歌唱力は、宝塚の宝だな〜

楽しい1日を過ごした翌日、インフルエンザA型に罹患。
初めてだ〜インフル・・・予防注射をしたのに
そういえば、予防注射から、調子が悪かったっけ…

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2018年12月19日

あれやこれや観たんだけれど・・・

昨年から、身辺が激動すぎて、書き込む暇がなかなかない。
最愛の家族が、一人、また一人、この世を去っていくさみしさ、悲しさが襲ってくるけれど、それをしみじみと偲んでいる時間もないほど、時に流されてしまっている。
いつの間にか紅葉も終わり、冬枯れの風景に変わった。

一応覚書程度に。

10月20日
国際フォーラム ホールC REON JACK3 進化し続けるちえさまだった。

東京千秋楽を観る予定だったけれど、危篤の知らせが届き、とんぼ帰り。
当日は間に合ったけれど、翌日、看取ることに…


11月8日、11日 
梅田芸術劇場 REON JACK3
ちえさまへの愛を再確認(笑)
コンテンポラリーダンスの「try」に衝撃を受けた。素敵!


11月17日 
東京劇術劇場プレイハウス 桜の森の満開の下
天海姐さんの男役を拝見。やっぱりセンターが似合う人だな〜
でも、内容はなんだかよくわからず…野田マップも、唐版と似たようなものだった(笑)


11月18日 
東京宝塚大劇場 月組エリザベート千秋楽
友の会で当選。ちゃぴの退団を見届けた。
来年、また、エリザベートが再演され、シシイになるとか。
ちえさまと同じアミューズに所属。ちえさまと共演する日も近いか?


11月27日 
宝塚大劇場 「ファントム」雪組新人公演
縣千を目当てに観劇。大人の男が似合う104期生。恐るべし!


12月1日 
大阪四季劇場 劇団四季 リトルマーメイド
四季のミュージカルを観るのは何年ぶりかしら
海の中の表現力に脱帽。

12月9日 
梅田芸術劇場 魔界転生
期待外れ〜

12月22日
サンケイブリーゼホール M&Oplays ロミオとジュリエット
三宅ロミオがかわいく、健気で、ちゃんとロミジュリになってた(笑)
ロミジュリのテーマは永遠だ〜!

お芝居は、これで終わり。今年も、よく劇場に通いました。
でも、どこか心ここにあらずの状況での観劇が多かった。
来年は平安がいいな〜


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2018年10月15日

バウホール 星組「デビュタント」

再び足をひきずりバウホール
こんなことをしているから、お医者に叱られてしまった。

でも、観てよかった

せおっち(瀬央ゆりや)としどーちゃん(紫藤りゅう)、きわみくん(極美慎)の極美の並びを観られたから。

デビュタント色に染まってしまった。って、何色なんや?(笑)

物語は…正直に言うと、どうでもいいです。
星組の若手たちを観ているだけで幸せ〜
これはヅカファンの究極の幸せだから、これでよいのだ
正塚先生は、そのあたりをよくわかっておられるので、それぞれが魅力的に見えるようにきちんと設定されている。

特にしどーちゃんのせおっちイブのお友達ビュレットが、キラキラしていて、「あれはしどーくんよね
?」と前方席なのに、オペラで何度か確認するほどだった。いよいよ開眼したしどーくん。
もっといろいろなしどーくんを観たいなあ

せおっちの目力、決め方、立ち姿・・・よくぞここまで到達したなあと、またまたヅカファンならではの楽しみを堪能させてもらった。
せおっちのトップの姿、観てみたいなあ。

せおっち、しどーくん、きわみくんの3人で歌う「どん底ソング(と勝手に名付けてしまった)」が眼福だった。「愛するには短すぎる」で、ちえさまとかなめちゃんが二人で歌ってたシーンを彷彿とさせてくれた。
正塚先生、わかってはるわ〜

はるこちゃん(音波 みのり )のリーズが、しっかり要になっていて、それでいて優雅で美しくて色気もあって、素敵だった。

いつのまにが星組の若手は、こんなにも育っていたのね〜
満足感いっぱいの「デビュタント」だった。

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宝塚大劇場 宙組「白鷺の城/異人たちのルネサンス」

今度は、右足を捻挫。
もうどうなっているのだ…ものすごく落ち込み中。

そんな足を引きずって、まずは宙組
最初から最後まで、それも2幕とも、ビジュアル、ただひたすらビジュアルで押しまくられてもなあ。
白鷺のオープニングは、おお〜!これぞ宝塚。美しい〜と思ったけれど、全編、これでもかという色彩と衣装早変わりの連続。

芸はいずこに・・・

まあ、これも芸のうちかな
ゆりかちゃん(真風)のビジュアルの破壊力は、相当なものだから。

安倍ちゃんのママ、ちょっと無理があるかも
もっと妖怪になりきってほしいくらい。
後進の指導をなにとぞよろしくお願いします!

ルネサンスのゆりかダヴィンチは、どこからみてもイケメンイタリアン。
金髪に美しいブルーの衣装がよく似合うこと!

要するにゆりかワールドに浸るための公演なのですな
でも、同行したゆりかラブの友人は、お疲れのようで、ちょっとアナザーワールドに行ってたけど。

両作品とも、星風まどかちゃんの演技力が見事に支えていて、劇団のマッチングに相変わらず感心しまくってしまった
そのまどかちゃんは、どこか故障しているようで、フィナーレのデュエットダンスは夢白ちゃんが代役。

ルネサンスのラストあたりで、シラサギの羽(らしい)に抱かれて昇天するまどかカテリーナちゃん。
羽が蝙蝠みたいで、カテリーナの衣装が黒なもんだから、やっぱり蝙蝠にしか見えなかった。

そして、あの絵。そうきたか…そうくるしかないよね〜
でもなあ・・・

両作品とも、ほかのジェンヌたちの見せ場がいまいちなくて、ききちゃんと、ずんちゃんと、ひかるくんがちょっと目立っていた程度。

もやもやが残る〜


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2018年10月09日

梅田芸術劇場「ナイツテイル」

東宝製作の「ナイツテイル」を観劇。

東宝・・・やるじゃないの
オリジナルミュージカルで、世界初の上演。
音楽がとても耳馴染みがよく、単純なストーリーを起伏に富んだ舞台演出で飽きさせない。
実は、前夜によく眠れず、絶対寝るな…などと思いながら、客席についたのだが、ほんの3分足らず、ちょっと危ういときがあったが、それ以外は集中して観ることができた。

オープニングの円形のたき火のような演出には、梅芸もやればできるのだ!とまたまたワクワクさせられた。
梅芸は、ここまでできる舞台なのに、「マタハリ」はなぜにあのようなカーテンをひきまくる演出しかできなかったのか…と、また、恨みがふつふつ・・・

堂本光一くん、お初でした。
ジャニーズ系は、ほぼスルーしてきたので、やっぱり立ち位置はよくわからず。
井上芳雄くんと並ぶと、サイズが違いすぎて、どっちがどっちか遠目でもよくわかって、よろしいんじゃないでしょうか。
エミリアに牢獄の中の二人を説明するときに、背の低い方がアーサイトだというセリフに客席から、かなり笑いが起きていて、こういうあたりに光一くんの懐の深さを垣間見た気がした。

芳雄くんは、相変わらず盤石の歌声。今まで観た中では、一番納得できる役だったかも。
盤石と言えば、岸祐二さんの大公シーシアス、音月桂ちゃんのエミーリア、島田歌穂さんのヒポリタ、と見事な布陣で、歌声に酔わせてもらった。

特にびっくりしたのが、上白石萌音。妹の萌歌を「義母と娘のブルース」で、ようやく知り、「るろうに剣心」の薫役を観るのを楽しみにしていたんだけれど、姉まで、こんなに歌えて芝居ができるなんて!!!
ミュージカル界の若手の人材の豊富さに驚いた。

そして、今回、なにより楽しませてもらったのがダンス。
特に森の牡鹿と牝鹿のダンスにうっとり。
その森の舞台構成も、とても素晴らしく、こんな森なら、さまよってみたいと思った。
「お気に召すまま」の森とえらい違いだ!ぷんぷん

梅芸のメインホールで観ているのに、シェイクスピア時代の猥雑な舞台、観客がわいわい、きゃーきゃーする雰囲気を少し味わえたような気がする、ちょっと今までにない舞台だった。
こういう作品にちえさまに出てほしいのになあ・・・

物語は、ハッピーエンド。まるで「お気に召すまま」とそっくりの大大円。
それぞれのカップルに幸せが訪れる。
原作は、どうやら違うみたいだけれど、それはそれ、これはこれ。
征服する側、された側とも、愛が媒介されることで未来が開けるというハッピーなお話しになっていた。

エミーリアと牢番の娘の関係性だけがよくわからず・・・
再演されたら、確認に行かねば(笑)

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2018年09月12日

月組新人公演「エリザベート」

今年一番ドキドキ期待に胸を膨らませた公演が終わってしまった…
エリザベートを月組が公演すると発表があった日から、ずっとありちゃん(暁千星)トートを絶対観る!と心に決めていた。

お誕生日にありちゃんトートが観られるとは!
なんという幸せ♡

そして、期待通り、いや、それ以上のトートを魅せてくれたありちゃん。
「エリザベート」は、一路真輝退団直後の外部公演で初めて観たときには、なんだかちっとも内容がわからず、ほとんど覚えていない。
8年ほど前に借りたDVDで宝塚版月組のさえこ(彩輝なお)トート、あさこ(瀬奈じゅん)シシィバージョンにはまり、なるほど、こういう物語だったのねとわかったけれど、内容よりも、さえこトートのかっこよさにはまったようなもので、我儘女のエリザベートの変な話だくらいに思っていた。
数年前に花組でみりお(明日海りお)トートを観たときには、チケ難でゲットしたチケットなのに、かなり気が遠くなってしまい、あまり印象に残らず…
一昨年、梅芸で観た城田優トート、おはなさんシシィも、演出がいまいち気に入らず、期待ほどではなかった。

そして、10回目の再演となる今回の月組本公演では、健康的なたまきち(珠城りょう)トート、ちゃぴ(愛希れいか)シシィをとても微笑ましく思ってみた。たまきちは好みだし、ちゃぴのシシィは完璧だし、かなり楽しめた。

が、しかし、こんな真打登場が待っていようとは!

ありちゃんトートは、今まで観たどのトートよりも、人間離れしていて、まさに黄泉の帝王「死」
人の弱みに優雅に冷酷に寄り添い、甘美な死の世界に誘おうとする。
トートとは、こういう設定だったのだ!と、初めてわかった気がした。

ありちゃんトートの腕と指先は、まるでふわふわと漂うように動いて、心をからみとっていく。

ああ、からめとられたい・・・と何度思ったことだろう。

何度か歌われる「愛と死の輪舞」が、毎回違うのよね〜
シシィと出会う最初の輪舞は、ちょっと緊張が高まっていたのかハラハラしたけれど(こちらもドキドキ)、「私が踊るとき」の直後だったかなあ、「追い詰めよう〜」と歌う輪舞のときには、ぞくぞくさせられた。
トート閣下のスイッチがはいっちゃったよ〜!もう逃れられないよ〜!とシシィに警告したくなるようだった。

あそこで今回、なるほどと思ったのは、ハンガリーの革命志士たちがクローズアップされるところ。
時代の潮流が大きく変わり、ハプスブルク帝国の終焉がくっきり浮かびあがってくる。
そして、破滅への道筋が見えてくる。まるでトートに導かれるように。

よくできた構成なのよね〜と、今ごろ気づいてどうする!
把握力のなりばあやを、ありちゃんトート閣下がお導きくださったから、この作品の魅力をようやくたっぷり楽しむことができたのだ。

ルドルフが頭に銃を打ち込んだ直後に抱き止めるトート。そして、口づけをする。
ありちゃんトートは、まるでルドルフの命をしっかり吸い取っているかのようなコワい閣下だった。
まさに「死」

ほぼ目の前で「愛してる〜♪」と歌いあげてくれて、クラクラした。
が、この輪舞の歌は、オリジナルのミュージカルにはなく、宝塚独自であとから追加されたもの。
この歌を抜いて考えると、この作品は「死」の色がぐんと濃くなる。

君主制が終わり、このあと、第一次世界大戦、第二次世界大戦と、戦争の世紀になだれ込んでいく直前の時代の話。シシィは、もう少し早く生まれていれば、我儘に好き放題に貴族として優雅に人生をまっとうできたはず。時代に飲み込まれていく国と君主たち。
こういうものを甘美な曲で鋭く描いてしまう客観性が面白いなあ。

ありちゃん、大物だ
これから、どんなふうに成長するのかしら。
「どこまでも追いかけていこう〜」

今回の新人公演でのもう一つの驚きは風間柚乃のルキーニのすごさ!
登場シーンから鳥肌もんだった。
目に狂気が宿っているんだもん。
舞台の上での存在感も、申し分なく、ありちゃんトートと互角の勢い。
100期生ですと!
いや〜、末恐ろしい。

全体にとてもレベルの高い内容で、本公演越えか?と思ったほどだった。
宝塚って、まさに才能の宝庫だ!とあらためて思いしらされた公演だった。

ありちゃんトップお披露目は、エリザベートに決まりだな。
できれば、ゆのちゃんのルキーニとセットでお願い。
ヘビロテで通います。

その日まで元気でいなくっちゃ!

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2018年08月13日

梅田芸術劇場 宝塚宙組「ウエストサイド・ストーリー」千秋楽

8月9日 宝塚宙組「ウエストサイド・ストーリー(WSS)」千秋楽を梅田芸術劇場メインホールにて観劇。
1月の初日以来の2回目。
あれから7か月。その間、我が家の大プロジェクトを遂行し、右手首骨折を経て再びのウエストサイド・ストーリー。ちえさまは、マタハリから、ゼロトピアを経て、ただ今、夏休み中。ようやくRJ3で本来のちえさまに出会えるとスタンバイ中。長かったと思っていたけれど、早いとも。高校野球が終われば、今年も、師走へ向けてなだれ込んだいくのだろうなあ。

主演の真風涼帆(ゆりか)がご挨拶で言っていたように、この作品のメッセージ性は普遍的なもので、現在にもつながり、深いテーマに愕然とする。誕生以来、半世紀以上たっても、まったく色あせない作品の凄みに劇団は、正攻法で取り組んでいた。

大人の世界の面白さや深みに気づき始めた初々しさが体中からあふれているゆりかトニー。
未来にはちきれそうな夢を抱いている星風まどかマリア。
対象的なジェット団とシャーク団のチンピラたち。
自分たちのアイデンティティをつかめず、小さな世界の中でシマを奪い合っている。
希望が見いだせないのだ。

希望や夢に向かって歩みだしたトニーとマリア
出口の見えない毎日にいら立つ仲間たち
この二つのせめぎあいが、美しい音楽に彩られ、何度見ても、人間の業の深さに震撼とさせられつつ、どこか甘い目眩のような夢のひとときを味合わせられる。

元ネタのロミオとジュリエットも、ジュリエットが悲劇への扉を次々に開けていく。
WSSも、また、マリアが悲劇の大きな扉を開ける。

トニー、あなたが行って、みんなを止めてちょうだい

シェイクスピアって、やっぱりすごいなあ

マリアは、これからどうやって生きていくのだろう、と毎回観るたびに思ってしまう。
世界平和のために邁進するのかなあ。
修道院にでも入って、祈りの日々?
いずれにしても、自立して、一人で生きていくのだろうなあ。

トニーとマリアの二人の世界が、東京公演初日から、かなり磨きがかけられたようで、大阪千秋楽には、しっかり出来上がっていて、二人の世界がそこにふわっと浮かんで漂っているような気がした。
結局、地上に引きずり降ろされるんだけれど…( ;∀;)

初日のメンバーから、ベルナルドとリフとアニータの役が入れ替えられていた。
好みで言えば、東京公演の芹香斗亜(ききちゃん)ベルナルド、桜木みなと(ずんちゃん)リフ、梅田の桜木みなとアニータ。
特に娘役ずんちゃんの迫力と色気には、かなり驚かされた。
東京の和希そらのアニータもよかったけれど、ずんちゃんの存在感はすごかった。
時折、男役ずんちゃんが顔を出すんだけれど、それが邪魔でなく、アニータの女としての色気になっていた。
ずんちゃん、恐るべし!

ということで、大阪公演WSSの大収穫は、ずんちゃん、すてき!だったのだ(笑)






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2018年07月16日

5月から7月の観劇日記

昨年の晩秋からの嵐のような実家整理と引っ越しプロジェクトがようやく完了に近づいたと思ったら、脚立から派手に落ちて、右手首と肋骨を損傷してしまった。
左手だけの生活の不便さに辟易とさせられ、くしゃみをしても、咳をしても肋骨が痛いのにも困った。

膨大な家財を整理し、捨てている間は怪我ひとつしなかったのに、あと一息というところで油断したとしか思えない。

物心ついたころから馴染んだものたちとの決別には、本当に参った。体の疲れより、そのストレスが重くのしかかった。

心にも、体力にも余裕がないと、ブログやらSNSなんていうのはやる気にならないものですな。
Facebookは、すっかりめんどうになってしまった。

とはいえ、観劇はどんなときでも忘れない(笑)


宝塚大劇場 星組『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge(キラー ルージュ)』

右手首骨折の翌日に観たから、ほとんど心ここにあらず・・・前夜は、手首と肋骨が痛くてよく寝られなかったし。
「ANOTHER WORLD」は落語の地獄八景亡者戯などを元ネタにしたお話。
セリフがやたらと早くて、眠気と痛さ(主に肋骨)で朦朧としているから、なにを言っているのかイマイチわからない。というか、落語というのもを勘違いしている?吉本とごっちゃにしている?
落語だからって、関西弁だからって、あんなにきゃんきゃんセリフを言う必要はないはず。役者たちがそうしているとは思えず、これは演出家からの指示なのかなあ。
瀬央ゆりやの赤鬼赤太郎と紅の康次郎(だっけ?)のやり取りシーンが私のツボだった。
はるこちゃん(音波 みのり)が美しかったし、面白かった。

レビューは、スピーディであっという間に終わってしまった。
ことちゃんのヒデキの情熱の嵐がよかった〜!



梅田芸術劇場「メリー・ポピンズ」

メリー・ポピンズの映画は祖父に手を引かれて連れて行ってもらった映画のひとつだ。
ストーリーはあまり覚えていないのに、チムチムチェリーなどのナンバーはほぼ覚えている。
そんな懐かしさのかたまりのような映画が舞台になっているというので、懐かしさのあまり足を運んだ。

場面ごとにエンターテイメントな趣向が凝らされている贅沢な舞台だった。
濱田めぐみさん、島田歌穂さんという二大ミュージカル女優の圧倒的な歌唱力と演技力に酔わせてもらった。
そして、一番びっくりしたのが大貫勇輔(ヌッキー)の歌とお芝居!!!
ちえさまのことを「ダンスだけでなく、歌って、お芝居できて最強ですね」なんて言ってたけれど、それはあなたです。

ラストに子供たちが「パパ、大好き」と抱き着くシーンで、涙が止まらなくなりそうになり、かなり焦った。
ハッピーな、そして、やさしい気持ちになれる作品だった。

梅芸でこれだけの舞台美術ができるんだから、やっぱり「マタハリ」は、もっと演出を考えられたはずと、また思ってしまった。


赤坂ACTシアター 宝塚月組「雨に唄えば」

とにかく楽しい舞台だった。
珠城りょうと美弥るりかのコンビはもちろん、意外性のある配役だった輝月ゆうまのリナが最高に楽しかった。
たまきちのずぶぬれ「雨に唄えば」も。


バウホール 宝塚月組『愛聖女(サントダムール)−Sainte♡d’Amour−』

愛希れいか(ちゃぴ)主演のスペシャル公演。
信念を持った気高いジャンヌ・ダルクそのものに見えてしまうほど凛々しくかっこいい娘役ちゃぴ。
お話はタイムスリップものでお定まりの内容だけれど、ちゃぴがイキイキと舞台狭しと飛び回り、脇をからん、ゆりや、るね、かなでと芸達者たちが支え、さち花姐さんが怪演に励み、アキちゃんが、斎藤吉正氏のかなり下ネタ満載のセリフをこなし、月組メンバーの層の厚さを感じさせるよい舞台だった。


宝塚大劇場 雪組新人公演「凱旋門」

本公演を観ていないから、比較ができないのだけれど、新人公演とは思えない落ち着いた演技で、大人の恋の世界が展開されていて、ちょっと驚いた。特に主演の縣千。あの落ち着きはなんなんだ〜!終了後の舞台挨拶は、しどろもどろしていて、声も高めで、とてもかわいいかったのに、ラヴィックは、大人の心に大きな傷を負った男だった。また一つ楽しみが増えちゃったな。


大阪フェスティバルホール 地球ゴージャス「ZEROTOPIA」大千秋楽

長い長い公演がようやく終わった。
4回目にして、ようやく地球ゴージャスなるものがわかった。
ゲスト出演の主要キャストの見せ場を用意した場面をつないでいくというものなんだな。
地球ゴージャス好きの友人によると、「ストーリーを深く考えてはダメ」だそうな。
なるほど〜。登場人物たちの悲惨な過去が、あまりにも悲惨すぎるから、なんかすごいメッセージがあるのかと思っちゃった。なのに、ラストは、なんかよくわからないけれど、カタルシスみたいな状況が設定され、悲劇と希望で終わる。やっぱり4回観ても、なんでそうなん?考えたら、あかんねん・・・
それにしても、ちえさまの「見せ場」とやらの貧相なこと。
ずいぶんと過小評価されたんだなあ。。。

ラストシーンのちえさまは、とても美しく神々しくさえあった。
なよなよした女も、芸の肥やし、と思うしかないか。
それにしても、逃げ回るちえさまは、もう見たくないなあ。

西川くんは、ミュージカル(なのか?)の歌い方と違うから、まるでそこだけコンサートみたいだ(笑)
ある意味、ちえさまと西川くんが手をとりあって歌うなんてシーンは、超貴重なのやもしれない。

とにかく終わってよかった。





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2018年04月23日

「修羅天魔 髑髏城の7人」と「地球ゴージャス ZEROTOPIA」

新感線の「修羅天魔」と地球ゴージャスの「ZEROTOPIA」を1日でW観劇。
対照的な公演だった。

まずは新感線の「修羅天魔」
天海姉さんを迎え、従来の極楽大夫と捨之介が合体。
捨之介の決めセリフを姐さんが言う

クラクラします・・・かっこよくて
とにかく美しくて、かっこよくて、見ているだけで幸せ〜

1幕ラストもついて行きたくなったし、2幕ラストも、私も一緒に関東平野で無界の里づくりをしたい〜と切望しちゃいました。

「みんな、死ぬんじゃないよ!」と姐さん
はーい!がんばります!と心の中で叫んじゃうもんね(笑)

天魔王は古田新太。
迫力ないなあ。やっぱり森山未來よね
古田さん、歩き方が変。じじむさい
動きにくそう
お体は大丈夫?

無界屋蘭兵衛が、今回は、夢三郎として変形した役になっていた
竜星涼、お初です。
夢虎になってからの悲しさが、すごく伝わってきて、これはこれでありだなあ


清水くるみの沙霧、家康の山本亨、ぜん三の梶原善、しっかり見せてくれる

兵庫の福士誠治も、舞台は初めてだったけれど、この方、うまい人なのね〜

三宅弘城、この人もテレビでは知っていたけれど、舞台は初めて。
いや〜、面白い!
タナカさん、最高!

そして、髑髏党のミュージカル仕立ての歌とダンス!
兵庫とぜん三の鎌による戦いぶり

すべてがツボで、4時間近くがあっという間だった。
新感線のセンス、好きだわ〜
天魔王と極楽のラブシーンも、宝塚的アプローチで大変よろすぃ。

ストーリーは、いつもの髑髏城だから、じっくりゆり姐さんを鑑賞させていただきました。
姐さんのセンターのオーラは、ほかの人の追随を許さないものがあるなあ
いつかちえさまも、立ってほしいセンターだ

着物の着付け、所作も、すごくきれい
胸元をすっと手で切って、帯に両手をかけて、ぐっと下におろす所作なんて、頭の中でステキ!がぐるぐる回ってしまった。

今回は8列目だったので、とても近く、ほぼオペラなしで見ることができた
IHIアラウンドのステージの流れるような演出を楽しもうと思うと、真ん中あたりの席がよさそうだけれど、それだと姐さんから遠くなるしなあ。
このステージは、このくらいの濃密な舞台でないと、すかすかになっちゃうだろう。
緻密な舞台構成、的確な配役とセリフ、センスのよい笑(関西系ですな。だからテイストが合うのかも?)、大満足の修羅天魔だった。
メタルマクベスも、面白そう。


・・・・・・・・・

さて、相変わらずなにもない市場前駅から、赤坂へ

地球ゴージャス・・・映像でちらっとみたことしかなかったけれど・・・悪い予感が的中(´;ω;`)


柚希礼音をこれだけムダ使いできるのはアミューズならではだ

Shun先生、原田薫さんが共演しながら、ほとんど踊らないちえさま
なよなよと悩みまくるちえさま
そもそもヒロインのJUNがあて書きだそうだけれど、ちえさまの魅力をまったく引き出していない
どこに共通点があるのだ?


なんだ、これ?
看板に偽りあり、だな

Shunさんと原田さんが、演技も、歌も、できちゃうのには驚いたけど。

まったくテイストが合わない!

笑えないんだもん

笑う仕掛けは随所にあるんだけれど、テーマは妙に深刻ぶってて、でも、論理は破たんしていて、ぜんぜん入り込めなかった。
会場は、それなりにウケていたから、みんな、あまり深く考えてみてないのか、こういう論理破たんした状態で世の中が回っているのか
後者だと怖いな

JUNの置かれた状況は、すべて「あんたのせいやん」で終わるもの
ほかの登場人物は、テロリストとして養成されたり、内戦に巻き込まれたり、要するに世界のあちこちで起きている理不尽な争いに巻き込まれていたりする。サンディにいたっては、父親から虐待され、逆に殺しちゃったというまるで映画「愛のむきだし」(すごく気に入って、2回も観ちゃったやつ)状態の設定。

なのにラストで明かされるのは、人間が地球を破壊しているから、自然を大地に返すために「怒り」の感情を利用した新しい兵器をつくるらしい。

はあ?

地球の自然破壊と登場人物たちの慟哭は、まったく違う次元のものじゃん

気分なんだよな〜


一口に言って陳腐です。


自然環境とか、内戦とか、殺戮とか、虐待とか、そんなものを組み合わるだけで、社会性が出るわけじゃない。

最近のショー化されているニュース番組の影響を受けすぎじゃないのか?
あのショー化されたニュース番組は、日本人の論理思考の弱さを露呈しているゆえのこと。だから、毎日、イライラしちゃう。
観ていて、あら、ここにも…と思っちゃった。

いやはや、100歩譲って、ストーリーはどうでもいいけど、柚希礼音のムダ使いだけは許せない!

ちえさまの先輩方も、地球ゴージャスには1度は出演しているけれど、2度出演している人はいないそうなので、これに耐えれば、二度とこのようなことは起きないと思いたい。

ちえさまは、ゆり姐の最大最短の後継者なのに。
ゆり姐のあのセンターに立てるのは、ちえさまだけなのに。
ちえさま…愛するちえさまをもっと大切にしてあげてほしい

まあ、ご本人は、楽屋がとっても楽しいようで、新しい人脈づくりができて、芸の肥やしをたくさん得て、むだではないと思うけど…
でも、時間のムダは取り返せない…ちえさま、アラフォー・・・

というわけで、ちえさまのちえさまらしいかっこよさとかわいさとステキさ満載の舞台を切望するばあやは、相変わらずやきもきしまくりの日々なのだ
やきもきしながら、名古屋も、大阪も、観に行くけどね(笑)
お支えしなくっちゃ。

このどうしようもないフラストレーションは、REON JACK3で発散しまくるぞ〜(ちえさま風)

そうそう、西川くんは、陳腐なストーリーの中で一番?な役なのに、ゆるぎないなにかがあって、すごい人だ。
もう立ち位置を確立しちゃっているからゆえの心の広さ、なんだろう。
楽屋でちえさまのやらかすあれやこれやに、紅ちゃんに代わってつっこみまくってあげてくださいませ。
ちえさまにとっての一番の癒しなのですから


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2018年03月07日

宝塚大劇場 月組公演「カンパニー/BADDY 悪党は月からやって来る」

サラリーマンのたまちゃんと、わるいやつのたまさまの両方を一挙に楽しめるうえ、組子たちが、とっても楽しそうにやっていて、きゃあきゃあしながら、観られるいい公演だ〜!
1粒で2度おいしい、いや、10度くらいおいしい。

るりるりに流し目をがんがん飛ばされ、
ありちゃんのキレのあるダンスとかわいい笑顔にとろかされ、
れいこちゃんのコミカルさに笑わされ、
としちゃんのかっこよさにウキウキさせられ、
ダンス・ユニット”バーバリアン”にドキドキさせられ、
ちゃぴのキュートさにうっとりさせられ、
柔道家たまきちのがたいのよさとバッディのダイナミックな動き(好み♡)にズキュンと撃ち抜かれたり、
もうずっときゃっきゃしまくりの3時間だった。

若返りエキスをしっかり吸収しちゃった。

カンパニーは、石田先生、さすが〜!ヅカファンのツボを心得てはるなあと感心しまくり。
サラリーマンだし、そもそもスーツものは苦手だし…と、ぜんぜん期待せずに観たけれど、とても面白かった。
それぞれの役が、とてもばっちりな適役のうえ、見せ場もあって、組子たちのイキイキぶりが半端なかった。

上田久美子さんのレビューは、斬新な今まで観たことないものだった。
レビューには、だいたいのテーマ性はあるものの、一貫した筋のようなものがあるのは、ボレロとか、ノバボサノバあたりかな。
その路線からも、思い切り飛んでみました的なアプローチで、途中、なんだっけ?みたいなところはあるものの、たまきちの悪役ぶりを追ううちにどんどん引き込まれていった。
たまきち、成長したなあ。男役群舞の部分のダイナミックさに、ちえさまを彷彿とさせるものさえあった。
デュエットダンスも、ドラマチックで、実はこういうのを観たかったのよね〜とワクワクさせられた。

お芝居も、レビューも、かなり実験的な公演なのに、破たんすることなく、両方とも、とてもとても楽しませてもらった。
月組、やるなあ!
posted by Luna at 11:45| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする