2017年01月06日

シアタークリエ「お気に召すまま」

ストレートプレイのちえさま(柚希礼音)をこんなに早く観られるとは思っていなかった。
勝手に音楽劇だと思っていたんだけれど、ちえさまは最後にちょこっと歌うだけ。
伊礼彼方さんは、ちょこちょこ歌っていたけど。

謝先生が、ストレートプレイをやってみたらいいよと退団前にアドバイスされていたっけ。
そのときは、小さな劇場でちえさまのストレートプレイを観られる日はいつになるのだろう…たぶんかなり先だろうな、と思っていたのだった。

クリエは600席ほどのまさに小さい劇場!
むふふ・・・

が、しかし、シェイクスピアは、やはり手強かった!

そもそも400年ほど前に上演されたお芝居なのだ。
価値観だって、社会状況だって大きく異なる。なのに普遍的な人間のすべてが込められているから、今も、常に上演されている。
でも、やっぱりセリフは当時の香りがぷんぷんするし、状況設定も、今に当てはめるのはなかなか難しい。
特に誰かが誰かのふりをするというシチュエーションがやたらと多いのだ。
この「お気に召すまま」も、そのシチュエーションで成り立っているお芝居。
要するにロザリンドが、ギャニミードというオトコになって、自分の惚れた人に恋愛指南をする。

そんなんありえへん。

おまけに舞台は1600年ではなく、1960年代のヒッピー全盛期に設定。

かなり頭の柔軟さを観客側が要求される舞台なのよね。

で、ばあやは、このところ、かなり頭が固い。
なので、脳内補完がなかなかうまくいかず、初回は、ついていくのが精いっぱいだった。

ちえさまは、ロザリンドのときはかわいく、まあ、いわゆる「ちえ子ライトバージョン」で、ギャニミードのときは、まあ、いわゆる宝塚っぽくて愛短のフレッドや、再会のジェラールみたい。

その瞬間、瞬間は、きゃ!ちえさま♡みたいになるんだけれど、やっぱりジェラールがいい〜、と正直なところなってしまう。
最後には、オトコ、オンナ、どっちなんだ、はっきりしてくれ〜となった。

ちえ組の中には、ちえさまがやっていれば、なんでもいいという盲目のちえファンがいる。
私は、やっぱりドキドキ感が欲しい。
バイオハザードのリサは、オンナなんだけれど、かっこよくて、目が離せないシーンがたくさんあったんだけど。。。

ロザリンド、確かにかわいい。チャーミング。
でもね、でもね・・・

ちえさまは役作りが大変だったと話しているけれど、どうみても、ちえ子の延長線上。
ギャニミードも、普段のちえさまっぽい。

それだけぴったりの役と見るべきなのか、女優の場合、素を出していかざるを得ないのか。
どうもファンの心情としては複雑すぎて、正直なところ戸惑いの方が大きい。

でも、やっぱり大好きだけどね♡

ただ、一つ言えることは、年度末にもかかわらず、REON JACK2はチケット難必至ということ(笑
ファンの心理が手に取るようにわかるコアファンの一人…(笑

というわけで、メイヤーさんの「お気に召すまま」は、もう一度見てから、感想を書こうっと。








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2017年01月02日

宝塚大劇場月組「グランドホテル」「カルーセル輪舞曲」

1月2日11時公演を観劇。
龍真咲が観劇に来ていた。あのファッションセンス…らしいといえばらしいけど。

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新生月組、とっても♡♡♡
たまきち(珠城 りょう )、ちゃぴ(愛希 れいか )、みやちゃん(美弥 るりか)の3人体制がとても新鮮だ。

BSプレミアムで早速、レビューの「カルーセル輪舞曲」は放送があったので、グランドホテルの方を中心に感想を書き留めておこう。初日から2回目で、すでにNHKの収録(ちょうど観た回)、そして翌日に放映・・・太っ腹劇団だ。かつてこんなことはあったのかしら。それだけ今回の公演には自信があるということ?
確かに映像で見るのと、生の舞台は違うけどね。特に「グランドホテル」は必見の舞台だし。1年に1、2回、こういうクリーンヒットを打ってくれるから、宝塚はやめられなくなるのよね〜。

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「グランドホテル」
とにかくちゃぴのグルーシンスカヤが素晴らしい〜!
全盛期を過ぎ、観客からそっぽを向かれ、踊ることに興味を失ってしまったプリマの悲哀や誇りを見事に表現していた。そして、たまきち男爵との恋で、乾いた大地に雨が降り注ぎ、植物が芽を冷まし、双葉を出すように命を輝かせ始める。その儚い命の炎が、ちゃぴから立ち上ってきていた。
昨年見た安寿さんのグルーシンスカヤに勝るとも劣らない。

ちゃぴ、すごい〜!
特に男爵と恋に落ちていく過程の色気は、宝塚の娘役になかなか出せないもの。お見事!
ちゃぴ、できるだけ長くトップ娘役をやってね。

たまきちは、ちょっとまだ遠慮気味だけれど、名ばかりの貧乏貴族の人のよい泥棒を品よく演じていた。
映画の男爵も、こんな感じだった。

たまきちはクセがなくて、本当によろしい。
正統派のトップ。これからが楽しみだわ〜。ガタイがしっかりしているのが好き。ちえさまタイプ♡

そして、ものすごーく頑張っているのがみやちゃん。
オットーは、病気の簿記係。会社でどんなにがんばっても報われなかった人生を取り戻そうとグランドホテルにやってくる。そのオットーが男爵やフラムシェンと関わることで人生を取り戻していく過程を、とても丁寧にわかりやすく演じている。ラストシーンのオットーをどれだけ希望に満ちたものにできるかが、この作品の大きなポイントだけれど、しっかり決めていた。歌やダンスも◎ みやちゃん、やったね!

ありちゃん(暁 千星)のラファエラは、もう少し女性的な部分も出してもいいと思ったけれど、歌はすごく歌えていた。ありちゃん、進化中。

早乙女わかばのフラムシェンは、自分の夢のために必死でチャンスにしがみつこうとしている若い女を好演。歌がもう少しなので、頑張って〜。

華形 ひかるのプライジングも、好色な社長をうまく表現していた。レビューの方の歌がイマイチだったのがとてもとても残念。

演出も、赤坂アクトシアターのときは、机とイスの使い方が不自然だったけれど、今回の宝塚バージョンは、物語の流れを中断させることなく、スムーズな展開だった。場面の移り変わりが見事。
2時間05分ほどの公演を1時間35分ほどにまとめたため、物語が凝縮され、濃密になった気がする。宝塚、やるなあ。

音楽がどれもステキで、何度でも観たくなる。

レビューも、華やかで、若さあふれるメンバーで、舞台の上をさわやかな風が吹き抜けていくようだった。
千海 華蘭ちゃんのかわいさも、目だっていた。

月組、とっても楽しみな組になったな〜。

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2016年12月24日

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」

ううっ💧

まさか、スターウォーズで泣く日が来るとは・・・

でも、泣けた〜。

T〜Vは、ずっと惰性で見ていた状態だし、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」なんて、ぜんぜん覚醒しないで、気絶しそうだったもん。

ついに、ついに「帝国の逆襲」以来の感動と満足感を味わう日が来た!
スター・ウォーズは、WとXを越えられないと思っていた。
が、ついに並ぶ作品が登場!

これを見たかったのよね〜。

登場人物たちの人生が凝縮して描かれていて、夢がないといえばいえないことはないけれど、背負っているものから逃れようとしながらも、フォースの命ずるままに自分のなすべきことに立ち向かっていく。

ううっ・・・また、泣いちゃう。

あ、それって、「バイオハザード ヴォイス・オブ・ガイア」のちえリサたちと一緒だ…

と、いつものようにちえさまに戻っていく私。


もとい!
ローグ・ワンは、はぐれものといった意味があるそうな。
1977年、1980年のスター・ウォーズのはぐれものは、ハンソロだったけれど、2016年のはぐれものは女性のジン。
ジンの強いまなざしにやられた〜。囮になったりして、ハードな任務をこなしていた男たちを従えて、敵地に乗り込んでいくところが、もうちえリサ!

あ〜、また、ちえさまに戻っちゃう。

でも、結局、そういう時代なんだろうな〜。
オンナはお茶汲みという時代に社会に出た私としては、隔世の感あり。

ラストの美しい海のシーンが、胸に迫って、泣いてしまった。
そして、エピソードWへの橋渡し。

完璧やん♡

そりゃあ、ツッコミどころはある。
ドニー・イェンが、棒で戦っちゃうところも、考えてみれば、そりゃあムリだろう、なんだけれど、ドニーがやっているから、納得。そして、ちえリサもゾンビと棒で戦っていたし…。

いろいろと符合の多い「ローグ・ワン」と「バイオハザード・ミュージカル」
などと考えているのは、世界中で私だけだろうな〜。

ま、いっか。

とにかく、スター・ウォーズが、また、私の元に戻ってきてくれたといううれしさに昨日から浸っている。
そして、エピソードWをもちろん鑑賞。
全部持っていると思っていたら、なぜかUだけない・・・ま、なくていいけど。

今までの3倍くらい楽しめた。
あの設計図は、ジンやキャシアンたちが命を賭けてゲットしたものなんだ!と思うだけで、何倍もドキドキした。

39年の時を隔てて、大きな環が閉じて、スター・ウォーズは希望をつなぐ話だったのだと思い至った。

ありがとう、ローグ・ワン!



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2016年12月17日

新国立劇場マンスリープロジェクトと東京芸術劇場「紛争地域から生まれた演劇」

シェイクスピアは、つい、気になって手をだしちゃう。
今回の「ヘンリー4世」も、浦井くんがハル王子?B作がフォルスタッフ?面白そうじゃないの…というノリだったし。
と、演劇好きの友人に言ったら、もともと大衆演劇だったのだから、軽い気分で見るのでよいのだと。
そういわれると、なんだかほっとする。

でも、やっぱりちょっとお勉強してみようかなと、新国立劇場マンスリープロジェクトの「ヘンリー4世の魅力と、いま日本語でシェイクスピアを演じるということ」を聞いた。

世界でただ一人37作品全部を演出したという演出家の出口典雄氏による講義。
その出口氏が1975年に旗揚げしたシェイクスピアシアターのために全戯曲を翻訳したのが小田島雄志氏。
宝塚のシェイクスピア作品をやるときに監修しているからというわけではないけれど、シェイクスピアの訳といえば、小田島氏だと思っていたのだけれど、福田恆存氏とかなりバトルがあったそう。
知らなかった〜。

日本人は詩を語ったことがないのだが、英語圏の戯曲は詩と散文に分かれている。
確かに!
舞台で詩を語っているのなんて見たことがないけれど、シェイクスピアの戯曲には、あちこちに詩が出てくる。
だから、日本語でやるときには、演出家主導で読み方をつくらないといけないんだそうな。
そもそも最初に翻訳した坪内逍遥が、詩と散文を分けて訳してなかったそうで…
日本人にとっての詩というのは、俳句や和歌だから、朗々と読み上げる詩とはかなり大きな違いがある。
あのシェイクスピアの饒舌さには、詩も入っているから、なのかな。
小田島氏は詩人だから、そうした部分をうまく訳すことができたそうな。

言葉が状況を決定していく。
そういう意味でシェイクスピアは、観客に親切ともいえる。

シェイクスピアの作品には、権力と恋に取りつかれた人々が必ず出てくる。
権力や恋が絶対的なもので、それらにとりつかれて、取り違えたり、間違えして物語が進む。
ロミオとジュリエットなんて、恋に取りつかれた10代の若者が3日間で人生のすべてを知り、人生を終えていく話だ。


そして、ハムレットは後ろ向きに前に進むんだとか。

うーむ・・・わかったような、わからないような・・・でも、なんとなくわかる。

シェイクスピアは、相対的に物事を見ていく。
いいは悪い、悪いはいい・・・てな感じで価値の相対化をする。

さて、お気に召すままはどうなんだろう。
ちゃんと最初から最後まで観たことがないお芝居なのよね〜。
シェイクスピアは、比喩が多くて、セリフが膨大だから、観ている方もエネルギーがいる。
ちえさまが出ていなければ、あまり触手は伸びなかったかも。


「紛争地域から生まれた演劇」のイランの作品を観劇。これって、観劇なんだろうか…70人ほどの観客が、初めて台本を手にする役者と脚本に翻弄されながら、進行するというもの。作者は、兵役を拒否したため国外に出られない若手作家。自由を求めて、演劇の脚本で行けるところまで行こうというもの。行けるところって、どこ?この変わった脚本は世界20か国以上で上演され、あのラミン・カリムルーも、BWで演じたというので好奇心を刺激されてしまった。もちろん寝ている暇なんてなかった(笑 抑圧されている状態とは、こういうことか〜みたいな感覚を少し味わったような気がする。ほんの少しだけどね。
日本は平和だな〜。


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2016年12月03日

Act Aginst AIDS 2016

行かないつもりだったのに・・・つい・・・

ちえさまの吸引力がすごすぎて・・・行ってしまった。

会場は満席で立ち見もたくさん。
あわててゲットした割には、2階席だけれど、南東のまあまあの席だった。

でも、やっぱり舞台の上のちえさまからは遠かった〜。
舞台の上を観たり、スクリーンのちえさまを観たりで忙しいことといったら。
あ、オペラグラスも。
あわあわしているうちに、あっという間にMaybe ifが終わってしまった。

がっくりしていたら、なんとミュージカルコーナーでロミジュリの「世界の王」を壮ちゃんたちと一緒に踊って、歌ってくれた!!

私的には興奮の坩堝だったんだけれど、なんせ一人なもんで、ペンライトを振り回すのがやっとだった。

ううっ、やっぱり遠い席はつらい。おまけにお隣は、どうやら春馬ファン。
アウェイ感いっぱい。ぐすっ。

でも、このライブは、豪華なメンバーが、いろいろコラボしてパフォーマンスを披露してくれるかなりお得感満載のイベントだということがよっくわかった。
昨年は1300万円ほどをラオスの子どものための病院に寄付できたとのこと。
音楽を3時間近くたっぷり楽しんで、寄付もできちゃうなんて、チャリティコンサートってステキ♡

24回も続けているとは、びっくり!
ちえさまのおかげで、またまたこういう活動を知ることができました。

ちえさまも、とっても緊張していたらしい。その緊張が、遠い席なのに伝わってきたし、May be ifのときにマイクや音響の調子が悪く、ばあやはハラハラしてしまった。ファンというのは疲れるものだ…。
ささやかなペンライトが、少しはお目に留まったかしら。
武道館ライトだと、単なる棒状にしか見えないと思ったから、Rのペンライトにしたんですけど…。
ちえさまの各種ペンライト、揃っているもんね(笑
退団公演のも、ちゃんと会場に行けたから、2本ともあるし。

AIDSは、まだまだ世界で猛威を振るっているのね。
このところ、知的障がい者の福祉施設とコラボして、プロジェクトを始めたので、そちらのお勉強に忙しく…。
こういう楽しいことで、少しでも貢献できるなんてステキ。
プロジェクトでも、こんな大がかりなイベントはムリだけれど、ささやかなチャリティコンサートをやってみたいなあ。

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2016年11月30日

新国立劇場「ヘンリー4世」

ミュージカルが続くとストレートプレイを観たくなる。
シェイクスピア、けっこう好き。
深淵なセリフがちりばめられていて、引き込まれる。

2時間40分(休憩20分)の第1部「混沌」初日を観劇。

毎回思うのは、役者の人は、どうやってあの膨大なセリフを覚えるのだろう?
それも、やたらと比喩の多いシェイクスピアの持って回ったあのセリフを。

「ヘンリー4世」の物語は、なんといってもフォルスタッフが有名。
9月に宝塚の月組でやった「フォルスタッフ」のベースはこれね。

佐藤B作さんのフォルスタッフが、とても愉快だった。
狡猾で自分勝手でやなやつなんだけれど、どこか憎めない。
いや、憎めるか(笑
でも、人間はあんなものだよね・・・と思わせてくれる本音で生きているオッサン。
それがフォルスタッフ。
B作さん、当たり役なんじゃないかなあ。

王子さまに生まれたのに、自分を持て余しているハル王子が、状況や人にもまれながら、だんだん王としての自覚を持っていく過程を丁寧に描いている。

シェイクスピアは、人の心の動きをセリフにのせて縦横無尽に物語を紡ぎ出す。

1幕は、横文字名前(当たり前)だらけでややこしくて、気絶を何度かしてしまった。
一応予習はしてきたけれど、実際に物語が動き出すと、誰が誰だっけ?状態。
でも、だいたい人物の把握ができたころから覚醒。

2幕は、敵対関係がはっきりし、戦場の場面が中心になるので、スピーディでスリリングで、とても面白かった。

大人たちの思惑に翻弄されてしまうノーサンバランド伯の息子パーシーが、かわいそうになった。
彼自身が直情型の人間だからこそ翻弄されてしまうのだけれど。
岡田健一のホットスパー、破滅型人間で真田丸の毛利勝永に通じるものがあった。
死に場所を探しているのが共通?

ハル王子は放蕩三昧しながら、人間観察をし、本来の自分に目覚めていく。

浦井くんは、1幕ではやんちゃな王子、2幕では、目覚めつつある王子を的確に表現。
ラストシーンの王と肩を並べて去っていくシーンが、かっこよくて、ちょっとドキッとした。
(ちえさまがやってもいいような役よね〜・・・って、もう男役はしないのよね・・・)

ハル王子がヘッドフォーンをして、クィーンの曲が流れる中、登場する冒頭。
トレンチコートのような服装で出てきたりと、現代的な小物が使われている。
シェイクスピアって、ロックなんだろうか。
人間の思惑が入り乱れるところにロックあり?
現代と14世紀ごろのイングランドをつなぐ面白い試みだと思った。

やっぱりシェイクスピアは面白いな〜。
2部も、観たくなっちゃった。
でも、10月、11月と派手に観劇三昧しちゃったので資金難・・・
うーん、どーしよう〜。
来年早々には、「お気に召すまま」が待っているし・・・。

ちえさまが、シェイクスピアのセリフを言うなんて・・・うふ♡ 楽しみすぎる♡
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2016年11月17日

ミュージカル「バイオハザード ヴォイス・オブ・ガイア」

前楽、大千秋楽を梅芸で観劇。
ただ、ただ、ステキで言うことなし。
ツッコミどころは、もちろんいろいろあるけれど、もうどうでもいい。
「恋は盲目だね」というゼルグのセリフをいただいておこう。

ちえさま(柚希礼音)にますます惚れてしまいました〜。

退団後、初の主演ミュージカル、初の女性役。
ドキドキしたけれど、結局、ちえさまは、ちえさまだった。
かわいくて、かっこよくて、オトコマエで、一分の隙もないお芝居で、私たちを魅了し続けてくれた。

あれだけ第一線のプロの俳優やダンサー、アクションの方たちを座長として束ね、最高の演技を引き出す。
その力が舞台の上で結集していくさまをまざまざと見せてもらった。
本当に幸せなひとときを、そして、東京初日からの幸せな1か月半を過ごさせてもらい、大感謝。

今日は、やり切った感はあるものの、とてつもなく寂しくて、アドリア海の城郭都市においてけぼりをくったような気分。
もう「ちえ切れ」

は〜、ちえさまは、人の心をつかんで離さない恐ろしいお人です。

さて、次の武道館はバイオハザードで心がいっぱいでチケットを取り損ねたので、12月はおとなしくしているつもり。
次は、1960年代のアメリカにトリップさせられるのね。
来年4月20日まではノンストップでちえさま。
しあわせ〜♡

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2016年11月14日

東京宝塚劇場星組新人公演「桜華に舞え」

バイオハザード大阪公演に忙しくて、10日に観たのに感想をアップする暇がなかった。

恐るべし、新公。
本公演では泣けなかったのに・・・

泣けた。

明治維新の熱気が若いメンバーだからこそ、びんびん伝わってきたのかな?
ぴちぴちの勢いのある志士たち♡♡♡

頭部が小さくて、足が長くて、かっこいい志士たち♡

明治維新のときにはいなかったね(笑

桐野役の天華 えまが、めらめらオーラが立ち上って、よか〜っ!
音咲 いつきの西郷さん、やるね〜!

この二人の演技におお〜!と思いながら、楽しみました。

綾 凰華の隼太郎と桐野のかけあいは、本公演を上回っているシーンもあった。
軽いアドリブのようなコミカルなやりとりがあるなど、余裕もあったように感じられた。

しどーくん(紫藤 りゅう )八木、がんばったね〜。
体系が細くて、不利だな〜。
八頭身のジェンヌにとっての宿命。でも、そこをなんとかクリアするのだ!

残念なのは立ち回りだった。
ラストの見せ場のえまちゃん、登場のときはかっこよく決めていたけれど、刀の扱いがね〜。
振り回しているだけに見えてしまった。

課題、ですな。

でも、星組の未来は明るい!と確信した新公だった。


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2016年11月09日

東京宝塚劇場星組公演「桜華に舞え」「ロマンス」

なぜかうまくタイミングが合わず、ようやく2階B席12列センターで観劇。
鹿児島弁が強烈で、おまけに絶叫型のセリフが乱舞して、セリフがほとんどわからない〜・・・

まあ、ストーリーは西南戦争をクライマックスにしたものだから、なんとなくわかったけれど。
黒豹よりは、わかりやすいし、感動しやすい内容だった(笑

このお話は西郷役に説得力があるかないかで、泣けるかどうかが決まる。
さやかさん(美城れん)、すごすぎる〜。
再来年のNHKの大河でさやかさんに西郷さんをやってほしいと思わせられるくらい包容力のたっぷりあるステキな西郷さんだった。

大久保役の夏美よう、岩倉具視役の美稀千種の上級生が、しっかり要を抑えていて、物語の骨格がはっきりしているのが気持ちよかった。

みっちゃん(北翔 海莉)のラストの立ち回りは、かっこよかった〜。
あの見せ場をきっちり抑えるみっちゃんは、やっぱりすごい。

そして、ことちゃん(礼真琴)
もうショーブランへの期待が確信となった。すごいショーブランになること間違いなし。

あーちゃんの演技力にも、ちょっとびっくり。目立たない役だから、難しいと思うけれど、存在感をきちんと出していた。ふうちゃんが、ちょっと食われちゃったかもね。

さて、次期トップの紅子(紅ゆずる)
どうもみっちゃんと芝居がかみ合ってないのよね〜。こうもりのときもだったけれど。
なぜなのか…
どちらも1回だけしか観てないから、どうしてなのかはわからないけど。

あまりにも演技のスタイルの違いすぎる二人だから?
外部の公演なら、絶対に顔を合わせることがない役者の組み合わせという気がする(笑
宝塚は、同じ顔触れだからね。
二人を同じ舞台上で観ていると、明治座と2.5次元ミュージカルが同居したような感覚になっちゃうのかも。
紅子の引き出しには、ガイズ&ドールズのネイサンがたくさん詰まっているみたいで、ちょこちょこネイサンが顔を出してしまう。

ラストシーンのみっちゃんを抱きながらのセリフは、あまりにも絶叫していて、ちょっと引いてしまった。

ショーは、どのシーンも「ロマンス」していた(笑
ショーでも、ひたすら目を離せないのはことちゃん。
オンナになったり、はるこちゃんを相手に燕尾服で美しく舞ったり・・・
ああ、もっと観ていたいことちゃん♡

さやかさんが銀橋で歌う曲は、コーラスを付けずにもっとしっかり聴かせてほしかった。
歌も芝居も素晴らしいさやかさんが、いなくなるなんて、本当に残念。
ロミジュリのときの乳母も、素晴らしかったな〜。

紅子の時代は、どれほど続くのかしら。
2番手がトップを食うほどの勢いがある組は安定すると言っているヅカ友もいるけれど・・・
スカピンも、がつがつに食ってくると思うよ〜(笑
それに紅子がどう応えていくのか。
観客としては、楽しみだけど。

とうこさん(安蘭けい)は、スカピン初演で大化けしたレジェンド(ちえさま)を従えつつも、まったく遜色のないステキなパーシーを演じていたっけ。さすがとうこさん!
とうこさんには、レジェンドちえさまが真似できないあの素晴らしい歌声があったし、余裕たっぷりの芝居心があったもんね。
さて、紅子、どんなパーシーをつくるのか。
勝負のときだね。



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2016年11月01日

東京国際フィルムフェスティバル「笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ」

超高齢化社会で100歳越えがごろごろいる時代に突入しつつある。
我が家の90歳の口癖は「90歳にならないと、このつらさはわからへん」
自分のわがままを通すときに錦の御旗のごとくこの言葉を必ずいう。
そして、「つらい、痛い、あちこち痛い」と、日々つぶやいて、じっと横になっている。

90歳になってみないとわからない・・・心の中で「そら、わからへんわ…」とつぶやいてしまう。
じゃあ、100歳を越えちゃった人は、どうなるのだ?毎日、つらい、つらいと言いながら生きているのか?

そんなことを毎日考えるようになって出会ったのが笹本恒子さんだった。
テレビ番組で観た恒子さまは、大腿骨を骨折したため車いす生活を余儀なくさせられてはいるけれど、お肌つやつやで、はつらつとしておられた。

そんな恒子さまのドキュメンタリー映画ができたというので、思わず飛びついてしまった。
おまけに上映後に記者会見まであるとのこと。
生の恒子さまを見ることができる稀有なこの機会を逃す手はない!と。

本物も、やっぱりすごいパワーだった。頭脳明晰、言葉も明瞭。
「私、102歳になっちゃったのよ。うふ」

「笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ」
二人の人生を駆け足で辿り、現在と重ね合わせるドキュメンタリー。
一番印象的だったのは、笹本さんが住んでいたマンションの1室から、ベランダ越しに目の前に広がる都心部の風景を見ながら、「死にたくなるようなこともあった」(といったような言葉だったかと)とおっしゃっていたこと。そりゃあ101年も生きていたら、いろいろあるのは当然。でも、なんだかほっとするような一瞬だった。
とても強い意志で生き抜いてきた笹本さん。そんな人にも、もちろん山あり、谷ありだったのだと。

むのさんの反戦を強く訴える生き方は、とてもわかりやすく力強かった。
ただ、シールズを出したのは、かなり疑問。単なる大学生たちとの対談にしてほしかった。

「笑う・・・」というタイトルがついているのだけれど、むのさんの最後の様子が衝撃的。
一度は死線をさまよいつつも、復活。その37日後に逝去。
画面では、少なくとも「笑う」状態ではなかった。

上映が終わってからの記者会見で、観客から、まさにこの部分の質問があり、会場に来ておられた息子さんが「最後に微笑んで亡くなりました」とあったので、救われた気がした。が、映画だけ観る人にとっては、やはり疑問が残るだろう。

監督によれば、どう死ぬかが最大の課題になっている今、泣きながら生まれ、笑いながら死ぬという仏教の言葉を問いかけたかったそうな。

101歳を生き抜いたお二人の生命力と前向きな気力には、勇気をもらえたけれど、「笑う」という部分は、映画からはあまり伝わってこなかった。
記者会見に登場した笹本さんのほほえみを一目みれたことの方が大きかったかな。



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