2017年06月26日

お天気はままならない2 礼文島

翌日も曇り〜
お花畑散策だというのに・・・

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海を渡り礼文島へ。
利尻富士が美しかった。

きれいに整備された桃岩のトレッキングコース。
道の両サイドに花畑が広がる。

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サクラドウモドキ

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チシマフウロ

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イワベンケイ

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霧が出てきて、幻想的。

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木道は、次々に到着する観光客が登ってくるので、人がほぼ途切れることがない。
最後列を歩きながら、誰もいないところを狙って撮影してみた。

降りてきて、ランチで入った店のある海岸に、なんとアザラシがたくさん和み中だった。

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ちょっと遠いので望遠で撮っても、これぐらいにしかならないけれど、動きがかなり面白い。

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ガイドによると、4,5匹でいることはよくあるけれど、こんなに群れでいるところは珍しいらしい。
もっと観察していたかったけれど、自由時間の少ない団体行動。忙しい。

礼文で一番美しいと言われている澄海岬。
その名の通り、美しい海なんだけど・・・
曇天で透き通った青もさえない・・・とほほ。
それでも、なかなかステキな眺めだった。
絵葉書みたいな写真を撮りたかったな〜。

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そして、いよいよお目当てのレブンアツモリソウの群生地へ。

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盗っていく人が後を絶たないため、監視ボランティアを置いているそう。
盗っていっても育たないだろうに。
咲くまで時間がかかる花だそう。
野におけアツモリソウなのに。

自分では蜜も花粉も出さない花だとか。楚々としているけれど、人任せの甘えん坊みたいね(笑

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イワレンゲ。多肉植物の一種。
このときはかわいいけれど、育つと、あれっ?という感じになるとガイドさん。
なになに、そうなの?とググってみたら、なるほど・・・トウがたつと、こんなふうになるのね・・・おもしろーい。

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クルマバツクバネソウ

あ〜、ゆっくり花を愛でて、撮影したかったな〜。
また、来るしかないか。

途中、怒涛のごとく立ち寄ったウニ体験。
バスを降りて室内に案内されたと思ったら、用意された1人1個ずつのウニの前に立って、気が付いたら、ウニ割りの器具でウニを割っていたという次第。写真を撮る暇もなかった〜。
うにゅうにゅと黒い棘をうごめかせているウニのど真ん中に器具を入れてこじ開けるのは、ちょっと勇気がいったけれど、取り出した例のウニ部分を口にすると、ほのかな潮の味と濃厚なウニの味が合わさり、すべてを忘れさせてくれる。

そこで購入したウニの缶詰(お高い)を持ち帰ったところ、大変美味で、もっと買ってくればよかったと同行者たちとほぞを噛んでいる。
稚内港では、同じものがすでに1000円ほど高かったのでなおさら・・・

ラストは、スコトン岬。晴れた日には、サハリンが見えるということだけれど…
とにかく寒くて寒くて震えあがってしまった。
冬の寒さを想像すると…いやはや、人も、カモメも、すごい〜

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ホテルの前が桟橋で、利尻島に向けて、私たちが乗ったフェリーが出ていくところ。

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翌日は、もう朝から稚内に、この同じフェリーで向かった。
利尻から礼文への40分ほどの船上は、かなり揺れたけれど、今回の稚内港への2時間は、嘘のように静かな海だった。

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お天気はままならない1 利尻島

6月6日〜8日に北海道利尻&礼文両島に旅行。
国内で団体旅行に参加したのは初めてかも。
予想以上に団体行動で…笑

一応マクロレンズとタムロン16-300mmを持参。
重かった〜

が、マクロレンズでじっくり撮影している暇などもちろんなく、結局、使わないまま。
この旅のために、あわてて購入していったタムロン1本でなんとか撮影したけれど、ほぼ記録撮影。

新千歳空港では、利尻空港までの飛行機が強風のため飛ばないかも・・・などと言われ、飛ばなかったら、どうなるのだ?と不安にかられた。まるで30年前のモンゴル旅行じゃないの。あのときは、バイカル湖のほとりで帰る日に、ウランバートルまで悪天候のため、蚊トンボみたいな複葉機を飛ばせないと言われ、おまけに目の前でかけてもかけてもかからない不調のエンジンを目の当たりにし、青ざめた。
なのに、なぜかかかったエンジンは快調で、2時間半後くらいに気が付いたらウランバートルに到着していて、チャイナエアで北京にちゃんと到着したのだった。

などということを思い出しているうちに、飛行機は無事飛んで利尻空港に到着。
またしても旅の始まりを盛り上げるためのサービスだったのか?と勘ぐってしまった。
が、稚内からフェリーで来た人たちも揺れて大変だったとのことで、利尻礼文は元来風の強いエリアで、よくこんな状況になるらしい。

最初の観光地の姫沼に到着したころには、先ほどの曇り空がウソのように晴れ、これは幸先のよい旅の始まりだと思っていたら・・・

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結局、晴れたのはこのときだけ。あとは曇天続きの旅だった。

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ミヤマオダマキ

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マイズルソウ?

とはいえ、花はどれもかわいらしく、目を楽しませてくれた。

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倒れた木の上では、カモの親子が和んでいた。
クマのいない島なので、安心して森の中を歩けるのがいい。

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最北の海だけあって、なかなか迫力がある。

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6月なのにダウンを手放せない冷たい風の中、カモメが卵を抱いていた。
防波堤から、すぐそばの岩場に巣があった。人間よりカモメの方が多そうだもんね〜。

ガイドから語られた石碑の由来がとっても興味深かった。
江戸時代末期に、アメリカ人で利尻島に漂流してきたマクドナルドという人がいて、日本の英語通訳の礎になったとのこと。
そのことを書いた吉村昭著の小説「海の祭礼」の紹介もあった。
自治体に頼まれて吉村氏が島を取材するなどして書いたそうだ。
本に目を通してみたら、マクドナルドが生涯日本に滞在して・・・かと思ったら、森山というのちの外交官に英語を1年足らず教えて、アメリカの軍艦に引き取られ帰国。その後、その森山がぺリー来航のときなどに役に立ったというドキュメンタリーっぽい小説だった。

マクドナルドは、インディアンとの混血で、白人優位社会を脱出して、日本で活躍したいという憧れを持って、捕鯨船で日本近海に来た時に一人で離脱して、利尻に上陸。長崎まで移送され、そこで幽閉されながら、森山と交流し、英語の基礎を教え、帰国した。
その森山が、福沢諭吉にも英語を教え、外交の分野で大きな影響を与えた人物になった。
小説には、マクドナルドがその後、どうなったのかがほとんど言及されておらず、気になる〜。ただ、日本滞在記といった回想録は書いていた。

とても優秀な人だったのに差別されて、つらい目にあって日本に命がけで来たのに、もっと滞在させてあげたかったなあ。
歴史というのは、名前を残せた人だけじゃなく、名もない人たちの積み重ねなんだなとも。
森山の生涯を大河ドラマでやったら、面白そう。

この夜、宿泊したアイランド・イン・リシリのサービスがとってもよかった。
また、泊まりたい!
ゆかたなどのロゴマークが「R」だしね(笑

朝、4時起きしての朝日。

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2008年09月02日

北の大地から 番外編

おかん料理の会で出会ったfu-soraの滝澤博良さん・愛美さんご夫妻。

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タダモノではないパン屋さんなのだ。
パンを追求していったら、小麦づくり、製粉、全部自分でやらないと気がすまなくなって、北海道に8年前に移住。およそ1年前にfu-soraを開業。

このパンのおいしいことといったら!
さすがです。
ホームページには小麦栽培や小麦の製粉情報が満載。
飯尾醸造さんもそうだけれど、農と食がしっかり組み合わさると、本当にいいものができるのだと確信させてくれる。

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宴会の夜の部に出てきたこのエビがやたらとおいしく、みんなで「うまい!」を連発。
スーパーの安いものとはまた違うそうで、いや、ほんと、止まらないおいしさだった。気になったので旭川のスーパーでチェック。1パック400円ほどで売られていたけれど、ずいぶん小さいし、色もくすんでいて確かに別モノでした。

そして、初めて見たのがこれ。

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八列とうきびというもの。
不思議な実のつけ方で、一列きれいにないのので、ちょっと損したみたいな感じ。
札幌八列という在来の品種が元になっているとか。

焼いて食べるとおいしいということで、炭火で焼いてみたけれど、はっきりした味がなくて、もちっとした食感。たまたまだったのか、そんな味なのかは不明。

今回の「おかん料理」の会場になったのが、遠軽の山の中にある瀬戸瀬温泉のその名もそのまま「セトセ温泉」。

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地元民御用達のアルカリ性単純泉の温泉は最高の湯質。もちろん源泉かけ流し。なんとこの温泉旅館内の蛇口はどこをひねってもお湯しか出てこない!水が出てこないのだ。
旅館はかなり老朽化していて、調理室の床は抜けてしまったので、料理などは出していない。素泊まりのみ。お肌つるつる、温度もちょうどよくて、ゆっくりのんびり入るには最高のお風呂だった。風呂場は清潔で、旅館ほど老朽化しておらず、快適。

最後にこういうものが出始めたんだなあと感心したのが「northern style スロウ」という北海道のよいもの、面白いこと、人をおしゃれに取り上げた雑誌。これを見ていると、あー、ここも行きたい、これも買いたいというものばかり。特産品とかみやげ物とか観光地とかではない、地元目線の新鮮ネタが満載されている。

首都圏発の雑誌の休刊が相次ぐ中で、この「スロウ」は毎号完売しているとのこと。北海道でしか今のところ販売されておらず、道外のファンが手に入れて喜ぶという面白い現象も起きている。
昨年から、あちこちでこんな元気な情報誌を手にすることが多い。
大都市圏で集める情報なんて、似たり寄ったりだから、とっても新鮮。
地方の暮らしの質を高める大きな原動力になりそう。




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2008年09月01日

北の大地から お手は宝や その2

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この手は、前のページでご紹介した平間正一さんの奥様の静枝さんの手です。

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静枝さんがこねているのは「いももち」

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いもを杵で搗く。根気よくこねて、搗いていくと粘りが出てきて、もちのような食感が出てくる。皮と実の間にでんぷんがあるので皮を剥かないのがポイントだとか。

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「まだまだ、もっともっと…」と指示を出しているのは、83歳の服部翁。
「いももち、食べたか?昔は芋が主食だったんだ」と何度もおっしゃっていました。
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2008年08月30日

北の大地から お手は宝や

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北の大地、遠軽で80年近く生きてきた人の手。

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平間正一さん。
60年以上前に馬喰だった父に払い下げられた大地を譲り受け、耕し続けてきた。耕した土の下は粘土質で決してよい条件の土壌ではない。その地でりっぱに子ども3人を育て上げた。が、農業を継ぐ人はいないという。
今は、つくった野菜を家の前で売ったり、べにや長谷川商店と在来の豆づくりをしている。

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この手は、豆問屋として54年間、北の大地の豆づくりを見てきたべにや長谷川商店の2代目長谷川清繁さん74歳の手。

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二人とも、「重い米や豆を担いできたから、指がまっすぐに伸びなくなったよ」という。
「豆のことは90%はわかったような気がするけれど、後の10%は未だにどうもわからない」という長谷川さん。
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2008年08月29日

北の大地の今

片品のサル襲来事件の顛末は「片品生活塾」のブログをご覧ください。ブログには書かれていませんが、裏話も興味深々です。地域は一筋縄ではいかない。その間隙をついて、サルたちは襲来してくる。それも白昼堂々と。

ちょっとネット圏外=情報圏外にいる間に民主党は妙なことになっていたみたいだけど、生産の現場も再編が必要ですな。

帰宅してテレビをつけたら、「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」をやっていて、今日のテーマは「農業」
最後の方しか観られなかったけど、大田が「農業経営の現状は、一般の我々にはとてもわかりにくい状況が生まれている。自分で工夫してがんばっている農業者と、そうでない農業者がいて、後者の方にJAがのかっていて、その上に国=自民党がのかっているんじゃないのか」といったようなまとめをしていた。門外漢にしては鋭いゾ、大田!と思いながら、夕食の準備をした。

さて、札幌から石狩へ、そして網走の手前の遠軽に出向いていました。
石狩は、風土倶楽部の社運をかけたプロジェクト第2弾に関する重要視察、なーんちゃって(う、ふ、ふ)
そして後半の遠軽は「おかん料理大集合」に参加するため。
感動の嵐でした。
すっかりこれからは北海道だ!なんて気分になって帰京。
ついでに体重もちょっと増加、したかも。

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とはいえ、いいことばかりでもないです。
ひまわりが見守る豆畑。
さて、ここで今、何が起こっているのか。




ラベル:農業 片品村
posted by 風土倶楽部 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする